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糖尿病

糖尿病との付き合いは長い。高校2年生の頃に教育入院をした。教育入院はそれから2度ほどした。自覚症状が全くなく勤め先での健康診断で血液検査や尿検査で異常値が出て注意をされる。30になって病院で務めるようになりそこで定期的に診察を受けて薬をもらっていた。しかし診察も受けたり受けなかったりでそれは自己責任なので勤め先の病院も診察を強要することは出来ないので血糖値の高い状態は続いた。20年以上勤めた病院を13年前に辞めてまた違う病院に勤めたがそこでは診察も受けずに薬も飲まず放置してお

    • 米が不足しているという。私は体が不自由で一度に多くの荷物を持てないのでスーパーには1日おきくらいに行って買い物をする。この2週間くらいスーパー開店前にいつも10人くらいの行列が出来ている。どうやら米が目当てらしい。開店と同時に米だけ買っていく人が多い。私は自分の買い物を済ませて米の売り場へ行くとそれでもここ2,3日はまだ米がかなり残っている。これなら開店と同時に並ばなくても余裕で買えそうだ。私はスーパーでは米は買わないが今まで不足したことはない。必要な分だけ買っている。だから

      • 宗教

        最近はあまり聞かれないが昔は「貴方が信じる宗教は何ですか」とよく聞かれた。40年以上前入院した時もアンケートのようなものがあってそこで宗教について聞かれたことがある。入社試験の時も宗教とか支持する政党とか聞かれた記憶がある。私は家が曹洞宗のお寺にお世話になっているので宗教はと聞かれれば仏教ということになるだろう。高校大学とキリスト教系の学校だった。特に高校の時は聖書の授業があったし毎日キリスト教の歌を歌った。今でもそらで何曲か歌える。大学生の頃はアルバイト先の先輩に頼まれてい

        • 映画

          かつては月に数本映画館で映画を観たがここ数年は体が不自由になったこともあり映画館で映画を観ることはなくなった。映画館で映画を観ていた時は名古屋市内にあったミニシアターでよく観た。大きな映画館ではなかなか観ることが出来ない海外の映画や日本の映画をよく観た。こういう映画がどれだけ観客が入り採算が獲れるのかよく知らないけど訴えかけてくるものはいわゆるメジャーな映画よりはあった。題名は忘れてしまったがイスラエルとかアラブ諸国の人種や宗教の問題を扱った映画はそこに出ている出演者が果たし

          パラリンピック開幕。

          パリ パラリンピックが開幕した。オリンピックは「頑張れ日本」と応援をしたいがパラリンピックは出場している選手個人個人を称えたい。私も身障者なので身障者であることの苦労は多少はわかるつもりである。ハンデを乗り越えてさらにプラスに変えて活躍するというのは言うのは簡単だけど大変な困難があるのだろうと思う。身障者になる前は正直「障害」というものについて全く無理解だった。あるいは忌避していたと思う。パラリンピックはかなり前からあったが私は全く興味を示さなかった。テレビ障害を持った人たち

          パラリンピック開幕。

          書店

          書店が少なくなったというニュースはもう数年前からあった。私の住んでいる市でも書店だけの店舗は知っている限り2店舗くらいしかないのではと思う。後はショッピングモール内に売り場としてあるくらいではないのか。私の家の周りでは30年くらい前は2店舗書店があったがいずれもなくなってしまった。今は市外の書店まで行くのも面倒なのでアマゾンでほとんど買ってしまう。書店に行くのは自分の目当てでない本との出会いがあるからとかいう人もいるがアマゾンで自分の欲しい本だけを買うようになってからはそうで

          時代劇

          時代劇といえば水戸黄門とか大岡越前とか暴れん坊将軍とか思い浮かぶが若い人たちはそういう昭和のテレビ時代劇はもうなじみがないというか知らない人が多いらしい。名前だけは知っているが内容はよく知らない。驚いたのは時代劇の定番である忠臣蔵の中身どころか名前さえ知らない若い人がいるという。しかし書店などに行けば時代物の小説は結構出ているし、映画とかも歴史ものもやっているので歴史については興味のある人も多いと思うがテレビ時代劇についてはもうテレビでも再放送くらいしか放送していない。私が子

          令和の米騒動

          米が不足しているらしい。しているらしいというのは我が家では配達をしてもらっているので今のところ我が家で食べる分は不足はしていない。よく行くスーパーを覗いてみるとなるほど米が置いてある棚は空の時もあるがその翌日はかなりまた置いてある。買いだめを警戒して余分には置かないのかとも思った。 しかし「米騒動」とは大げさなと思った。確かに不足しているスーパーもあるのだろうけどそれで庶民が怒ったり暴動のようなものが起きたわけではない。値上げもあったのだろうが私の見る限り平穏だと思う。おそら

