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FF16プレイ39【弟 怒りのグーパンチ】 とことんクラジル語り

※ 2023年7月28日にふせったーに書いた記事をnoteに転載しています。

今回はとことんクラジル語りになってますのでご了承ください。

やっと灰の大陸に再上陸できた。
実際には、今書いているより、かなり早めに上陸してたんだけど
私が影の海岸以降にクライヴとジルのことでモヤッたせいで
再上陸前に取り組んでたサイドクエストの感想メモを書くのが遅くなってしまって。

でも、現時点の自分なりの答えが出たので今回はそれを書きます。

先の話を知らないから、この先のストーリー進行次第で覆ると思う。
でもいいの。今この瞬間の考えや気持ちを残したい。

—-

再上陸早々にやってくれましたね!ジョシュア。ポクシャーッて!
拳に体重が乗ってて気持ちよかった。

撮影無理でした。クライヴ痛そう。

ジョシュアはクライヴよりもほんの少し身長が高いけど
体重はクライヴよりだいぶ軽いんじゃないかと。
だから殴られたほうのクライヴもびっくりはしてたけど
ダメージはそんなにくらってないよう。

「あなたって人は!
兄さんのことを思えば簡単に納得するものか!
ジルは我慢してるんだ!
彼女を泣かせたんだろう!
ジルは いつも最後には兄さんの味方だ
だから僕が言う
何でも自分ひとりで背負い込むのは
本当に悪い癖だ クライヴ」

プレイ中は、私もひたすらびっくりして
私自身、28歳ジョシュアにまだ馴染めてないから唐突感がすごくて。

いや、再上陸前のブリーフィング中に
ジルが上陸せずにエンタープライズ号の護衛することになって
ジョシュアが訝しげだったのは知ってるけど。

ジョシュアが今のジルのことをわかってる風なのが最初解せなくて。
「再会してからジルとたくさん会話したとか?」って思ったんだよね。

でもいろいろ考えたら
ジョシュアとジルってロザリス時代から
クライヴファンクラブの会長と副会長で長年一緒にやってきてた仲だから
だからわかるんだって。

ジョシュア自身も
「たとえ自分を守るためであったとしても
クライヴから、一緒に戦う術を奪われたら
納得がいかなくて泣く」ってことなんだろう。

だからジルのことがわかると。
クライヴを思う気持ちが同じだから。

「いつもひとりで背負い込んで、一番大事な自分自身を見失っている」と
影の海岸でもジルに言われたばかり。
あのときジルはちゃんと言ってくれたのに
それでもクライヴはジルからシヴァの力を吸収した。

「それでもこれが…俺の… 俺の出した答えだ」
SALVATIONトレーラーの言葉がここで使われる。
予想していたイメージと違うけど、
でもこれがクライヴの最大の決断であることは間違いない。

「戦うために自分で選んだのだと 言い切れるのか?」とジョシュア
ジョシュアの目をまっすぐ見て「ああ」と答えるクライヴ。
「ならいい」とジョシュアがクライヴを助け起こして
「みんながいることを 忘れないで」と。
同じことをジルも言ってたね、キス未遂事件のときに。

これで兄弟仲直り。
偵察から帰ってきたガブが「なになに?」って感じで
置いてきぼりにされてるのが可愛い。

—---

録画を何回か見てるとわかってくることもある。
最初の会話。

「シヴァの力を 取り込んだ?」
「ああ ジルも・・・ 納得してる」

このときクライヴはジョシュアを見てない。
だから、トルガルはジョシュアが殴ろうとしているのに気づけたけど
クライヴは気づけなくて、拳をまともにくらってた。

バイロン叔父さんが言ってた「クライヴが嘘をつくときの癖」は
「相手を見ない」なんじゃないかな。

クライヴも自覚があったのかな、ジルに考えさせる前に自分が決断したこと。
だからジョシュアの目が見れないし
「ジルも納得してる」の言葉と声に力がない。

私は、影の海岸のイベントは多少モヤモヤが残るものの
クライヴとジルの本当の望みが見つかって、それは良いことだと思ってた。

でも、その後、風の大陸に一度戻ってサイドクエストをこなす中
ジルが居なくて、シヴァを力を使っているうちに
多少だったモヤモヤがどんどん大きくなって悲しい気持ちになってきた。

再上陸後にジョシュアがクライヴを殴って
「ジルは納得するものか」って言ってくれて
「そうか、ジルは納得してないのかも」って思った。
なら、ちゃんと向き合わないとって。

過去のお買い物イベント、タルヤさんと行ったけど
セーブ巻き戻してジルと行ってみたりして
ジルのこといろいろ考えた。

でもジルのことを考えると、私の場合は
結局クライヴのことを考えることになっちゃうんだけど。

—-

私がシヴァの力を使いながら悲しくなっていた気持ちの正体。

影の海岸でクライヴもジルも
「ともに生きるために 最後の瞬間まで戦う」って言ってたけど
仮にその最後の瞬間が訪れたとして、
そのとき2人は一緒に居られるんだろうか
その可能性がかなり低いんじゃないかと
勝手に予想してしまったこと。

