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学校を嫌がる理由〜ASDの子と生きる〜

こんにちは。ひつじです。このnoteはASDの子供と共に過ごして感じたことを記録しています。「ひつじ家の場合は…」とひとつの例えとしてお読み頂ければ嬉しいです

学校へ行きたくない

ひつじ家でも3歳の頃、デイに行くのが嫌で嫌で家中逃げ回ったり、暴れたり、食品庫に立て籠ったりしていました。
知り合いのお子さんも小学校に入学して1ヶ月たつ頃から家で以前より荒れるようになったり、学校に行きたくないと泣き叫ぶようになったそうです。
お医者さんにその事を相談すると、ストレスになるものを無くせば良いと言われたとのこと。荒れる=ストレス=学校に行くこと。
“学校に行かないこと”それが正解でしょうか。

ストレスを無くせば解決?

確かに、ストレスを無くせば暴れたりする事はなくなるでしょう。でも、本当にそれでいいのでしょうか。

学校に行くことがストレス。

理由は、そこではないと思います。
学校は、色々学ぶところ。
出来ないことを出来る様にするところです。
その子にとって出来ないこと=ストレスなのです。
私たち大人も嫌なことはやりたくないですよね(・・;)
出来ない事は出来るだけしたくないですよね。
その子はとっても頑張ってるということなんです。
家で荒れることが増えた子は、学校でたくさんたくさん頑張っています。
帰ってきた子供に「がんばったね」と褒めてあげてください。とってもとっても褒めてあげてください。ギュッと抱きしめてあげてください。
知り合いのお母さんは子供に「頑張ってるんだね」と伝えると、はじめてニコっと笑ったそうです。

行きたくないと叩くのは違う

何度も言いますが、荒れる時に暴力を振るう場合は、「暴力」に対しては親が毅然とした態度を取ってください。暴力はどんな場合でも許してはいけません。
力の弱い小さな頃から、それだけは必ず注意してください。力が強くなったら手に負えなくなります。施設にも暴力を振るう子は入れません。他人にも物にも自分にも絶対にだめです。

暴力とストレス、そこの区別をきちんとしてお子さんを沢山いたわってあげてください。
ママに認められる、ママが自分を見てくれる。それだけできっと子供たちは少しずつでも乗り越えられる力発揮してくれるはずです。

※この記事の内容は、「ひつじ家の場合は…」とひとつの例えとしてお読み頂ければ嬉しです。

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