LADYBUG

こんばんは。ちきゅーです。

月末のテーマを設定して何報か論文読み込んで紹介するみたいなやつと就活のインターンのESと突然の学会に出ろとのお達しに頭が爆発しそう。いままでのラボの先輩どうやってたんだろうね。

今回はLiSAの10周年記念ミニアルバム『LADYBUG』について。

本当はLiSAと私が書き終えたら最後に書こうと思ってたけど、なかなか終わりそうにない(思い出すのもちょっと大変だったり)ので、先に書いちゃう。

というかこれもゆっくり書きすぎてもうフレッシュさ皆無。まあいいか。

正直な話をすると、このアルバムの発売前にすごくワクワクしていたかというとそうではなかった。色々やることもあったので、クロスフェードすら聞いていなかった。発売前に聞いていたのは、Twitterやテレビでよく話題になっていた「Another Great Day!!」だけだった。

何故かというと、10周年記念ミニアルバムに私の好きな田淵智也だけでなくLiSA三銃士と巷(?)で呼ばれている草野華余子も堀江晶太もクレジットされていなかったことが大きかった。(敬称略です)

え?なんで??????最初に思った。10周年、節目の年なのに、誰もいない、と。

特に私はLiSAと田淵智也の関係性から生まれる曲たちが大好きだ。LiSAが先輩と慕い、これまでの道のりでの感情を共有してきたことで生まれた5周年の時は「Hi FiVE!」、ベストアルバムのときは「Believe in ourselves」という名曲が生まれたと思う。(多分ね!)

それがあって最初はそれが受け入れられない気持ちがあったのだ。10周年には絶対、絶対、絶対、田淵智也との名曲がくる!って思い込んでいた。

ただ全く楽しみじゃなかったなんてことはなかった。女王蜂のアヴちゃんとってどういうダークな世界観だろうとか、MAHさん次はどんな曲作るんだろうとか、北川さんとLiSAってどんなポップスで攻めてくるんだろうとか。

そして発売日、アニメイトへ行ってきっちり完全数量生産限定盤を購入(オタクなので)。

そしてLADYBUGを一通り聴いた。おもしろいアルバムだなあと思った。それぞれのクリエイターの個性が全面に押し出されていて、それを綿密に計算してLiSAの曲にしていると。

1曲目、RUNAWAY

最初の方音が小さいなぁなんて思って音量上げて聞いてみたらBelieve in myselfのメロを口笛してた!こういう仕掛けはやっぱり好き。

そしてPABLOさんのハードロックかつ疾走感のある曲調。サビ頭の「死んじゃえばおしまい」のおしまいっのしゃくりめっちゃ好きなんだけど、誰か同士いません?(コアすぎる)10周年迎えた後もどんどんワクワクを探して突き進んでいく覚悟がみえる。

2曲目、Another Great Day!!

映画の主題歌というのもあり、アルバム発売前から話題だった。私でもわかるB'z感。いや、ギターソロのメロディーとか音作りとかまじでB'zじゃん。RUNAWAYでこれからも楽しむ覚悟を歌った後に、LiSAとしてこれからどんなメンタル的スタンスで生きていくのかということを示していく。タイトルにもある通り、今日もいい日だっ。と唱えながら、LiSAはこれからも進んでいくのだろう。

3曲目、サプライズ

こちらも映画主題歌。いや、実写の映画主題歌担当することになるとまだ思っていなかったので、素直にすごいなの気持ち。この曲のギターソロこういうの人間って無条件でエモくなっちゃいません?ライブでギタリストが空を仰ぎながら、ギターを揺らしながら弾いてる姿想像できちゃう。これまでLiSAがLiSAとして歩んできた中で感じてきたことなのかなと思った。きっと手に入れるものがあれば、失うものもあったんだろうな。

4曲目、GL

いや〜〜〜アヴちゃんだ〜〜〜(語彙力)になってしまったよね。アヴちゃんLiSAを知って愛を持って歌詞書いてくれてることが手にとるようにわかる。歌詞も絶妙にこれまでのことを皮肉ってるじゃないかっていうのがあってフフッってなってしまった。歌い方もアヴちゃんを彷彿とさせるもので(本人も憑依させたと言っていたけど)今までエロいと呼ばれていた楽曲(DOCTOR)とかとは少し一線を隠す感じ。

5曲目、ViVA LA MiDALA

MAHさんだ〜〜〜!!!!!(同じようなことしか言えないの???)L.MiranicみたいにMAHさんとコラボして欲しい〜サビ終わりのデスボ生で聴きたい〜〜歌詞の言葉ノリが好き、韻の踏み方とかどう聞こえるかとか計算されてるなーと感じる。

6曲目、ノンノン

正直一番どんな曲くるのか予想が付かなかった。この7曲の中では一番素に高い曲なのかなっていう印象。過去の曲でいうと、君にピエロに似てる感じ。これからも誰かの型にはめられていくわけではなくて、「それもあり」って色々な顔を見せてくれるんだろうなぁ。

7曲目、Letters to ME

好きになって5年以上経って、やっぱりグッときてしまったよね。きっとデビュー、それよりも前から応援してきた人にはもっとグッとくるんだろうなぁ。メジャーデビューアルバム『Letters to you』のBelieve in myselfのアンサーソング。「靴底」とか「ウォークマン」とか馴染みの単語が聞こえてくる。Believe in myselfでは「この曲聞いた誰かが今を愛せたらいい」「自分も愛せたらいい」と歌っていたLiSAが、Letters to MEでは「この先もずっと 私はわたしを愛せたらいい」と歌う。ここに辿り着くまでの道のりに思いを馳せたら涙が自然と溢れてしまう。

私もいつか「また生まれ変わっても 私はわたしでいたい」と言えるようになるのだろうか。「この先もずっと 私はわたしを愛せたらいい」と言えるようになるのだろうか。分からないけど、私はそう言える日が来るように精一杯生きてみたいと思う。

とりあえず、LADYBUGツアーが楽しみだ。国民的アーティストともいえそうなくらい大きくなったLiSAがどんなライブを見せてくれるのか。あわよくば昔の曲もやってほしいなぁなんて。今月はライブなくて寂しかったけど、来月再来月の楽しみを糧に頑張るぞ!

おわり






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