日本料理えのきぞの 連載(6)
今回は、焼物(マナガツオの柚庵焼)である。
器の中央の茗荷の酢漬けが気になり、マナガツオに箸を付けるか、茗荷にするか、一瞬頭の中で悩んだが、マナガツオを先に食し、茗荷で〆を考えた。
脂がのったマナガツオ。風味良く、濃厚な味わいである。酒を呑んでいないので、ここは熱々の白ごはんが欲しいところであるが、我慢。
どうも、同店カウンター横に並ぶ酒類に目が行き、冷酒でもお願いしたい気分となってしまう。これまた、我慢。
▼お品書き(2023年8月31日)
先付 長茄子のとんぶりかけ
前菜 甘長唐辛子の白和え 海老
ぜんまいくるみ和え 枝豆
鯛けんちん 鯛の子玉じめ
鮎甘露煮 丸十
吸物 焼き鱧 ジュンサイ
向付 鯛 鱧の湯引き
箸休め 冷製南禅寺蒸し
焼物 マナガツオの柚庵焼
焚合 穴子 白だつ
食事 鮎寿司 味噌汁
甘味 もも
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