ジルはもう人間の姿のときにシヴァの力が使えない。
シヴァに顕現することはできるかもしれないけど
過去の事例が、ガルーダとタイタンが正気を失った状態での顕現だから
ジルにそんなことさせたくない。

そんな状態のジルを
クライヴが一緒に死地に連れていくとは思えない。
ジョシュアもそう思ったから、クライヴを殴ったんだと思うし。

クライヴ「それでもこれが…俺の… 俺の出した答えだ」
(ジルが納得してなかったとしても、彼女を泣かせたとしても、俺が決めたことなんだ)
ジョシュア「戦うために自分で選んだのだと 言い切れるのか?」
(一人で背負うために選んだ、ってわけじゃないってことだよね?)
クライヴ「ああ」←このときはジョシュアの目をみてるから本心
ジョシュア「ならいい」(兄さんの決めたことならもういいよ)

ジョシュアの「戦うために」はクライヴの中では2つあると思ってて。

1つめは、文字通り「シヴァの力」が今後の戦いに必要だから。
シヴァのアビリティは、リキャストも早いし特色がしっかりしていて、ほんとに強力。
今後アルテマと対決するなら、すべてのドミナントの力を吸収する必要があって
「逃げずに戦う」と決めたのであれば、シヴァの力の吸収は必要なこと。

2つめは、クライヴ個人の望みのこと。
クライヴが他人のためにでなく「自分のために」と考えたときに
クライヴが望むことは
「自分が命をかけて世界を救えるなら、そこにジルが生きていてほしい」だと思う。
(私個人の意見です)

「ジルが生き残れない世界なら、自分はもう戦えない」くらいに思ってる。
クライヴはそれでも人類のために戦うと思うけど、きっと抜け殻のようになっちゃう。

クライヴ個人の望みは、きっと他の人には言えない、言わない。
言うならジルと(当人に言うのは重たいな)
言えてもジョシュアかな(言わなくても察してそう)。

シドは「自分を持っているやつは強いんだ」と言ってた。
あのときは「ジョシュアの復讐」だけを強く望んでベネディクタを圧倒してたね。
今回もクライヴはその「想いの強さ」によって
最後まで自分を人間たらしめようとしてるのかもしれないって思った。

「最後の瞬間まで」は
クライヴは自分しか勘定に入っていないようにも見える。
ジルは逆に、クライヴと自分の、両方のことを言ってそう。

「ともに生きる」も
クライヴは物理的なことよりも精神的なことなのかなって。
ジルは「なにがあっても”あなた”を見つける」と言ってたから、
なにかあったときに、そばにいたいんだと思う。

だから、クライヴの決めたことは
全然ジルのためじゃなくて自分のため。究極のワガママ。
それをジルに押し付けている自覚がある。甘えてるんだね。

なら、そこはちゃんとジルに話して謝ってほしい。
甘えてごめんって。許してほしいって。
お願いできるのは世界で君だけなんだって。
それだったらジルも、100歩譲って納得いく、かもしれない。

少なくとも私は納得がいったので、晴れて先に進みたいと思う。

結局やっぱり、ジルじゃなくてクライヴの話になってしまった。
でもジルは、クライヴの本当の望みがなんであっても、受け止めてくれると思う。
ジルはクライヴの幸せを心から望んでいるから。

あ、でもジルもちゃんと怒っていいと思う。
ジョシュアみたいに殴っちゃえ(オイ)。

今後の展開がわからないから
私が勝手に予想して、勝手に悲しくなってただけで
案外、クライヴとジルは最後まで一緒に戦うのかもしれないし
誰かが犠牲になることなく無事に帰ってこれるのかもしれない。

でも、あんまりそういう想像ができにくいというかねー。
ほんとどうなるんでしょう。

ここまでで30分。ゲームプレイ累計時間は64時間。

【追記1】このあとジョシュアが「調べたいことがある」といって別れる。
ガブが「心配じゃないのか?」みたいなことを言うんだけど
クライヴは「大丈夫だ」という。でも表情が心配そう。

クライヴは今回、ジョシュアが殴って諌めてきたことや
「兄さん」ではなく「クライヴ」と名前で呼んだことで
今のジョシュアはもう「庇護対象だった10歳のジョシュア」ではないことを
受け入れたんだと思う。だから、心配でも本人の決めた通りを見守る。
兄と弟だけど、男同士対等な関係になったってことなのかな。

私自身、これまで28歳ジョシュアに馴染めてなかったけど
今はすっかり「ありがとう」の気分。よくぞ言ってくれました。
ジョシュアは身体が弱いってだけで、実はメンタルの攻撃性高めなところが好き。

【追記2】ジョシュアの「彼女を泣かせたんだろう!」を聞いて
たしかにジルは泣いてたけど、嬉しいのと、悲しいのと、えっちなのと
どれもあった気がするし、どれのことだろうって、一瞬思ってしまった。
ほんとごめん(謝るくらいなら書かなきゃいいのに…)

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