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英会話ペラペラ講座

小学生高学年ぐらいから大人まで、2週間で実感し始め、3ヶ月でペラペラになることを目標に、ペラペラプログラムをまとめてみました。

概要は、この7ステップです。

①自分がよく使う単語を日本語で200単語ぐらい探す

②使う英単語200ぐらいを淡々と繰り返して覚える

③文の言い回しを50ぐらい覚える

④カタカナ英語で、英文は、単語をひとつひとつ発音されているわけではなく、勢いとリズムで話されていることを体感する

⑤シャドウイング訓練で、リズムやアクセントを体に染み込ませる

⑥文の種類(肯定文、疑問文など)、主語、時制、を瞬時に英文で表現できるよう訓練をする

⑦日本語をそのまま翻訳するのではなく、英語で3語で言い換える訓練をする

① まずは自分が使いそうな単語(日本語)を洗い出してみる
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日本語で、つかいそうな単語を洗い出してみる。
日常生活だったら日常生活用の単語があるし、旅行だったら旅行用の単語があります。
あなたが今使いたいシーンの単語を洗い出してみます。

そうすることで、とりあえずあなたが伝えたいことは、片言でも伝えることができるようになります。
洗い出してみると、意外と使う単語は限られていることに気づきます。

とりあえず、動詞を中心に使いそうな言葉を、日本語で書き留めてみます。
その書き留めた日本語を、辞書で英単語にして、自分だけの単語帳をつくります。

準備する単語の目安
50の動詞〜
150の名詞、形容詞〜


まずは、この段階で、単語だけで片言で話すことができるようになります。

単語を並べるだけで会話をしてみましょう。
単語プラスちょっとした短文を思いつくままに並べます。
会話は学校のテストではありませんので、違う学校とはちがった癖をつけます。

例:
私はサッカーが好きです      ≒ 私 好き サッカー
トイレに行きたい         ≒ 欲しい トイレ 
出身はどちらですか?       ≒  どこ 国 から?
                 ≒ から? 中国
地元の名物和菓子をいかがですか? ≒ どうですか? 食べる 甘い ローカルの
コーヒーか紅茶をいかがですか?  ≒ どうですか? コーヒー か 紅茶

② 自分の単語帳をアプリなどで繰り返す
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そしてその自分専用の単語帳を覚えます。

ですが、

覚えるな。繰り返せ。なのです。

英語を覚えようとしないでください。
覚えるというのは脳に錯覚を起こして、大事じゃないものを大事だと思い込ませることなのです。

脳に大事だと錯覚させるために必要なのは、繰り返し唱えることです。
大事だと念じることではありません。
大事じゃないことを大事だから覚えようと頑張るのではなく、気合を入れずにただ”繰り返すことに集中”してください。

その仕組みはほとんど、筋肉トレーニングと似ています。
筋肉をつけようと思うのではなく、ただただ3セット繰り返すような感じで取り組みます。

具体的には、
単語や短文を覚える時も、30語づつ十日やるより、300をただただ繰り返す方が効果的です。

300を覚えても覚えなくても繰り返す。そうしながら覚えたものを消していってください。
そうすると最初は30分かかったものが、100個覚えてしまって200個になったら20分で繰り返せるようになります。
1時間で2回しか繰り返せなかったものが3回繰り返せるようになります。
さらに覚えて、30個になれば1時間で20回繰り返すことができます。
そうやって覚えにくいものは最終的に何回も繰り返すことができるようになります。

アプリを使うのも効果的です。
”みかん”などの、英単語アプリなどをつかって、淡々と繰り返す習慣をつけると、知らないうちに覚えることができます。
アプリで繰り返すことで、覚えた単語を消していき、まだ覚えていない単語を何度も繰り返すことができるのです。
だんだん覚えていない単語が減っていけば、短い時間で繰り返すことができるようになっていきます。

さらに、自分の使う単語をもう少し、一般的な言葉を増強しようとしたら、600語 英検5級単語程度から覚え始めるといいですね。

ちなみに、単語をシャドウイングで、実際に口で話して覚えることで、耳が聞こえるようになってきます。
口真似で英単語を増やしましょう。発音も、口真似のカタカナ英語の方が本当の発音に近いです。


参考図書:でる順 パス単 英検5級


③ 使える文のパターンを繰り返して覚える
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50パターンぐらいの使いそうな文や、相づちを覚えます。
カタカナ英語で、文を指差しながら、口に出すことを繰り返します。一説には、70回繰り返すと覚えられるそうです。

文を実際口に出して覚えるシャドウイングで、頭にたたきこみます。
プラス、口に出している文章の音が、実際どんな文章や英単語のことを指しているのかを一致させていきます(ディクテーションと言います)

具体的には、その文章を指差しながら、シャドウイングするという作業になります。

シャドウイングも簡単な言葉から始めましょう。文というか、1語の相づちのような単語や、2語文や3語文のリズムから身につけていくことで、ネイティブっぽい発音ができ、ネイティブの英語が聞こえるようになってきます。

