シチリア風パスタ・・・週替わりパスタランチは寂しすぎる。美味しいものは、二週続けてお願いしたい!
今週のパスタランチは『シチリア風』であった。先週末に、試食(写真上)として振舞って貰ったが、太麺のパスタと皮目パリパリの鶏肉の食感がすこぶる良かった。
パスタには煩いと自負しており、パスタ麺の種類を徹底探究した時期があった。東京在住の『パスタ通』の人間の腰を抜かせようと、ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)の色見貴之マネージャー(当時)と工藤圭吾料理長二人に、あれやこれやと我儘言って、何度も試作してもらったことを思い出す。
面白いことに、奥深い『パスタの世界』に一度入り込むと、際限なく欲が噴き出してくる。あーでもない、こーでもないと言いつつ、結局、話題の十数種類のパスタ麺から絞り込んだのが、『ラ・ファッブリカ・デッラ・パスタ』、『マシャレッリ』、『マルテッリ』であった。
※パスタ麺は全て筆者持ち込み
『パスタ通』の人間が、東京有名イタリアン・リストランテで食しているのは、『マシャレッリ』であることが判明。筆者は、『ラ・ファッブリカ・デッラ・パスタ』を押していたので、その二つを使って料理を依頼することにした。
結果は、その『パスタ通』の人間の言葉「おお、これは旨い!」の一言だった。筆者はテーブルの下で小さくガッツポーズ。厨房でも、料理長がニコニコ顔でガッツポーズ、我々の背後に立つマネージャーもまた、ニヤッとガッツポーズであった。
このような厨房と客のキャッチボールができるのは、自称『食通』の人間としては、最高の勲章を貰ったようで有難い。それも、東京在住のセレブであり『パスタ通』でもある人間から絶賛されたのは、太鼓判を頂いたようなものだ。
因みに、『パスタ通』の人間は、コロナ禍になる前までは、毎年イタリアへ何度か足を運び、大量のパスタ麺とオリーブオイルを買い込んでは、自宅で、毎日のように食べまくり、更に、東京の高級リストランテに足を運ぶほどの食通である。
コロナ禍となり、このようなお遊びができないのが辛いけれども、つい先ほど、その『パスタ通』の人間からメールが届き、「コロナがやや収まったら、グルメ会を再開しましょ!」とのこと。
さて、次のテーマは何にしようか!?
▼今回の週替わりパスタランチ『シチリア風』
▼この二、三年で試食したパスタ群(ごく一部)
こ
▼『食通』の人間がベタ褒めの『肥後赤牛シャトーブリアン』
▼口の中で溶けてしまいそうな上質『牛タンシチュー』
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