見出し画像

「コミチ」とwithnewsがコラボした、「#わたしの信じてもらえない話」で大賞と入賞でW受賞しました。

こちらの作品は、「人情商店街」という大賞作品です。20年間に大阪の商店街でみたホームレスの「おじさん」を主人公に描いた作品です。

20年前というと、2000年で20世紀最後の年で、地球が世紀末の話題で盛り上がっていた時です。携帯電話にはアンテナがついていて、写メールという言葉もない時代。ほぼメールもアナログ回線で、書類などはまだFAXで送られていた時代です。

その頃の街は今よりはまだ寛容でした。近くの公園ではホームレスが公園での居住権を主張して、社会復帰のために公園内のテントを住所として認めてもらう裁判に勝訴した時代でもありました。

そういう時代の物語ですから、今の若い方には「信じてもらえない話」かもしてません。でも本当に話です。

私は土地の痕跡や図書館へ行って、ネットや教科書が割愛してきた残されなかった普通の歴史を調べるのが好きなのですが、20年前でも、いや100年前でも人間は助けあって生きてきたのではないかと思います。

プロジェクト---描画-4

↑画像をクリックするとコミチで読めます


画像2

↑画像をクリックするとコミチで読めます

この作品は入賞した「串カツは2度づけできるんやで!」という漫画です。

舞台は大阪の新世界です。今の新世界は通天閣の足元には串カツ屋さんがいっぱいあって、昔と比べると美味しい店が多いですが、それこそ20年前は、まだダミ声のおっさんが生活に便利そうなグッズをたたき売った店があったり、一年中寅さんシリーズと仁義なき戦いシリーズを同時上映でしていた小さな映画館があったり、大衆演劇の小屋やスマートボールのお店があって、昭和の娯楽のパラダイスでした。

その時代の串カツ屋で有名なお店はジャンジャン横丁に2軒しかなかった記憶しています。いつも行列ができていました。

初めて入った時ソースがとキャベツが置いてして、「ソースの2度づけご遠慮下さい」と書いてあったのですが、意味がわからなくて途方にくれてましたら…

「これは、こうして、こうすんねん」と知らんおっちゃんが話しかけてくれたのです。お客さんなんですが、お店の人みたいに丁寧に教えてくれました。

今の時代からすると、「怖い」とか「うざい」とかで、ひくような感じかもしれませんが、情報確認が「検索」ではく「勘」やった時代はそんなことはよくあることでした。

「串カツは2度づけできるんやで!」と漫画はそのころの串カツ屋さんの風景を再現したい気持ちになって描いたものです。


そんな時代の漫画ですが、ご感想頂きましたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?