文にした時、英語では発音しない部分などがあるので、ネイティブの発音やアクセント、リズムを忠実に真似することで、英語の発音を訓練しましょう。

まずは、あいさつとか、返事や相づちなども覚えておくと、会話がスムーズになりますね。

例:
いいですよ sure!
いいね cool
ごめん sorry
そうです right
ありがとう thanks
どんな any
最高 すごい excellent
どうしたの? whats wrong?
気にしないで never mind
頑張って! good luck
良い旅を! safe juarny
どうぞ入って Come on in
念のために just in case
お会いできて嬉しいです nice to see you
久しぶり Long time no see
元気? how are you? Fine thanks


参考図書:たったの72パターンでこんなに話せる英会話
     ネイティブなら子どものときに身につける英会話なるほどフレーズ100


④ カタカナ英語で、口の訓練
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 発音、発音しないところ、アクセント、リズムなどを、口に染み込ませます。
 日本語のように、単語をひとつひとつ発音しているわけではなく、勢いとリズムで話していることを体感してください。
 手拍子でリズムを刻みながら、英文を口にすることで、ネイティブのリズム感が身につきます。

 カタカナ英語の例:
What do you think about it?
悪酔い天下暴れ(ワルヨイテンカアバレ)で発音するとネイティブに通じます。

参考図書:怖いくらい通じるカタカナ英語の法則


⑤ シャドウイング
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オウム返しの口真似で、口の筋肉の訓練をし脳に覚えさせると、英語が自然と聞こえるようになります。
英語のリズムを体に染み込ませることで、英語が自然と聞こえるようになるのです。
逆説のようですが、口を鍛えることで、英語が聞こえてくる不思議な訓練ですのでぜひ試してみてください。

具体的には、
たんたんと念仏のように、ネイティブの発音を繰り返します。
変に、頭で考えた発音ではなく、カタカナ英語で聞こえることをそのまま真似するのがコツです。
アクセントやリズムを真似することで、英語の発音に頭が慣れるので、英語が聞こえるようになってきます。

究極のリスニングは、自分の声を聞くことです。自分が話していることはとても大切だと脳が錯覚するからです。
繰り返しですが、リスニングを鍛えるのはスピーキングなんです。
喋られるようになると不思議と聞こえるようになります。
ネイティブが遅めに話している文を猿真似して喋ってみてください。
意味はわからなくてもいいので、文章を指でなぞるなどしながら、どこを喋っているのかだけ意識しながら、シャドウイングしてみてください。


リズムを身につけるのも、シャドウイングの目的です。
英語はリズムなのです。

例えば、次のように、blueが加わっても、リズムの拍数は変わりません。
これが日本語のリズムと英語のリズムが違うポイントです。


  I like an apple    (2拍)
   ①    ② 
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○ I like blue apples  (○2拍)
   ①     ②  

✖️ I like blue apples  (×4拍)
  ① ②  ③  ④

✖️ I like blue apples  (×3拍)
   ①   ②  ③


日本語だと、①アイ ②ライク ③ブルー ④アップルズと4拍で読んでしまいますが、これでは全く通じません。

”ア”ラクと一拍で言って、ブルー アップルと言っていると間に合わないので、ブルー”ナ”ポスといいます。

これを音がつながるという意味でリエゾンといい、このリエゾンをたくさん言えるようになると耳が良くなりリスニングが良くなります。
単語の意味のつながりは、ブルーアップルなのですが、アクセントはアにあります。

ピアノの楽譜を見ながら弾くように2拍目がアップルのアにあります。
アクセント以外は、場合によって発音しなくてもいいのでアクセントを意識して読んでみると英語が通じるようになります

このリズム感が良くなってくると、英語が良く通じるようになり、リスニングも突然わかるようになってきます。

リスムマシーンのように手拍子を打ちながら、英語を話して見てください。


⑥文の種類(肯定文、疑問文など)、主語、時制、を瞬時に英文で表現できるよう訓練
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次は語順の違いの練習です。
日本語と英語では、語順が違うため、脳内で変換するのが難しいのです。
英語の語順や考え方に慣れるための訓練をする必要があります。

日本語では、

私は、テニスをします。
       しません。
       しました。
       する予定です。
       しますか?

のように語尾で、文の種類や、時制を表現しますが、
英語では、

I play tennis.
don’t play
played
will play
Do you play

のように文頭で表現しますのでそれに慣れるための訓練をします。

9マストレーニングという方法がありますので、本を買ってやってみましょう。
口から、瞬時に質問が出てくるようになります。


参考図書:英語の瞬発力をつける9マス英作文トレーニング


⑦ 英語で3語で言い換えられるよう訓練
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ここまでくると少し応用編ですが、日本語の文で思いついたことを、英語で言うとどうなるか組み立て直す訓練をするととても英語っぽくなります。
シンプルに英語3語でいうとどうなるか考えることで、ノンネイティブにも伝わりやすい英語になります。

日本語の直訳ではなく、英語のシンプルな言い回しに変換するのです。
例:受動態や、if文、there is 、否定形のような英文はできるだけ使わず、You have・・・、You can enjoy・・・ような言い回しに慣れるようにします。

詳しくは、下記の本が秀悦ですよ。


参考図書:会話もメールも英語は3語で伝わります





以上 ペラペラ講座のポイントを7つ挙げてみました。

文章も上手く纏まっておらず、まだまだ未完成なペラペラ講座ですが、ぜひそのエッセンスをお試しください。
改良点や、やってみてのご感想などいただけたら幸いです!


怖いくらい通じるカタカナ英語の法則



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