政治家の神社参拝

立憲民主党の泉代表が正月に近くの乃木神社を参拝してそれをツイッターでつぶやいたら結構な批判を浴びた。同じく泉代表は1月4日に岸田総理と同じように伊勢神宮を参拝しましたがそれほど批判されていない。
この違いは何だろうかと思った時に乃木神社に祀られているのは明治時代の軍人である乃木希典大将であり軍神として祀られているからという理由だ。
総理の伊勢神宮参拝もそれほど批判されない。しかし一方で靖国参拝はものすごく批判されて参拝することも出来ない。これも靖国神社に祀られているのが戦死した軍人であるという理由なのだろう。これらの批判は当然だと思う。
 一方で伊勢神宮参拝が批判されないのは不思議だ。憲法の政教分離の原則から言えば軍人とか人間が祀られている神社よりは神が祀られている伊勢甚軍参拝のほうがよほど憲法違反ではないかと思う。特に総理大臣の伊勢神宮参拝は野党の党首も同日に参拝しているので批判しにくいだろうしマスコミも全く批判しないのは憲法をどう考えているのか。彼らが改憲に批判的なのは本当に護憲からなのかあるいはただ政府与党の改憲を批判したいだけなのか。私はすごく疑問に思う。

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