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辰年

 2024年が始まりました。
 今年に入って初めてのnote投稿になります。
 年明け早々、ショッキングな出来事が続いたため、せっかくのお休みがそれどころではない方が多数いらっしゃるかと思います。
 実際体験した者でなければ、被災者の状況はわからないのでこれ以上は言及しませんが、被災地では物資が足りない、インフラが復旧していない状況であることに変わりはありません。
 冒頭のあいさつに代え、一日も早く復旧、復興されることを祈念させていただきます。
 
 noteでは、ちょこちょこ投稿はしていたものの、X(旧Twitter)のようなSNSがない時代、ブログを(ほぼ)毎日更新していたころを思えば更新頻度は格段に落ちています。Xのように手軽に「今」を書き込めるようになったから、ブログを更新しなくなったというのもあるかも・・・。

 さて、今年は辰年です。
 辰年といえば、亡くなった祖母が辰年生まれでした。もしも存命なら今年で108歳。100歳で他界したので、もう8年経つのか・・・。そして、昨年の終わりに、祖父母と過ごした実家が取り壊され、更地になりました。
 一つの区切りだったといえばそうなのかもしれませんが、私の中では今でも鮮やかに当時の家の中の様子や祖父母の笑い声が聞こえてきます。もちろん叱られた時の大きな声も(笑)。
 だから、更地になった今の状態がとても不思議な感覚(語彙力)です。そのうち、知らない人が住むであろう家が建つのだろうなと思っています。そうやって土地は生まれ変わり、町も様変わりしていくのですね・・・。

 辰年らしく、昇り龍のように天高く舞いたいところではありますが、おみくじはかわいく末吉でして。しかも、かなりの確率ですが、よくよくしらべたら去年と全く同じ番号(笑)。ある意味大吉なのでは?(←前向き)
 とにかく頑張れば結果が出るらしいとのことなので、昨年はきっと頑張りが足りなかったんでしょう。
 何をもってして「頑張る」なのかは、私にはまだわかりませんが、とにかく頑張ってみます。きっとばあちゃんもお空のどこかで見てくれているでしょう。うんうん。

 まずは目標としていることに向けて準備を始めているので、それの達成からかな。

 最後に、過去作ですが、息子2人に向けた連作「大きな栗の木の上で」のうちの一首を。
 なんかね、思い出にもしてくれんかったら寂しいね。まあ、それでいいのかもしれないけれど。

 わたしだけ居ない世界をきみたちはゆっくりわたしを思い出にする/知己 凛

短歌のこと、息子のこと、思ったこと・・・。 読書感想文がなによりも苦手だったのに、文章を書くことがちょっとだけ好きになりました。 IgA腎症持ちです。