『自分の言動を日々チェック』・・・これ、大事。
第三者をどのような人なのか見抜くには、その人の『言動』、『挙動』で即座に把握できる。と、言うことは、逆に、自分自身も第三者から、日頃の『言動』や『挙動』で判断、評価されることになる。
よって、『自分の言動を日々チェック』するのは、オフィシャルでもプライベートでも、日常の大変重要な自己反省作業となる。それを全く気にしない人は、大抵『デリカシー』がなかったり、対人関係において『全く関心がない』ことが判る。
日頃、研修生に告げるのは、『リアクションは秒殺で!』と。勿論、『秒殺』とはこの場合『as soon as possible(ASAP)』という意味合いである。
書簡(特に信書)は直ぐに開封し、内容を吟味。遅くとも翌日には書簡(回答)を投函するがベター。開封せずシュレッダーに掛けたり、その書簡に対してSNSメールで済ませる程度ならば、ビジネスパートーにも友にもならぬ人に属する。
電話も同様となる。着信があれば、可能な限り、早め(遅くとも翌日)にはコールバックするのが礼儀でもあり、相手も安心納得し、そのリアクションにより、信用度が格段にアップすることになる。
何事も、『言うは易し行うは難し』だけれども、オフィシャルやプライベートも、少しでもレスポンス良いスタンスが、周囲からの理解も信用も深まり、何かにつけ、『好循環の波』を引き寄せる要因と言える。
一番不味いのは、『おとぼけモードの作為的な時間稼ぎ』である。仕事上、業務提携について無理であれば、少しでも早めに事情を告げてお断りの意思を示すことが肝要だ。いたずらに、リアクションを遅延させると、相手を小馬鹿にしているようで、顔に『泥』を塗りつけることになる。
ビジネス上の連携は、『持ちつ持たれつ』が大事な前提。そこで、『シェア』の心もなく、己の金儲けばかりに走っていると、良からぬ人間性だけが見え隠れすることになり、ネガティブな結果ばかりが増えてくる。
人間関係も、企業関係も、円滑かつ楽しく事を進めるには、『迅速且つ誠意ある対応』が鉄則。互いに『持ちつ持たれつ』により、『Win & Win』になるベクトルにて、常に一歩踏み出す積極姿勢。これが、正しい大人の対応であろうかと思うばかり。
自らの尻を叩いて積極的に動かねば、周囲は『凪』の状態が続き、『笑顔』も少なく、仕事においても『達成感』のない暗い人生で終わってしまう。人様の『生き様』は千差万別だが、仕事の『達成感』もなく、『笑顔』もない人生だけは送りたくはないもの。