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Webサーバーのハードディスク交換に10時間を要する。

 Webサーバーにはハードディスクが5個搭載されている。勿論、レイド5となっているが、新しいハードディスク交換に10時間を要した。

 要因は、新しいハードディスク搬入の遅延にあった。24時間体制の保守契約となっているが、そのメーカーへ連絡を入れると、オーストラリアからの対応。

 それから国内(九州)契約企業へ連絡が行き、更に、熊本県内の取扱企業が動くと言う流れになっている。

 流石に世界的な大手メーカーの保守体制であるが、盤石と思いきや、設置完了するまでに10時間以上を要したのである。

 最初の躓きが、「高齢者等避難指示」が出ているので動けないとの言い訳にある。当時、「高齢者等避難指示」は大分と熊本に出ており、熊本市内の詳細を見ると、対象世帯数は「0」であった。よって、移動に全く支障はないはずだ。

 現地の様子を確認せずして、「高齢者等避難指示」が出ているから動けないという判断は現地任せであろうかと思われるが、世界的な大手メーカーとしては、監視が届かぬのだろうと。

 結局、その返事から30分ほどして、「高齢者等避難指示解除」がWEB上で発表されたのである。正午頃に打診したにも関わらず、根拠なき言い訳により、パーツが届いたのは4時過ぎであった。

 立ち会っていた別メーカーの責任者が、ベテランの勘であろうか、パーツが足りないような事を言っていたが、本当にパーツ不足となってしまった。

 パーツ不足についてのサジェストは午後5時半頃だった。しかし、取扱企業は聞く耳を持たなかった。結局、予想通りパーツ不足となってしまい、追加依頼をしてパーツが届いたのが、午後9時過ぎとなった。

 正直申し上げて、4時間ほど無駄な時間が過ぎた。サーバーのハードディスク交換などにおいては、予備を数個持ち込むのが常識である。僅か1個を持ってきても、その1個に不具合があればどうするのか!?

 打ち合わせの流れも、ギクシャクしていていた。追加パーツを搬送する決断も4時間遅れるなど、ダラダラとサーバー保守の半日が経つことになる。

 たまたま、その日が徹夜明けだったので、立ち会いのために仮眠を取ることもできず、日曜日にわざわざ立ち会いに来てくれた他メーカー責任者も、半日完全に時間を無駄にしてしまった。

 以上の様に、保守24時間体制は素晴らしいが、現場担当者が融通が利かねば、せっかくの迅速な対応が遅延するばかりで、皆が心身ともに疲弊する。久しぶりのWEBサーバー関連の設定立ち合いで、憔悴してしまった。

 蛇足ながら、「たら・れば」であるが、午後4時過ぎに予備のパーツを持ち込んでいれば、午後6時には完了していたに違いない。

※写真上はイメージ(generated by Midjourney)

西田親生の自由気まま書「嗚呼」

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