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生きるために必要な明るさってどれくらいなんだろう

帰り道の途中に小さな薬局がある。夕方、前を通ると頭が痛くなるくらい蛍光灯の光が明るすぎる。すごく白い。あの薬局の照度計算、一体どうなってんだろってもうずっと思ってる。必要以上に明るすぎるよなぁ。さすがにあんなにいらないんじゃ、、?

、、、と、そこから派生して考えてみたのは、人間が生きていくために必要な「性格上の明るさ」とかいうものについて。そんなものがあるとして、それってどれだけのものなんだろうなぁということ。

私は照度が全体的に足りていないというか偏りがあるというか。なんだか必要レベルに達していないのかもなぁって思いながら生きてきた気がする。
でも、ちょっと暗めの場所の方が落ち着く場合だってあるわけだから、足りていないことがダメだとは全然思わない。逆にどこをとっても必要十分な明るさを持っている人は、私からすればあまりに眩しすぎて引け目を感じてしまう。目が疲れるからそばに居たくはない、遠くからその存在の輝きを見つめるだけで良いのだ。

仮に自分の持っている「心の照度」のようなものがあるとして、その照度に合った広さ、用途の場所に身を置かないと、きっと明るすぎたり暗すぎたりして、自分にとっても周りにとっても心地よくないんだ。

なんだか疲れるなって時、もしかしたら「自分が持つ心の照度」と「いま自分が置かれている環境が自分に求める照度」がズレているのかもしれない。もしかしたら自分が求める照度を超える光を注がれすぎているのかもしれないし、求める照度に満たなくて物事がうまく見えなくなっているのかもしれない。

自分の心の照度をちゃんと愛して、この照度がいちばん映える環境を見つけてあげることが私のモットー。

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