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独裁者は、折角の人生を楽しむことさえ忘れ、世界を不幸にしているに過ぎない。

 無意味な侵略戦争を引き起こし、日々、戦時体制を摂る独裁者たち。皆で美味しいものを食べたり、景色の良いところで深呼吸するなど、人として人生を楽しむことを忘れている。

 どこの国の王室であろうが、民主国家の大統領や首相であろうが、一日において、平穏無事に過ごし、心温まる会話が飛び交い、また、次の日の楽しみを期待しているに違いない。何故に、好戦的な独裁者たちは、険しい仏頂面にて、被害妄想論を堂々と唱え、折角の人生を棒に振っているのだろうか。理解に苦しむ。

 所詮、我々庶民を恐怖政治にて抑え込み、周囲に金銀財宝を溜め込むのが趣味であり、本来の人間的なコミュニケーションや庶民のまったりとした幸せ一杯の生活が理解できないのかも知れない。常に熱り立って、次から次へと、パッチワークのような言い訳じみた戦略を練っては、失態を続ける。実に、可哀想な人たちだ。

 絢爛豪華な宮殿を作ってみたり、偏った思想や歴史歪曲にて、今の時代を崩壊させているに違いない。幼子を誘拐したり、人身売買などを延々と続ける非人間的な蛮行は、真っ黒な史実として刻まれるだけであり、その子孫は「国家転覆罪」の刻印を背中に焼印されたまま、生きて行かねばならない。

 冷たい湧水を飲んだり、鈴鳴りの巨峰をもぎり頬張ったり、熟成肉を塩胡椒で焼いたり、脂がのった旬の魚を釣り上げたりと、人生において、楽しいことは万とある。また、愛し合う二人が手を繋ぎショッピングを楽しんだり、写真を撮ったり、絵を描いたりと。こんなに器用に創られた人間であるからこそ、「人生の楽しみ」という宝石が世の中に沢山散りばめられているのだろうと。

 国内を治めるために、何故に対外的に仏頂面で、面子を気にしながら、「戦狼外交」に傾くのか?その辺の低民度のトラブルメーカーと全く変わらぬ蛮行である。余生幾許もない年齢に達しているというのに、この場に及んで、バタバタと騒ぐ必要もなく、周囲が明るく楽しくなるベクトルにて、国を統治すれば良いものを!?

 自らが楽しくなければ、周囲も楽しくはないはず。周囲が楽しくなければ、国民も楽しいはずがない。楽しくもないことを連綿と続けたとしても、その国や国民が潤うことはなく、段々と衰退するのは当然の成り行きである。

 我々庶民は、人として「健康で元気に楽しく生きる権利」を個々に有している。それを、少数の脳みそにウジが湧いたような独裁者の一言で、「不幸駅」への片道切符を頂く訳には行かない。そんなに、「恐怖政治」で国を統治したいのであれば、無人島にて、賛同する者だけを集めて、極小国を作れば良いだけの話だ。

 蛇足ながら、独裁国家の超ミニチュア版の「独裁企業」においても、同様のことが言えるのではないか。

庶民の幸せ

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