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裁判員制度15年

裁判員制度は始まってから今日で15年になるそうです。

6年生の政治の学習の中で、国の仕組みとして三権分立について学びます。

その一つとして裁判所の働きや裁判の仕組みについて触れる時間はありますが、年間の中の1時間だけです。

裁判員への関心が年々低くなっていて、正当な理由なく、裁判員裁判を欠席する人も3人に1人いるそうです。

この制度の趣旨としては、国民の感覚を裁判に反映すると言うことだったと思います。

ただ、裁判のために数日間仕事を休む必要があったり、子育て中など家庭の事情がある人にとっては、拘束される期間があると言うのは難しいのも事実だと思います。

事情がある中で、裁判員制度に参加できるように、制度への理解を深めていけるような授業を考えていきたいと思います。

制度が取り入れられたころは、模擬裁判を授業として取り入れた例も参観することがありました。

最近では、時間の関係もあり、なかなかこのような例は見ることができていません。

しかし、自治体と契約しているスクールロイヤーの方の出前授業などで、裁判に興味を持ってもらう事は可能だと思います。

身近にいらっしゃる専門職の方々の力を借りて、子供たちに裁判に対する認識を広げてほしいと考えています。

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