FF16プレイ47【最終決戦前サイドクエスト④】白銀の君
※ 2023年8月29日にふせったーに書いた記事をnoteに転載しています。
今回は「白銀の君」オンリー！クラジル語ってます。
ジョシュアから手紙が来て、
ジルが思い詰めてる様子で元気づけたいから相談に来てって。
おおお、ここでジルのサイドクエストになるのね。
それで、昔クライヴがジルに見せてあげられなかった雪月花を
ジルに見せてあげる計画を立てる。
昔クライヴがジルを連れていこうとしてた
ロザリアのマヌエの丘には雪月花は咲いてなかったけど
ヨーテの記録のおかげで
ザンブレクのマクロデュロワ丘陵にあることがわかる。
下見に行ったらモンスターが跋扈してるので
兄弟でサクッと倒す。
兄のデート計画のために倒されるモンスター
ちょっと可哀想な気もしないでもない。
ジルを迎えに行こうってなって
隠れ家に戻ったらジョシュアが
「僕の仕事はここまで。あとは任せたよ」って
さっさと立ち去ってしまう。
ジョシュア〜〜〜！！！(泣)
君ってやつは。
ジョシュアはクライヴとジルの幸せを熱烈に応援してるけど
あなた自身の幸せはどうなのさ。
ジョシュアは自分のことも大事にしてほしい！
—
クライヴがジルを
「たまにはらしくないことをしようと思って」と
マクロデュロワ丘陵に連れて行く。
クライヴがジルをマヌエの丘に連れ出したときの話をする。
もちろんジルも覚えてる。
ジルは北部の白銀公から和平の証に差し出されて
ロザリアの大公派か貴族派のどちらの家に嫁がせるか
周りが揉めてたころ。
クライヴの「泣いている君に、気ばかり焦ってたよ」の言葉に
「もう、好きやん！そのころからクライヴ、ジルに惚れてるやん！」ってなった。
ジルは誰も自分を見てくれていないことに苦しんでた。
そう言えば幼いジョシュアも同じこと言ってたね。
でも、クライヴが「泣かないで。花を見に行こう」って連れ出してくれて
花は見れなくても、クライヴが自分を見てくれてることに充分救われたと。
クライヴって立場や力じゃなくて
「その人そのもの」を見るから
周りの人はそれに救われちゃうんだろな。
ジルが雪月花で花冠を作りながら
あのあとには続きがあると、
次の日の朝、
まっすぐ太陽に向かって花が咲いた話をする。
「そのとき分かったの、
私が下を向かずにいられるのは
あなたが...そばにいるからだって。
私は あなたのことが 好きなんだって。
クライヴ いつもそばに いてくれてありがとう」
それを聞いて
クライヴが「すべてが片づいたら何がしたい ジル」って聞くの
妙に会話が繋がってないというか、
そこは「うれしいよ」とか
「俺もあのころから君のこと好きだった」とか言おうよ！
って思ったんだけど。
でもよく見たらジルの話聞いて
クライヴがふーって言って
ちょっと嬉しそうな顔してる(わかりにくい)。
ここからは個人的な推測なんだけど
男性性と女性性の話。
男性でも女性でも、
一人の人の中に男性性と女性性の両方があって
その比率が個人で違ってて。
たいていは女性は女性性が多いし
男性は男性性が多いけど
女性でも男性性が強い人もいるし、
男性でも女性性の比率多めの人もいると。
それで
女性性は望みをいだくもの
男性性は望みを叶えるもの
という性質があって。
1人の中で同等でなくても良いから
男性性と女性性のバランスを意識したほうが
「解決能力はあるのに叶えたい望みがない」(男性性ばっかり)
「叶えたい望みはあるのに一向に叶わない」(女性性ばっかり)
みたいなことにならなくていい。
男性社会の時代が長い学校とか会社だと
解決能力を磨くことを求められるから
女性でも男性性は育てられやすい気がする。
むしろそういう強制を感じる。女性性を軽視しがち。
FF16に話を戻して
クライヴはあまり女性性を感じなくて
男性性ばっかりな印象で
ジルに「あのころから好きだった」って言われて
すっごく嬉しかったから
もっとジルの望みを叶えたいって気持ちになったのかなって思った。
男性性って女性性の望みを叶えてあげて
「すごい！」って言われるのが
一番の喜びみたいなところあるから
ジルの望みを叶えてジルのヒーローになりたいのかなって（笑）
だから、クライヴの「すべてが片づいたら何がしたい？」は
クライヴの中では「一番の愛の言葉」で、
ジルはクライヴと付き合いが長いから
この愛情表現は十分伝わってるような気がする。
「うん そうね...
