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ハンギョドンのファンから見るサンリオキャラクター大賞の考察

ハンギョドンが好きです。本格的に好きになってから1年ほどなのでまだまだ新参者ですが、今年のサンリオキャラクター大賞では毎日欠かさずハンギョドンに投票しています。
サンリオキャラクター大賞というものはメルヘンな雰囲気を纏いながらも実際かなりシビアなのです。順位が高ければグッズが出る、露出が増える。低ければグッズは出ない、露出も増えない。それどころか順位が低ければ「来年のサンリオキャラクター大賞にエントリーすらできない」という可能性もあります。
大賞にエントリーさえできないということは、ファンが投票を通して数字でサンリオ公式にキャラの需要を訴えることが不可能だということです。もちろん人気を集める道はキャラクター大賞だけではないですが、結果が数字で現れるので一番の近道だということです。
私は本来『ディズニー派』であり、幼少期~思春期はサンリオに対して全く興味がありませんでした。しかし一時期から様々な媒体でハンギョドンを見かけることが多くなり、「可愛いかもしれない」と感じるようになります。では何故ハンギョドンを見かけることが多くなったのか?それは恐らくキャラクター大賞の順位が関連していると思われます。2016年は30位、2017年は18位。その後徐々に順位を上げていき、昨年2022年は8位を記録したのです。ハンギョドンは1984年デビューの歴史あるキャラクターであり、1986年のキャラクター大賞では3位を記録しました。当時は現在ほどキャラクターの数も多くなかったですし、キャラクター大賞の''横綱''シナモンや、''伏兵''ポチャッコもまだいませんでした。初期はTOP10に組み込んでいたハンギョドンですがキャラ数の露出に伴う露出の減少・知名度の低下から徐々に順位が下がっていったと思われます。しかし2022年、ハンギョドンはじつに34年ぶりにTOP10にランクインしたのです!これは衝撃的な事態です。
ハンギョドンが34年ぶりに10位以内に返り咲いたとなると、グッズを増やさないわけにはいきません。グッズが増えるということは露出が増えるということで、恐らくこれを機にさらなる新規ファンの参入が見込めます。実際、自分もハンギョドンを好きになったきっかけは偶然なにかのグッズで見て「可愛い」と感じたことです。考えてみればサンリオのグッズを目にする機会というのは意外にたくさんあります。百貨店やショッピングモールなどのサンリオショップでしか買えないわけではないですし、ドンキホーテやしまむら、100円ショップなどでもサンリオグッズが販売されています。一番くじがコンビニに置いてあることもあります。私のようにサンリオに無関心だった人間が偶然ハンギョドンを見て、ファンになるという現象の発生確率が上がっていくということです。
では何故、古株のサンリオキャラであるハンギョドンは''再ブレイク''を果たしたのか?有名なYouTuberがハンギョドンファンを公言したり、著名人の影響もあると思います。しかし私が思うに、2020年にサンリオ初のキャラクターユニット「はぴだんぶい」が結成されたことが非常に大きかったのではないでしょうか。はぴだんぶいはバッドばつ丸、ポチャッコ、けろけろけろっぴ、ハンギョドン、あひるのペックル、タキシードサムの1980~1990年代に注目を集めた男の子キャラクターで結成されたユニットです。実はポチャッコ、ばつ丸、けろっぴは過去のキャラクター大賞で1位を獲得した経験もあります。各々にイメージカラーが設定されており、はぴだんぶいメンバーの日常を発信するツイッターも人気を集めており、フォロワーは23万人です。はぴだんぶいのグッズが多く出され、YouTubeでバンドをやったりEXITをゲストに呼んで漫才を披露したり、多種多様な活動で認知度を向上させています。
「はぴだんぶい」結成後、メンバーである6人のほとんどがキャラクター大賞での順位を上げています。今年の中間発表では、はぴだんぶいメンバーがTOP10にゴロゴロいるという結果に!はぴだんぶいの絶対的エース・ポチャッコは何とクロミやマイメロを差し置いて3位という好成績を収めています。シナモン、ポムポムプリン、ポチャッコですよ!凄すぎる。他のはぴだんぶいメンバーも好調で、各所でグッズが出続けています。最近ははぴだんぶいがドン・キホーテのドンペンなど他媒体のキャラクターとコラボしたりと、右肩上がりです。
キャラクター大賞も終盤ですが、今回ハンギョドンは中間発表時手時点で7位。名だたるキャラクター達を抑えて好成績を収めています!私はもちろん毎日投票、サンリオショップでも投票してハンギョドンの躍進に少しでも貢献できたらという思いです。投票締め切りは5月26日。発表は6月11日のサンリオフェス内で行われます。頑張れ頑張れハンギョドン!頑張れ頑張れはぴだんぶい!

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