【感想】ドラマ「風よあらしよ」を観て
地元の偉人にして、婦人解放運動家である伊藤野枝を描いた小説を実写化したドラマ。
僕は伊藤野枝が好きで、生の松原や長垂の海(作中にも登場していた海)を眺める度に、「彼女はどういう気持ちでこの海を眺めていたのだろう」と想いを馳せるほど。
しかし地元での名望は毀誉褒貶が激しい。令和の世になっては彼女のことを悪く言う者はいないが、地元の古老が彼女に対する批判の凄さを語ってくれたのをよく覚えている。
さてドラマとしてであるが、全3回のラスト30分までは伊藤野枝にも大杉栄にも全