国を失うということ
私達は「日本」という国に住んでいます。
住んでいるということになっています。
それは日本という歴史、記憶が住んでいると私達にそう思わせるものです。
現実に日本という国は、すでに消滅しているという見方もできます。
政府は外国勢力に乗っ取られ、それどころか与党第一党が他国のスパイ組織の資金で創設されたスパイ組織である上に、野党にもそのスパイ組織からの資金や人員が入り込んでいるという目も当てられない現実です。
そのようなスパイが運営する「政府」は主権、領土、国民の国家の三要素すべてを切り売りしています。
国民財産であるインフラも、国民を守るための制度も、国民の命さえも、「国民のため」という印象を与えながら売られています。
そんなことが起こるようになって長年経っていますが、現在の国民の話題は「大谷翔平」です。
与党がどんな不祥事を起こしても「習慣だから」「保守だから」と意味不明なことをいいながら支持し続け、子孫に対する責任も義務も果たそうとしないニホンジンには呆れ返る思いですが、このように病的な国民を生み出し、国民自ら国を捨てさせる、しかもそれを本人達に気付かれないようにする仕組みや教育、洗脳を施されたわけです。
これが本当の意味での「敗ける」ということなのだろうと思います。
日本は敗戦国では特別ひどい扱いではありますが戦争に敗けるということは、こういう事態を引き起こすのだと、国がなくなっていく過程を現在進行系で確認しているのです。
移民を大規模に流入させるようになってから久しいですが、この現実が、日本人の間で共有される道徳や倫理、いわゆる「なんとなくの日本の常識」を破壊していきます。
所詮、ルールというのは力で奪い合うものです。
司法も警察もろくに機能していない現状では、法ではなく空気で対応されます。
川口市の警察がクルド人側に付くといった事実、外国人犯罪が不起訴になりやすい事実、警察が外国人犯罪の捜査に消極的になる事実、これらの事実は外国人に「日本のルールを奪われた」ことを意味します。
警察は外国人犯罪の情報を入手しづらいという背景があります。
ここで少々長いですが汪楠(ワンナン)氏の「怒羅権と私 創設期メンバーの怒りと悲しみの半生」から引用します。
以下引用 P158~P160
警察と犯罪者がいかにずぶずぶの関係であるか、ここで語っておきたいと思います。
警察庁長官賞というものがあります。大事件の人を検挙するなど目覚ましい成果をあげた署に与えられるもので、予算にイロをつけてもらえるため、どこの署も喉から手が出るほど欲しいものです。噂ではこの賞を受けた署の幹部は、社宅まで良いものにありつけるといいます。
今回の私の事件で、3つの長官賞と何千万円もの予算がいくつかの署に渡りました。問題はその後の察の対応です。彼らは様々と言わんばかりに私に手厚い接待をしたのです。
取り調べの際は、引き当たりといって事件に関係のある場所に被疑者と捜査官が行き、現地を確認するという捜査をしますが、私の引き当たりでは手錠が外され、仙台で牛タン、宇都宮でギョーザ、千葉で海の幸、宮崎で鶏と焼肉、鹿児島で回転ずし、といったように各地でさまざまなご馳走を振る舞われました。まるで大名旅行です。宿泊はさすがに警察署ですが、朝の7時に出発し、日中は飲食に費やされ、19時か20時に次の土地の署に到着して眠るというスケジュールでした。
こんなことが実際にあるなんて信じられるでしょうか。これは刑務所で一緒になった犯罪者たちにも話しましたが、ほとんどの者が信じませんでした。しかし、1人だけが信じると言いました。100キロ単位でシャブの取引をしていた大物で、逮捕された際に私と同様の体験をしたとこっそり教えてくれました。