          令和の米騒動

          今年の甲子園

          私はプロ野球には興味があるが高校野球とか大学野球には全く興味がなく高校野球も地元の高校が甲子園に出場していて試合をしていても観ることもないです。 今年の夏の大会は京都国際という学校が優勝をしたということで話題に会っていたので少しばかり興味を持ちました。この学校は前身は朝鮮学校だったということらしくその後日本の学校になりました。授業はハングルの授業もあり校歌もハングルであったりとそのあたりが注目されているのでしょう。 優勝は部員に頑張りでであり称賛をする人ばかりですが校歌に違和

          今年の甲子園

          AIに奪われる仕事

          将来的にAIに奪われる仕事して事務とかあるいはレジ打ちとかライターとか言われている。あるいは公認会計士とか弁護士や医者とかも将来はAIのほうが正しい仕事をしてくれるかもしれない。しかしAIが自分で意志を持ち増殖して進化をすれば今までAIの研究や進化に携わってきた研究者とかが一番不要になるのかもしれない。AIが意思を持てば自分たちがやりたくない仕事は人間にやらせるようになるのかもしれない。あるい今「AIに奪われる仕事」とされる単純な仕事はAIによって人間がさせられるかもしれない

          AIに奪われる仕事

          プロ野球選手への誹謗中傷

          あるプロ野球選手へのネットでの誹謗中傷が酷いというネット記事を読みました。私もユーチューブなどでプロ野球関連のユーチューブをよく見ます。そしてこの選手だけでなく他の多くのプロ野球選手あるいは監督、コーチに対する批判などが多くあげられています。なかには的を得た真面目な批判もありますが、多くは驚くほどの人格否定になる誹謗中傷としか言いようがない内容です。かつては球場でヤジとかが酷かったと言います。今は球場では観客もマナーを守りひどいヤジは少なくなったと言われています。敵味方関係な

          プロ野球選手への誹謗中傷

          戦前の映画

          ユーチューブで日本の戦前の映画をよく見る。それらを見るまでは戦前の映画といえば時代から制約も多くあり退屈な映画が多いと思っていたが、ずいぶんと思い切った内容のあるいは前衛的な映画も多くて少々驚く。戦争が始まり敗戦が濃くなる昭和19年ころになると戦意高揚の映画が増えるがそれでもその映画をよく見ると単に戦意高揚だけではなくて庶民の生活を率直に描いた映画が多く当時の関係者の苦労や努力を見ることが出来た。戦前の日本映画は驚くほどの数の映画が作られている。映画会社も次々と出来た。敗戦後

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          権力と国家

          政治家が何か不正を行うと批判が出るのは当然としてもそれが政治そのものに対する不信そして政治家をバカにするあるいは下に見る風潮に繋がるのは見ていて本当に滑稽だ。威勢のいい言葉で政治家に対して「お前らなんかいらないんだよ」とか総理大臣に対して品性下劣な言葉で中傷する老年の芸能人とかがテレビでよく見かけるが見ていて痛々しい。「政治は」とか「政治家なんか」とか批判にもならないような批判している人間に限って「政治」や「政府」そして「国家」に過大なものを求めている。それらの求めているもの

          権力と国家

          政治家の不正

          政治家の不正については私は何も思わない。怒りを感じることもない。自分がもし政治家でそれなりの経験を積んでいれば今回のような裏金問題は自分もやったかもしれないと思うだけだ。私以外の人も聞かれれば「けしからん」と言うかも知れないが一体どれだけの人が本気で怒ているのかは不明である。与党の不正に対してはメディアも野党も怒っているふりをしているだけで自分がもし与党の人間だったらもしかしたら同じようなことをしたかもしれないと考えれば真剣には怒れないだろう。現に野党第1党の党首はこの問題で

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          明治の文学者たち

          今、明治の文学者たちの考えとか生活とかについての書物を読んでいるが、まず驚くのは生涯の短さだ。70とか60まで生きた人は少なくて大体40歳台くらいであるいはもっと早くなくなっている人が多い。当時の平均寿命がどれくらいだったかわからないけど一般の庶民よりは短命だったのではないかと推測する。 とにかくこれだけ若くして亡くなるわけだから病気が死亡原因ということになるだろう。結核とか肺の病気とかあるいは腎臓の病気とかで亡くなった人も多い。医学はそれなりに発達していただろうが結局は転地

          明治の文学者たち

          伊藤整「日本文壇史」

          この本を読むのは2回目で最初は古本屋で単行本で読んだ。読んだといっても中途でやめてしまった。 30年くらい前に文庫本で出て全巻買っておいたがなかなか読むことが出来なかったが去年末から読み始めた。 去年の12月中頃から1月の初めまでで約半分の9巻まで読み進んだわけでなかなかのペースではないかと思っている。 感想を一言で言えば「面白い」に尽きる。明治の有名な文人だけでなく聞いたことのない文人のその生涯迄詳しくそして短くまとめられていた。作者の思いはそれほどなくて出来事が淡々と綴ら

          伊藤整「日本文壇史」