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残業の良し悪し


「残業が多い人は生産性が低い人が多い」という一般論に、
「そうだ!」と思う人と「そうじゃない!」と思う人がいると思います。

前者は生産性を上げようとしている人で、
後者は実は生産性が低いのに気づいていない人でしょうか。
すでに効率よく働けている人や、仕事に人生をささげ残業を残業とも思わない人の場合は、あまり気にしないのかもしれません。

残業の良し悪しを考える時に、
個人の適正化か、会社全体の適正化の視点かでかなり違ってきます。

経営側から見れば、
残業代に見合った働き(成果)ならどれだけの時間でも支払うし、見合ってない働きやスキルなら生産性をあげてくれという話です。

つまり、残業成果と残業時間の給料がみあっているかどうかが問題です。

サラリーマン側から見た時には、
・本人も頑張っているつもりで悪意はないが、効率を気にせず慢性的残業をする。
・事前申告もなく勝手に頑張って、違法となるような勤怠時間を付ける。
・毎月慢性的な残業代が生活費に組み込まれているから、しなければ。
・家に帰ってもやることないので居心地よい会社で過ごしている。お金になるし。
・少し残業をしていった方が、頑張っていることをアピールできる。
・残業の時間帯の方が、雑談とかで同僚と仲良くなれる。
                  などの事情がありそうです。

さらにいえば、
会社全体の適正化を考えるには、
客観視するためのある程度の知的レベルや経験が必要なのかなとも思います。

だから全体適正化をあまり考えられない職場では、
昼間の仕事の生産性に関係なく、残業しない人を責める
ということが起こりうるのだと思います。

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