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社会科オープンサロン 夏の学び【20】

今日は、こちらの会に参加しました。

小田先生のFacebookより

社会科に関してのご著書がある実践者の先生方が集まり、テーマに沿ってお話をする会です。

今回は、社会科における深い学びとは?というテーマでした。

指導要領で、主体的・対話的で深い学び、という言葉が登場した時に、深い学びってなんだ?ということが一斉に話題になりました。

深い学びについては、文部科学省が次のように示しています。

習得・活用・探究という学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう「深い学び」が実現できているか。

平成28年 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(中教審第197号)

まず、習得・活用・探究という学びの過程の中で、とされています。

習得だけでも、活用だけでもなく、この一連の流れを作るようにすることが、深い学びに向けた第一歩です。

ここ最近書いている、自己調整学習の流れは、この流れに乗っていると思います。

2つ目に、見方・考え方を働かせた学びになっていないといけないということです。

見方・考え方については、オープンサロンの中でも、最近ちょっと下火になってきているのではないかという話がありました。

3つ目に、知識を関連づけてより深く理解する・情報を精査して考えを形成する・問題を見出して解決策を考える・思いや考えを基に創造する、という具体的な学習の場面が示されています。

このような文部科学省が示しているものをもとに、自分なりの深い学びについて考える機会となりました。

それぞれの学習場面があるような単元構成を作ることが、深い学びにつながるということだと思いますが、ちょっとカタイというか、難しくしてしまっているイメージがあると思います。

自分なりに噛み砕いてみると、学習者である子どもたちが、自ら問いを持って学習を進めていくことが、深い学びなのだと思います。


お読みいただき、ありがとうございました。

ご参考になれば幸いです。


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