日々の普通の取り調べも至れり尽くせりでした。清涼飲料水や菓子、タバコまで用意され、あいた時間にパソコンやゲーム機も使えました。さらに「泡の出るお茶」と称してビールまで振る舞われたのは驚きました。
極めつきは、私の取り調べが行われていた当時、若乃花と貴乃花の兄弟が人気だったのですが、稽古を見たいと言ったら相撲好きの係長が二子山部屋に連れて行ってくれたことです。
手鏡を外した状態で稽古を見学できました。
警察の不祥事はたびたび報道され、耳を疑うような行為が横行しているように思いますが、それは実際に起きていることのごく一部に過ぎません。彼ら警察という組織の内側にどれほどのグレーゾーンが存在しているかをぜひ想像してもらいたいのです。
警察と犯罪者の癒着の例としてもう1つ、怒羅権との関係が挙げられます。
警察は捜査情報の一部を怒羅権に流すことがあります。
例えば、普察に逮捕された人間のヤサをガサ入れする予定があるとして、その住所を怒羅権の者に知らせ、金目のものを盗ませる。
または、「xxというマンションに裏カジノをやっている連中がいるが、あなた方と関係があるのか」などといかにも捜査のような質問をしてくることもあります。
それはつまり、その裏カジノを襲ってしまえということです。
なぜこんなことをするかというと、怒羅権がさまざまな外国人犯罪グループの情報を持っている一方で、警察にとって外国人犯罪グループというのは潜入捜査がしにくく把握がしづらいという背景があるからです。
怒羅権は前科がある者が多く、それは警察がコンタクトできる者も比較的多いということになります。怒羅権に便宜を図ることで、他の外国人犯罪グループの捜査をしやすくするという狙いがあるのです。
実際、怒羅権メンバーが勾留された際、捜査協力として何百枚もの外国人の顔写真を見せられ、犯罪に関わっている者がいないか尋ねられるということがあります。
オーバーステイなどで不法滞在になっている外国人は、逮捕されても何をしているか正直に話す者などまずいません。「サウナに泊まり、パチンコで食ってます」と言う者ばかりで、警察も困るわけです。
警察はこのようにして、検挙率を上げているのです。
引用終わり
私は以前から似たようなことを聞いていましたので驚きはさほどありませんが、活字になっているのは初めてなのでご紹介します。
警察という組織の正義は、ここまで狂っているということです。
偽造領収書の作成も未だに行っているのでしょう。
本来であれば警察組織が一丸となって「移民問題が頻発しており、これでは日本の治安維持に支障をきたす。緊急に外国人の流入を防ぐ必要がある」といった声明を出すべきですが、そんなことはありません。
移民問題が最近になってメディアが取り上げるようになりましたが、移民問題は取り返しがつかないと、警鐘を鳴らしていた人間はこれまで何人もいました。
低賃金で働く労働力がほしいと企業は外国人労働者の流入を推進させたわけですから企業の責任は計り知れません。
また、外国人労働者ばかり使う企業は、時給300円とか奴隷さながらの使い方をしたり、セクハラをしたりと人扱いしなかったという話は掃いて捨てるほどあるのです。
そんな企業で働いていた外国人労働者が命の危険を感じ、逃げ出して、生きるために日本で犯罪を犯すという構図にもなっています。
ベトナム人の家畜窃盗事件にはこのような背景があります。
これは誰が悪いのでしょうか?
世界の潮流に合わせて移民を受け入れた日本政府でしょうか?
利益のために低賃金の労働力を欲しがり、外国人労働者の受け入れを推進させた企業でしょうか?
与野党の売国議員でしょうか?
移民受け入れ、インバウンドを歓迎した一般人でしょうか?
青臭いヒューマニズムに侵された知識人でしょうか?
ビジネスのためにメディアで外国人労働者の受け入れを推進した言論人でしょうか?
無関心な一般大衆でしょうか?
優生思想をもつグローバリストでしょうか?
