情報的健康
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます
能登半島地震で、住民の方が避難等でいらっしゃらなく、届けることができない郵便物が多くあるそうです。
転居届を出すことで、配達をしてくださるそうなので、手続きをするのも大変な中だとは思いますが、一人でも多くの方の手元に届けばと思います。
今この瞬間も、復旧のために動かれている方々に感謝し、1日も早く生活が安定されることを願っています。
情報的健康
能登半島地震でも話題になった、誤った情報で人々を惑わせる、誤情報(フェイクニュース)。
そのフェイクニュースから、情報の受け手を守るための技術を競うコンテストが開かれたそうです。
この中で、情報を偏りなく取り入れることで誤った情報に惑わされないようにする「情報的健康」という言葉がありました。
小学校の国語科や社会科の学習では、情報の収集についての技能を学んでいきます。
情報の出典を調べたり明記したりすること、そして、複数の情報を見比べることが身につくようにしていきます。
政策や社会問題を扱う社会科においても、ある政策や社会問題において、複数の立場の人の意見をそれぞれ考える、「多角的な見方」ができるように授業を構成します。
子どもが複数の立場を見つけるのが難しい場合でも、教師が授業で取り扱う場合には、偏った見方にならないように注意が必要です。
このアイデアコンテストのように、自分が誤った情報に惑わされているな、と客観視できるような指標があると、より良い情報の受け手になるのではないでしょうか。
今回は、「情報的健康」ということについて、考えたことを書きました。
お読みいただき、ありがとうございました
ご参考になれば幸いです。
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