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フォノイコライザー

今のレコードプレーヤーは内蔵されたものが多いので忘れがちだが、これがないと音が鳴らない機種もある。フォノ端子とライン端子の形状も非常に似ているので、フォノ端子をラインインプットに繋いでも鳴らないわけだ。そんなわけでaudio-technica AT-PEQ3を購入した。安価ではあるが入門機としてはこれでいい。これより安価なフォノイコはあるが安すぎてイマイチ安心できない。プレーヤーから生えてるフォノ端子とアース線を繋ぎ(アース線はGNDに)それからLINE OUTからケーブルでアンプへ繋いで初めて音が鳴るという仕組みだ。これはVM/MM型カートリッジ対応のフォノイコだが、MC型カートリッジ対応のフォノイコだとまた予算が跳ね上がる。拘る人はこのフォノイコにも何万もの予算をかける。これがオーディオのひと手間かける美学だと思っている。レコードをA面B面にひっくり返すひと手間とプチプチノイズがアナログの美学という次元とはまた違うのかもしれない。機材沼にハマるのは今後の課題として、とりあえずはこれでいいだろう。


フォノイコライザー接続例

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