旅をしましょう
ヴァリスゼアの外に出て
広い世界で自分にできることを
ひとつひとつ確かめていく-
そんな生き方を 私はしてみたい」
ジルの答え方もすごくクライヴのことわかってて
クライヴは望みや幸せの輪の中にすぐに自分を入れ忘れるから
ジルは「〜しましょう」って言葉で
自然にクライヴをその輪の中に入れてあげる。
「ほら、あなたもよ」って感じの、姐さん女房ジル。
ジルにはずっと
さっき言葉にしたような自由がなかったってこと。
もし、何もかも終わったなら、
こんどはそれを自らの足で確かめに行きたいって。
ここも後で録画からセリフ撮ろうと思ってスクショしてたら、
ジルがめっちゃ良い表情してる。
ジルの、待つだけのお姫様じゃないとこ、好きだなぁ。
きっとクライヴもジルのこういうとこ好きなんだと思うな。
まぁ、ちゃんと「帰ってきて」「一緒に」行こうねって、
クライヴに釘を刺す意味もあったんだと思うけど。
ジルの一番の望みはそこだもんね。
クライヴも受け入れて
「ああ きっとできるさ。そのために 俺たちは戦うんだ」って
ジルに言ってキスする。
後で録画したビデオから前後も含めてスクショ撮ってたら、
ジルの表情が幼なく見えて、本当にかわいかった。
皆さんもスクショしてみてください。きっと感動します。
ジルは作ったばかりの花冠を見つめて
「私にできることなんて こんなものだけど」って少し自嘲気味。悲しそう。
待つだけのお姫様はジルには辛い。
クライヴは花冠を見て「俺には真似できないよ」って。
ここちょっとわからなかった。
クライヴは何かを壊すことはできても、
ジルみたいに何かを作り出すことはできないよってことかな。
【note追記】
ふせったーで記事を書いた後、Xで他の方とお話する中で
「ジルの私にできることなんて こんなものだけど」は
クライヴとジョシュアが雪月花を見せてくれたことに対する
お礼のことかもしれないなと思ったり。
クライヴは花冠のお礼で十分嬉しいし
なんならジルが笑顔になってくれるだけで嬉しい。
【note追記終わり】
ジルが
「ありがとう クライヴ
ここへ来てよかった 本当に...
大好きよ、クライヴ
私の...宝物...」
って言ってクライヴをハグするんだけど
クライヴは言葉では答えずにハグを返す。
クライヴって、ほんと言葉にしないよね。
ジルもそれがクライヴだってわかってる気もするけど。
見てる私は「そこは言え」ってなってしまう。
そりゃ米津玄師さんもクライヴの代わりに歌にするよ！ほんとにもう！
2人が良いならそれでいいんだけどさ。
—-
ジルから「雪月花の花冠」と「女王の恵愛」をもらう。
「女王の恵愛」って12歳のジルがしてたペンダントだよね。
これを持たされてロザリアに来たってことは、
ジルがシヴァになる可能性を
送り出す白銀公のほうでもわかってたってことなのかな。
ジルも昔からクライヴのことが好きだったって
(私の中では体験版のプロローグのときから
クライヴはジルのことが好きってことになってるので「ジルも」って書きます)
少年期のころから、すぐ見つめ合う2人を見てたらわかるけど、
でもちゃんと聞けるの嬉しいよね。
これを書いている今はもう1周目クリアしてるんだけど
はじめてこのシーンを見た時は
アルテマとの最終決戦を目前にして
クライヴが無事に帰って来れるかわからなくて
ひたすら胸が苦しい思いで見てた。
一緒に行けないジルの無念も伝わってきた。
最後抱き合ってる2人の時間が永遠に続けばいいのに。
もしかしたら、ここでプレイ止めちゃう人いるんじゃないの？って。
「雪月花の花冠」と「女王の恵愛」をもらったアイテム受領画面、
いつまでも閉じられなかった。
今回はここまで。
【追記】
と思ったんだけど追記！
ジルをどこに嫁がせるか揉めてたころに
クライヴがジルを黙って連れ出したとなると
周囲の大人に「駆け落ちか！？」って誤解されてない？
エルウィン「そんな度胸あったのか、見直した」
ロドニー「感心してる場合か！！」
(焦りすぎて、うっかりタメ口になるマードック将軍)
若い頃のエルウィンとロドニーが2人で旅をしていたときは
お互いタメ口だったりすると大変美味しい。DLC所望！
(この記事を書いたときはアルティマニア出てなくて
この2人もっと歳が近いかなって思ってたんですが
マードック将軍6歳年下だとタメ口はまずないかなと)
エルウィンは今回の件で
「こいつ本気で惚れとるな」って思って、
ジルを大公派（クライヴ）に嫁がせることを
後押しする流れだとなお美味しい。
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