日本料理えのきぞの 連載(8)
さてさて、念願のご飯にありつける。
サーブされたのは、鮎寿司と味噌汁。大好きなガリが添えられている。連載(7)でプレゼントされただし巻き卵が胃袋を満たしていたので、お腹パンパンの状態だが、鮎寿司となれば別腹である。
軽く炙った鮎寿司。何も付けずに食し、甘味を残して、最後のご飯となった。いやはや、久しぶりの和食コース料理。素晴らしい流れである。
ガリを食し、最後に熱々の味噌汁を頂く。同店の味噌汁は格別であり、最後の一滴をごくりと飲み干し、甘味を待つことに。
▼お品書き(2023年8月31日)
先付 長茄子のとんぶりかけ
前菜 甘長唐辛子の白和え 海老
ぜんまいくるみ和え 枝豆
鯛けんちん 鯛の子玉じめ
鮎甘露煮 丸十
吸物 焼き鱧 ジュンサイ
向付 鯛 鱧の湯引き
箸休め 冷製南禅寺蒸し
焼物 マナガツオの柚庵焼
焚合 穴子 白だつ
食事 鮎寿司 味噌汁
甘味 もも
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