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コロナ感染対策緩和、大丈夫!?

 コロナ感染対策が緩和されたのは良いが、後遺症で苦しんでいる人たちの姿が報道の枠から外されていはいないか。

 近場のコロナ禍の状況を見ていると、子供が学校でコロナ感染し、コロナを自宅に運び、感染した子供以外は皆濃厚接触者となっている。また、帰省するのは良いが、実家のお年寄りに感染させたりと、身近に感染した話をよく聞くようになった。

 筆者の叔父については、脳梗塞がしっかりと治ったのは良いが、三日後の退院前にコロナ院内感染(クラスター)が発生し、残念ながら、その後暫くして絶命している。

 いくらコロナ対策緩和と言っても、コロナ自体が死滅した訳ではない。感染力が強くとも軽症で済むとか、経済最重視へと政策転換したので、コロナ禍以前に戻れると思い込む人も多い。

 ウクライナ侵略戦争により世界全体が疲弊し、コロナ禍により多くの人命が失われている中で、何を呑気でアバウトすぎる水際対策をしているのかと、首を傾げてしまう。

 話は前後するが、後遺症は今の感染者の様子を伺うと、喉の痛みが強く、水も飲めない状態が続いている子供もいる。或る家族では、40℃の高熱に襲われた家族も出て、予想外に辛かったことも聞いている。

 自分自身が軽症だったり無症状だからと、第三者へコロナを撒き散らすのは身勝手、無責任すぎる。地震や洪水などの災害にて、コンビニで一人1本限定ミネラルウォーターを、全部買い占める輩と低民度を等しくしている。

 コロナ対策が緩和されるというのは、コロナが絶滅したのではなく、あちこちに残っているのだから、従来以上にコロナ感染対策を自覚を持って対応すべきである。飲食店も然り。行政側の指導緩和となるが、決して対策を緩めるべきではない。

西田親生の自由気まま書「無知の知」

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