見出し画像

広島の新サッカースタジアムのネーミングライツを考える

2024年に開業予定の広島市の中央公園にある新サッカースタジアム

その近くにある旧市民球場跡地で
2023年にイベント広場ができようとしている。
そのイベント広場ではネーミングライツを募集している。

そうなれば2024年開業予定の新サッカースタジアムでも
ネーミングライツを採用してスタジアムに企業の名前を入れる可能性は高いと思う。

全国各地でサッカースタジアム構想の話が挙がる際に、スタジアムの維持管理費が赤字になるのではという議論をよく見かけます。
その点ではスタジアムのネーミングライツによる収入は、スタジアムの大事な収入源になると思います。

そして今回の新サッカースタジアムでは、単にスタジアム単体へのネーミングライツだけではなく、制度等で可能であれば色々なところにネーミングライツを採用して欲しいと思っています。
たくさんのネーミングライツがあればそれだけスタジアムに安定した収入が入ることになり、さらにネーミングライツをしてくれる企業側にも広島への地域貢献のアピールができると思います。

他のスタジアムのネーミングライツの参考になるケースを調べてみました。

①ヨドコウ桜スタジアム

昨シーズン大規模改修されたセレッソ大阪のホームスタジアムのヨドコウ桜スタジアムです。
スタジアム自体は「ヨドコウ」がネーミングライツを取得していますが、
それとは別に入場ゲートに「ナガバヤシ」と「コーナン」がネーミングライツをつけています。

②マツダスタジアム

広島カープのマツダスタジアムでは、エリアネーミングライツという形で各種のバラエティシートに各企業のネーミングライツが付いています。

上記①と②のような形をサンフレッチェ広島の新サッカースタジアムでも採用して欲しいなと思っています。


サンフレッチェ広島の新サッカースタジアムの場合、ネーミングライツができそうなところを公開されている実施設計から探してみました。

スタジアム・中央公園の南側にあります「スパイラル広場」

スタジアム北側と公園広場をつなげる「だんだんテラス」

そして今回、中央公園へのアクセスを容易にするために新たに作られる「ペデストリアンデッキ」
原爆ドーム・市民球場跡地からアクセスする南北のペデストリアンデッキと
広島城側からアクセスする東西のペデストリアンデッキ
せっかくなのでこの二つにもネーミングライツを採用してみてはどうでしょうか?
二つのペデストリアンデッキを区別するためにも、原爆ドーム側からのペデストリアンデッキを「ピースデッキ」
広島城側からのペデストリアンデッキを「キャッスルデッキ」みたいな名前にして、
「○○ピースデッキ」「○○キャッスルデッキ」のように〇〇のところにネーミングライツを採用してくれたら、良いんですけどね。

マツダスタジアムの例でも挙げたバラエティシートのエリアネーミングライツについては、新サッカースタジアムでもバラエティシートを多く設ける設計となっております。

せっかくの街中スタジアムで、試合の日以外でもたくさんの人たちが集まれる施設を目指しているスタジアムなので、
それを活かした施策を色々頑張ってほしいと願っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?