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良い音がするレコード③

井筒香奈江の『Laidback 2018』これを紹介しないわけにはいかない。日本オーディオ協会監修盤として定評のあるアルバムである。OTOTENやTIASなどのオーディオ系のイベントでも取り上げられてるので界隈では名が通っているだろう。ハイレゾダイレクト2CH同時録音。アナログ盤では192kHz / 32bit のハイレゾマスターのダイレクトカッティングときたもんだ。パーソネルは井筒香奈江(Vo)、藤澤由二(P)、小川浩史(B) のトリオ編成で、さらにサポートでフルートやパーカッションも入る。高音域はピアノの透明感、低音域は深く抉り沈み込むようなベース。ボーカルの息づかいまでリアルな音像が詰めこまれており、オーディオリファレンスのポテンシャルを存分に発揮するべくマテリアルと言っても過言ではないアルバムだ。個人的主観になってしまうが、やはりハイレゾ音源で聴くのがマストだろう。ジミヘンからアン・ルイスのカヴァーまで全て井筒流の世界に変えてしまうのが圧巻だ!


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