『アオアシ』に学ぶ、結果をだす人の特徴

友人の紹介で読んでみたらドはまり。特に14巻は、チームでプロフェッショナルな仕事をする上で学びの宝庫だったので、noteに記録を残すことにしました。

嫉妬心から人の活躍を喜べない/教えを請えない

仕事でもよくあることだと思います。「なんであいつだけ評価されてるんだ」「おれだって機会があればできる」と人の活躍を素直に喜べない人は(私自身を含めて)多いです。そして、そういう人に限ってなかなか成果を上げることができません。

プライドが高い人や自分は人よりもできるという想いが強い人ほど、この状態に陥ってしまい、結果自己肯定感が減り、よりパフォーマンスが悪くなり、更に声がかからなくなる、という負のサイクルに入ってしまいがちです。

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☝青井の活躍に嫉妬をして顔を曇らせ、そこをズバリ指摘されている冨樫

ここから抜け出すコツは「教えを請う」というシンプルな方法です。自分がもっと伸ばしたいと考えている点について、どれだけ教えを請える人が周りにいるか、そこにお願いをできるかで成長速度は変わってくるというのはビジネスの世界でも共有ではないでしょうか?


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☝メンバー同士でもっと意見交換しろという福田監督。また自分のプライドを捨てて青井に教えを請う冨樫

言語化する

再現性ある成果を出す人の特徴として、行動の一つ一つに意味を持っているということがあります。言い換えると、なぜそれをするのかということを自分なりに言語化できるということです。

あるものができたり・できなかったりする状態では、実はそれがうまくいく本質がつかめていないことがあります。例えば、営業であれば「昨年度は売上トップだったのに、今年度は平均くらい」とパフォーマンスにボラティリティが高い人もいるのではないでしょうか?そういう時は一度、過去はなぜうまくいったのか振り返り、人に伝えらえるまで言語化することで結果への再現性を高めることができます(もしうまくいかなくても振り返り、改善がしやすくなります)。

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☝青井がどう守備をしたらいいか悩んでいたところ、教えるのが難しいと話していたチームメンバーに対して叱咤する福田監督

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☝冨樫に教える中で、自分自身の動きの理解を深める青井

明確で、高い目標を立てる

高い成果/得たいスキルがあるなら、高く明確な目標を掲げることが重要です。

以前にある先輩から「地方大会1回戦突破を目指している人が甲子園優勝なんて狙えんだろ」と言われた言葉が、真だと考えています。それは、基本的に目指す目標に紐づいて今の活動があるためです。

ただし、経験則的に現実離れしすぎて目標に圧倒され、何をしたらいいかわからないような目標はNo Goodです。例えば、これから大企業で社会人1年目の社員が最初から社長になるというような目標。絶対にダメというわけではないですが、あまりに高い目標を立てててしまうと、

①具体的な活動イメージがわかない
②ちょっと成果がでても目標達成までにかかる時間が長く息がもたない

ということが起こります。誰しも一日にして高い山を登れるわけではないので、目標から逆算して、まずは一合目、続いて二合目、というようなサブ目標を立ててありたい姿に近づいていきましょう。

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☝今この時代で世界No1プレイヤーになりたいと明言する栗林と、その発言を受けてAチームのサブに甘んじててはいけないと鼓舞される青井のシーン

以上が14巻からの学びです。アオアシはサッカー漫画ですが、良いビジネス書だと思って読んでます。これからも頑張れ、青井葦人!

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