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信用できるビジネスパートナー選び・・・プレゼン側と受け側への心得についてもサジェッション!

▼プレゼン側の心得について

<プレゼンテーションについて>

 プレゼンテーションはシンプル且つインパクトがあり、分かり易いキーワードや流れが必要だ。しかし、それが専門的に複雑多岐に亘り、詳細説明が長ければ長いほど、受け側の許容範囲を超えてしまい、完全に消化できない状態のまま終了する可能性もある。

 人それぞれに、理解レベルと受け止める脳内の箱の質、数、容量が異なる。仮に、どんなに素晴らしいプレゼンであったとしても、受け側の脳内の箱の質が悪かったり、箱の数が極僅かだったり、全体容量が小さければ、一定レベルを超えた段階にて、情報が脳内からオーバーフローしてしまう。

 だからと言って、早々に受け側の理解レベルアップを行い、許容範囲を拡大することは不可能なこと。従って、専門用語を出来るだけ噛み砕いた言葉に変えたり、分かり易い実例を挙げたり、ビジュアル化したり、受け側の理解レベルに応じた細心の工夫と演出が必要となる。


▼受け側の心得について

<怪しいコーディネーターの存在に御用心>

 受け側に重要なものは、フィクサー的な怪しいコーディネーターの言葉の綾に騙されぬことだ。それも、クリエイティブなスキルもなく、周囲の人たちをランダムに組み合わせるだけで、如何にも自分自身が名ディレクターの如く振る舞う、演技性似非コーディネーターの存在は、非常雨に危険だ。特に、肩書き依存症で、自らを意識的に『先生』と呼ばせるような人間は、大抵の場合、信用に値しない。

 心理学やら宗教色の強いコーディネータで、特に女性の場合は、『ハニートラップ』ギリギリの手法を選び、受け側をあらゆる方向から宥め透かし、絶妙なタイミングにて、心の隙間に入り込む。これが常套手段であることも頭に入れて、マクロ的視点にて、その言葉、所作、行動の整合性を徹底チェックされることをオススメしたい。

 更に、怪しいコーディネーターの語りについては、常々検証の必要がある。と言うのは、虚言癖のあるコーディネーターの場合、自分を大きく見せることに専念するがあまり、会話に登場する有名人や優良企業とは疎遠であるが、それを如何にも近しい存在であるかのように位置づけ、虚栄を張ることもしばしば。

<助平心が死を招く>

 受け側が男性で、悪質フィクサーが女性の場合、万が一、その男性に助平心があれば、悪質フィクサーとしては、初手から「してやったり!」と、強引に契約へ持ち込む場合もしばしば。『枕営業』も仕事の一環として闊歩する女フィクサーは、危険印が背中に無数に付いているのである。

 これは筆者の実体験だが、筆者のようなおじちゃまが受け側の男性と話をすると、先ず、殻に閉じ籠り、敬遠される場合が多い。それに反して、怪しげな女フィクサーが受け側の男性と話をすると、男性は身を乗り出して、助平心全開となってしまう。当然、フィクサーの罠に簡単に落ちてしまう訳だ。

<田舎の生産農家の脇の甘さ>

 特に、地方の田舎の生産農家でよく聞く話だが、受け側で裁量権を持つ老夫婦に対して、孫をベタ褒めし、神輿を担ぎ心地良くする手法は、まるで、マジシャンのような詐欺師的テクニック。最終的には、掌(たなごころ)に転ばされ、どっぷり浸かり、怪しいコーディネーターの『言うがまま為すがまま』となり、蟻地獄へ引き摺り込まれてしまう。

 何とも分かり易い、稚拙な『色仕掛け作戦』であるが、万が一、このようなことが全国津々浦々で展開されているとなれば、他人事では済まされず、危機管理は必須となる。

 特に、それが助成金ありきでの展開であり、受け側が目の前にぶら下げられた人参に無警戒のまま飛びつき、気づけば、大損してしまったという事案は後を絶たない。後日、時間の無駄、経費の無駄だけの結末となり、事後処理に七転八倒してしまう。

<ビジネスパートナーの見分け方>

 やはり、新しいビジネスを推進する場合は、先ず、ビジネスパートナーの人格、実績などをしっかりと調査すべきである。プロの詐欺師はなかなか尻尾を掴みにくいが、外堀からじわじわと調査を進めると、脛に傷があることくらい、直ぐにバレてしまう。最低限、そのフィルタリングは必要だ。

 詐欺師は言葉は大袈裟、やや難解な古臭い故事成句を多用する癖がある。フィクサーの印象付けのための心理作戦の一つだが、語る故事成句などをキーワードとし、それに反応する無知な人も少なくはない。だから、簡単に騙されてしまう訳だ。

<美辞麗句と毒蜘蛛の罠>

 重ねて、怪しいフィクサーから発せられる美辞麗句の数々。残念ながら、それに不快感を持つ人は、ほぼいない。言葉の綾という術に嵌められてしまっているので、その詐欺師の何処に罠や嘘があるのかも見え辛く、いつの間にやら、洗脳に近い状態へ持ち込まれてしまう。

 怪しいフィクサーが、格好つけて虚栄を張ろうとも、何処かに、その育ちの悪さや日頃の怪しげな思考パターンが滲み出てくるものだが、それが『ハニートラップ』であれば、助平心を持つ人は、即刻、毒蜘蛛のネットに掛かってしまい、生き血を吸い取られてしまうことになる。

 ビジネス領域のみならず、プライベート領域でも、このような『トラップ(罠)』は沢山存在しているのだから、常に脇を固めて臨むが、完璧なる防御、武器となりはしないか。よって、ビジネスパートナーの選別は、心して慎重に行うが鉄則と言えようかと・・・。

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