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「引っ越し」という卒業試験!帰る場所を作るまで⑥海で気付いたこと

カードリーダー外山周の
「引っ越し実録」です!

*この連載では、「家とは居心地が悪いもんである」という世界観を強烈に採用して生きてきた私が、「最高に居心地がいい部屋に出会えたー!イェーイ!」と宣言できるまでの過程をほぼリアルタイムで発信します(・∀・)

*こんな人にお勧め:同じように「家とは居心地が悪いもんである」と思っている方、「いやいや自分の生きる場所は自分で選ぶんだ!」と思ってみたい方、外山周のプライベート事情を覗き見してみたい方

*この記事は 「引っ越し」という卒業試験!帰る場所を作るまで⑤ここでやるべきことがある の続きです!


ということで物件探しをいったんお休みし、とりあえず海にいくことにした(←なぜ)。

なんだか無性に海が見たかった。私は海のそばで生まれて、高校までは学校帰りに海に行けちゃうような立地で育った。放課後海で遊んで濡れて帰ったりもした。それに次の引っ越しの候補地はどれも海が近くて、なんか根拠は一切ないけど、海の空気に触れたらエネルギーも切り替わるかなって思った。

というわけで行ってきたよ!

海ぃ!!
今回は犬吠埼温泉に5泊。

今回ももちろんお仕事をいっぱい持ったまま出かけた。旅先でも仕事はできる。というかむしろ「旅先で遊ぶように仕事をする」っていうことを、もっと体に落として当たり前にしてしまいたい。

が、しかし。

今回の旅はもー本当色んなことがグダグダだった。

まず初日の夜に、PCの充電アダプターを家に置いてきた事に気付いた(爆)。

どんどん心許なくなるバッテリー、次の日にはzoomセッション、張り切って予約した5泊の予定。いやもー本当笑ったよね(予想外の状況になると爆笑します・笑)。

今思えば別に大した事ないっていうか、いくらでも対応できちゃう事なのにさ(実際Amazonで注文してフロントに受け取ってもらった)、気付いた瞬間はあり得ないほど「え!やばい!どうしよう!」ってパニックになったよ。

一瞬で背中が強張るあの感覚も、
失敗ばかりに意識が向く思考回路も、
人にお願いする時に感じるあの恐怖感も、

全部ぜーーーんぶまだまだ健在だった。

私はまだまだ昔の自分のまま、「世界は怖い場所だ」っていう世界観を生きてたんだなって気付いた。

ただPCのアダプターを忘れたっていうそれだけのことで、

「失敗したら叱責される」
「お願いしたら迷惑がられる」
「問題は人の手を借りず解決しなくちゃ」

っていう考え方が自動的に&真っ先に表面にでてきてしまう。

これから「旅先で遊ぶように仕事をする」っていう生き方を選んでいくなら、少しずつ「問題が起きても修正できる」「修正できなくてもいくらでも方法がある」「自分でも対応できるし人も助けてくれる」って世界観を採用していく方がよくて。

その辺の世界観の書き換えは充分進んだつもりだったけれど、やっぱり今までみたいに「1人で感情に向き合って書き換える」をやってるだけでは不十分なんだね。

こうして違う土地に来てみて、そこで昔みたいに一度「ヤベェ!」ってなってみて、自分の頭で考えてフロントに相談してみて、快く対応してもらってお礼を言って、それで次の日のzoomが滞りなく終わって、この一連の経験を自分の体で体験してみて初めて、「あー大丈夫なんじゃん」って腑に落ちていくんだ。

・・・そんなことをしみじみ思ってたら、今度は次の日メルカリの評価を催促するメッセージがきた。メルカリで物を買ったのを忘れたまま温泉に来てた。それで、近所の友達にお願いしてポストを見てもらった。

実は友達に「ポスト見てほしい」ってお願いするのもかなり緊張?したんだよね。LINE送った後は心臓がバクバクしたw

あー私本当、今までどれだけ「人にお願いする」ってことを上手くできずに生きてきたんだろうなぁ。

「人にお願いする」ができないのは、「自分に自分でお願いする」ができてない証拠でもある。精神的な自立ができていないってことでもあるんだよね。私の「エネルギー的な自立」を目指すミッションは、まだまだ道半ばみたいだ(笑)。

そんな訳で、今回は前回ほど仕事に集中することはできなかったんだけど、最後の日は開き直って窓を開けてお昼寝して、すごく気持ちが良かった。

帰りは友達の家に持っていくお土産をいっぱい買った。どれも美味しそうだったから、あれもこれも買ったんだ。帰った後の週末にみんなで集まってご飯を食べて、その時に差し入れで持って行った。

ポストを見てくれた友達にもお礼を言った。

引っ越しは楽しみだけど、やっぱりこの近所を離れる時は寂しいだろうな、もしかしたら泣いちゃうかもなって思ったよ。

⑦に続く!

⑦は意外な展開かも!
また読んでね(・∀・)

いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。