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「国益」という言葉の意味を考える

日本は既に国家の体を成していません。
既に「国民国家」としての日本は無くなりました。

政府とは国家の基礎である「主権、領土、国民(民族)」を守るために存在しています。

政治とはつまるところ、この目的のために民衆から税金を集めそれを分配する営みです。

それが政府の存在意義ですが、主権も領土も国民も「政府によって」小分けに売り払われています。

言うまでもなくこれらの行為は「売国行為」なのですが、この行為は「国益」の名の下に行われてきたのです。

国益のために国を売る」という矛盾が長年繰り返されて来ましたが、依然として国益のための「増税」、国益のために「パンデミック条約」、国益のための「ワクチン接種」、そして国益のための「改憲」がなされようとしていますが、一体国益とは何なのでしょうか?

国民の利益と対立する概念が、国益ならば国益とは国民にとって害をなすものでしかありません。

先の大戦で明確になったことは、国益とは天皇、政治家、官僚、財界の利益のことでしたが、現在でもその構図は変わりません。
反論として「日本は戦後豊かになった。もしそうなら国民が豊かになるようにインフラ整備をしたり、経済的に豊かにする必要はない」というものがありますが、単純に戦後の焼け野原になった日本と日本人を貧乏のままにしておくことが、米国の国益」に適わないからです。

「豚は太らせてから食え」というものがありますが、冷戦終結を期に日米構造協議が始まり、年次改革要望書、日米経済調和対話と名前を変えて誤魔化し続けてまで、米国の国益のために改造され、食われている国が「日本」なのです。

日本は与野党ともにグローバリズム政党です。
保守を名乗る政党も、「ワンワールド思想」という点で同様で結局は与野党ともにグローバリストなのです。
もちろん、戦前からグローバリズム、ワンワールド思想は闊歩してきました。

グローバル大政翼賛会、与野党グルと言われる所以のひとつはここにあります。
既に国民国家の政府をやめた国会議員と呼ばれるグローバリスト達は、グローバリズム政策を推進すること=「国益」としたのです。

グローバリズム政策とは、自由貿易協定、規制緩和、民営化、緊縮財政などのことです。
これらの政策を新古典派経済学という学問で権威付けをし、あたかも正しい政策と誤解させてきました。
それが「新自由主義」というサッチャー以来の「思想」になりました。

概ねこんな理解で十分だと思いますが、何が言いたいのかというと、「国益」の前提はグローバリズムの名の下に崩壊し、国益とは為政者(広義の支配階級)の個人的利益を指すようになり、それまで一致していた国民と国家の利益が一致しなくなったということです。

大衆は、国民は、国衆は国益を定義付けなければなりません。支配層の国益の定義は「支配層のみの利益」です。
現在の国民の思う国益とは「国民全体の利益」。
こんな漠然としている表現でも大きな差があります。

ナショナリズム」とは国家主義と訳されますが、日本におけるナショナリストを自称する連中の実態は政府に近づいて金儲けするただの自分に酔ったクズです。

ナショナルとは国民とも訳されますが、「国民主義」を自称するナショナリストはほとんどいないのではないでしょうか。少なくとも政治家にはひとりもいないでしょう。

国民主義も「ナショナリスト」と言うことができますが、国家主義と国民主義とは同じナショナリストなのに、意味合いが全く変わってきます。

仮に、国民主義の政治家がいるのだとしたらmRNAワクチンの治験について声を上げていたのではないでしょうか。
国民の命と健康を犠牲にして治験をするとは何事だ!」と声を上げるのが国民主義ということですが、2020年の時点でそのように主張した政治家はいたでしょうか。

ひとりもいなかったはずです。
薬害エイズ事件の被害者となった国会議員ですら言わなかったのです。
弱者の味方と称賛されるれいわ新選組も、確かな野党の共産党も誰一人です。
言っていたのは名もなき個人の情報発信者くらいではないでしょうか。

現在は5回接種後までに死亡した累計が314万人とのことです。

コロナワクチン被害者追悼デモ

これらの事実に無視を決め込む政府に国民を守る気も、次世代の日本人を守る気も全くなく、むしろ未必の故意、積極的不作為によって殺す気でいるのです。

本来であればこれほどの被害があった薬剤にノーベル賞が授与されれば「けしからん」となるはずですが、日本政府は未だに接種を推奨、推進し続けています。

ノーベル賞もといノーベル財団とはアルフレッド・ノーベルが発明したダイナマイトによる莫大な利益の節税と戦争屋と見られたイメージアップのために作った財団です。

笹川財団と似たようなものです。
財団を作る連中は必ず汚い手で作った財産でイメージアップを図ります。

ノーベル賞を世界的権威のようにマーケティングしたに過ぎない、言わばボジョレーヌーボーが日本人に人気があるのと同様に、ガチなワイン飲みは、そんな若いワインを有難がることはありません。

結論としてノーベル賞受賞はマーケティングとして今後さらに接種を推進させる目的で行われたのです。

ロバートマローン博士によるとファイザー社はノーベル賞の受賞者を審査するカロリンスカ研究所に多額の寄付をしています。

「ファイザーは2020年からこれに向けたキャンペーンを行っており、当初は(カリコも同様に)自分がmRNAワクチンプラットフォーム技術を発明したとさえ主張していた。ファイザーはノーベル賞を授与するカロリンスカ研究所に多額の寄付をしている。科学が再び大手製薬会社に乗っ取られた。

言われなくても、「どうせんそんなとこだろう」と思えるような意識を持たなければ「あなたの健康のため」と言いながら注射器を刺す合法の殺し屋に「善意」で殺されてしまうかもしれません。

mRNAの受賞は権威を利用する情報操作、説得です。
プロパガンダや情報操作、大衆誘導に必ず用いられる手法です。

権威主義の日本人には効果的な方法ですが、何年も前から権威の信頼は失墜しています。

今後、増々コロナワクチンの犠牲者は増えていくことでしょう。既に接種した人、強制になってから接種する人、いずれにしてもこの薬剤が健康に寄与することはありませんから、殺されるようなものです。

よく「コロナワクチンが何万人もの命を救った」ということを聞きますが、その何万人とは支配層のことです。
しかも支配層は接種しません。

支配層は「何も知らずに自ら接種して命を落とした者のおかげで、無駄に食料も酸素も消費されずに済むし、無思考な役立たずがいなくなったおかげで貴重な社会インフラの維持に寄与してくれた、死んでくれてありがとう」、とまあ性格が良くてこんな感覚で社会を見ています。

そういう意味で、コロナワクチンはある一定の層を救ったのです。
それを理解できないからいつまでもむしゃむしゃ食いもんとは言えないものを食い続けるのです。

未だに気付けないのであれば恐らく救いようのない思考力でしょうから何を言っても無駄かと思いますが、無駄でも負け戦でも言わないと後悔するので言っておきます。

「国の統治者は国内外で騙す特権を持つべき唯一の人々である。国益の為に、嘘が許されるかもしれない。」

ープラトン

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