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マンハッタンヘンジ


マンハッタンヘンジ

「マンハッタンヘンジ」という言葉がある。
ニューヨークのマンハッタンとイギリスの巨石建造物であるストーンヘンジを合わせた造語です。

マンハッタンヘンジはマンハッタンの道沿いに真っ直ぐ夕日が沈んでいく事を言う。年に2回観ることができる天文現象で、夏至の約21日前と後に起こります。

ストーンヘンジはなんのために作られた巨石かは謎ですが、太陽光線が夏至の日の朝に遺跡の中央に直接当たることから春分、夏至、秋分、冬至を計算する装置だとも言われています。

「マンハッタン」+ストーン「ヘンジ」=「マンハッタンヘンジ」です。

キシュウヘンジ

マンハッタンヘンジのような現象は世界中にあるらしい。
知人の設計士に聞いたところ、和歌山にもあるとのこと。
和歌山城と和歌山市役所の前の通りで観ることができて、
春分と秋分の日に通り沿いに真っ直ぐ西に太陽が落ちていくのだそうです。
「キシュウヘンジ」と呼ぶとしよう。

意図的につくられている

マンハッタンヘンジ、キシュウヘンジのような天文現象が起こるような都市は、
意図的に計画されてつくられていると思う。

都市の中央から見て太陽が、いつ、どの方位から上って、南中して、落ちていくのか。都市をデザインした人は太陽の位置を考えながら都市を作っていったのだろうと思う。
都市の中央はお城、皇居などその都市を統治する主人の住む場所で、そこを中心にして通りを碁盤の目のようにつくっていった。
その結果、マンハッタンヘンジやキシュウヘンジのような天文現象が起こったのだろう。









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