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水道管の危機

被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます

NHKが水道統計からまとめた、水道料金、老朽化率、耐震化率のマップが掲載されています。

水道管については、高度経済成長期に設置された水道管が、法定耐用年数の40年に近くなり、交換の時期になっています。

しかし、水道管の交換には多くのお金や時間がかかるため、なかなか進んでいません。

こうした状況では、急に水道が使えなくなったり、地震などの災害の際に大きな被害が出て、復旧までに長い時間を要することもあります。

こうした問題に対して、水道の利用者である私たちが、水道政策をどのようにしていくべきなのかを考える必要があります。

社会科の学習では、水の使用量などから、限りある資源として大切に使っていくという「節水」を重視した学習計画をつくることが多いと思います。

しかし、水道を全く使わない生活というのはすぐには想像できません。

水道そのものを維持するために、多くの人が関わっていることを知り、これからも水道を維持していくためにどうすれば良いのかを考えていく、そんな視点も必要なのではないでしょうか。



今回は、水道管の危機についてのニュースから、社会科の水の授業の在り方について考えました。

お読みいただき、ありがとうございました。

ご参考になれば幸いです。

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