ここに挙げた者たちに子孫の未来を考えた者はいたのでしょうか。恐らくひとりもいないと思います。
それを考えた者は反対したはずです。
外国人労働者、移民を受け入れに賛成した者は誰一人、この責任を取ることはありません。
結局、反対していた者がその責任を取らされるのです。
これから移民問題は民族問題となり各民族が互いに憎しみ合い殺し合いまで行うようになるでしょう。
日本人は食べ物を奪われ、住まいを追われ、資産まで奪われるのではないでしょうか。まさに「緊急事態」ですね
これが無意識に国を捨てた民族の末路です。
イスラエル人は国を作るために殺し合いをしているほどですが、日本人は無自覚に、それも自ら国を捨てています。
このような状況になっても、
「あのときはしょうがなかった」
「私は何も悪いことはしていない」
「私は騙されただけ。アイツらが悪い」
などと正当化するのでしょうか。
”そうだとしたら”、もはや日本人は滅ぶべき民族です。
自分の大事なものを守ろうと戦いもせずに、自己正当化を繰り返し、グダグダ言い訳をする、そんな子どもみたいな大人ばかりの国に未来などあるはずがないのです。
現在進行系で騙される人間の心理は次のようなものです。
以下、「M資金 欲望の地下資産」から引用します。
詐欺業界では「ウソは壮大に」というセオリーがある。小さなウソは見抜かれてしまうが、大きなウソをつくと客(被害者)を思考停止にさせるだけでなく、客の欲望を最大限に引き出す力を発揮するのだという。
客はウソが大きければ大きいほど「正面切ってこんなウソをつく人がいるわけがない」とそれ以上疑うことをやめ思考停止し、そして「さらなる成功のチャンスが訪れた」と自分で己の欲望、成功欲、自尊心を刺激する自己暗示をかけてしまい「これが仮にウソであったとしても、ここで何もせずに死んだら一生悔いが残る」「ウソだったとしても、もう前に進むしかない」と勝手に思い詰める。こうして、そのまま詐欺師の懐に飛び込んでしまうのである。
心理学的にはこれらの状況を、自分のことを凄い人間だと思い込む「アバブ・アベレージ効果」や自分にとって都合のいい情報だけを取り入れる「確証バイアス」と呼ぶそうだが、詐欺師たちの多くは決して心理学を学んだわけではなく、実際の詐欺現場で真実がバレれば詐欺罪で逮捕されるというリスクを感じながら、客とのやりとりを繰り返すうちに、毛穴で吸収した経験値を次なるダマ(シゴト)に活かしているのだ。
引用終わり
騙される人間の心理をズバリ解説してくれています。
ヒトラーさながらに嘘は大きいものほど有効なようです。
私もこれまで散々騙されてきましたし、その度に授業料だと思って二度と騙されまいと学習してきたつもりです。
もしかすると現代では「二度と騙されまい」という発奮や決意、それに伴う行動ができないことを、「失うこと」と定義できるのではないかと感じました。
日本人は主権も領土も国民の命も歴史もアイデンティティも何もかも失う段階にいます。
ユダヤ人のように流浪の民となってもその現実に気付かないかもしれませんね。
「各人が引っ越しただけ」などと言っていそうです。
きっとこの状況を嘲笑っている人間がいるのでしょう。
「卑怯者ってのはね、きみが何をしたか、ってことじゃなく、きみが何を後悔してるかってことで決まるんだよ。」
寺山修司
ひとりごと
最近、こっそり日本刀を買いました。
18歳のときに骨董品屋のお爺さんに「男なら一振りくらい持っておきなさい」という言葉を忘れられずにいました。
これまでに買える機会はあったはずなのに何故か買わないでいたのですが、昨日ようやく買うことができました。
昭和初期に作られた安い剣ですが、やはり独特の魅力がありワクワクしながら眺めています。
こんな風に武器にワクワクするのはまだ「男の子だからかな」なんて思っています。
最近は嬉しいことが多くあります。
読者の方から食べ物や物品をいただいたり、ご相談を受けたりと、勝手に言いたいことを言っているだけの私に、価値を与えてくださるということはなんて幸せなことかと感じています。
現状は厳しいですが、それでも腐らずに強く生き、先人と子孫に対する義務と責任を果たして参ります。
私のできることなど蟻と同様に小さなことですが、千丈の堤も蟻のひと穴から崩れますから、蟻らしく生きていきたいと思います。
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