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#72 フィリピン…やっぱり撞球魔境だわ【Albert James(AJ) Manas・エージェーマナス】

APF(アジアプール連盟)主催のWNT(Worldナインボールツアー)「TE CAPITAL APP 9-BALL 2023(開催国:シンガポール 日程:11/29~12/3)」
優勝は・・・

「Ko Pin Yi(柯秉逸・台湾)」選手!

ということで見事APP 9-BALL連覇達成となりました(パチパチ)

「いや~、やっぱりカー兄ぃ強いっすねえ・・・」
「今年のKOブラザーズやばいっしょ・・・」
みたいなネタで記事を書く流れかと思っていたのですが…

決勝戦の対戦相手である「Albert Manas」・・・
なんかめちゃくちゃ若く見えるし、名前まったく知らんし・・・
これは調べなあかん!となり見事今回記事のネタとなることが確定です!

で先ずはおなじみ「FargoRate(ファーゴレート)」を調べてみたら…
「見つからねぇ!?」ときたもんで・・・
困ったなと思い試合動画見返していると、何やら実況が「エージェーマナァス!」とか言ってないかい?と早速「AJ Manas」で調べたらバッチリ見つかりましたとさ(笑)

FargoRate(2023/12/4現在)

FargoRate(以降FR):731(robustness:263)と数値的にはまだトップクラスとも言えずも、サンプル試合数も少ないので実力を知るにはまだ謎は多い・・・

次に調べたのが「Facebook」
※以前X(旧ツイッター)繋がりで「フィリピン人はFacebook利用多いよ」と教えてもらったのが役立った!

で、冒頭からなにやらきな臭い言葉がずらずら並んでいて・・・
・「…AJマナス15歳は…」(エェェ…)
・「…レジェンドエフレン・バタ・レイエスと…ウォーレン・キアムコを破った…」(ファッ!?)
と正に衝撃を受けたわけですわ・・・

「AJ Manas」のFacebookより※翻訳機能使ってます

上の記事が2022年なので・・・今は「16歳」なんですかね・・・エグい

今回のAPP 9-BALL 優勝した柯秉逸(FR:831)を筆頭に
地元のエースAloysius Yapp(FR:831)
今年無双のKO兄弟次男 柯秉中(FR:835)
フィリピン勢からも
James Aranas(FR:811)
Johann Chua(FR:814)
Carlo Biado(FR:828)
他にも数多の世界トップクラスが出場していたわけですよ。
そんな中でまだ実績も少ない16歳の新星が決勝まで上がってくる・・・
もうフィリピン訳わからん!としか言いようがないです・・・

下は今回APP 9-BALL ベスト32でヤップ選手と対戦し勝利した映像
※地元エースで格上のヤップ選手に勝った所で「アップセット(番狂わせ)」と実況言ってますね

※2023/12/22  元々の動画リンク先が消えていたので変わりの動画になります!

今年のフィリピン勢はまた一段と若手が数多く世界で活躍を見せている気がします!
☆EuropeanOpen、ChinaOpenで活躍した「Anton Raga(アントン・ラガ)」選手(26歳)
☆今年の女子世界チャンピオン「Chezka Centeno(チェスカ・センテノ)」選手(24歳)
☆HanoiOpenで一躍有名となった「Kyle Amoroto(カイル・アモート)」選手(20歳)

かと言って若手に押しのけられることなく
ベテランのオルクリオ選手やビアド選手
中堅のチュア選手・アラナス選手やイグナシオ選手
それどころか還暦世代なのに未だ強い
リニング先生・ブスタマンテ先生(もう「先生」と呼ばせて!)
等々改めて名前を並べると

「やっぱりフィリピンは魔境だわ・・・」

って冒頭の言葉に回帰すわけであります・・・


※#58で上で名前を出したフィリピン女子No1「センテノ選手」の紹介をしてますのでよろしければ是非読んでみてください!

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