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西田親生の自由気まま書

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十数年前に或る学校長から勧められて、我流で始めた『書』である。よって、正確には『自由気まま書』と言った方が良かろうと。大したものではないが、当時、4ヶ月間に8000枚ほどの半紙に… もっと読む
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#親生流

健康で、元気に、老いて欲しいもの!!!

 母を亡くして、今年12月7日で28年となる。若くして他界したものだ。当時を振り返る度に、祖父母や両親には、少しでも健康で、元気に、医者要らずで老いて欲しいと思うばかりである。  母の死因は、糖尿病による合併症に苛まれ、左眼失明(網膜剥離)から腎機能が低下し、最終的には肺炎を引き起こし、世を去った。  父は86歳まで、ゴルフやら剣道やらを趣味としていたので、医者要らずの『健康老人』として、大往生であったと考える。  ただ、父が叙勲で宮中に行く時に発した言葉が、「父(祖父

『竹』で描いた、『川』・・・何気に、歩き出した。

 先日、『竹』で描いた、『竹』を掲載した。今度は、節を一つずつ減らして、『竹』を一本増やし、『川』にしてみた。  指にも見え、足にも見え、何気に動き出した。『川』は上流から下流、そして海に向けて流れるが、これは、歩く『川』。  意味のないお遊びをしてしまった。(苦笑)

『竹』で描いた『馬』・・・遊び過ぎだが、時には半紙が真っ黒なのもいい。

 先日掲載した『竹』で描いた漢字『竹』と同じ手法で、『馬』を描いてみた。何となく重い感じの『馬』。  競馬で疾走するサラブレッドと違い、北海道の『ばんえい競争』に出場する、足元も胴体もがっしりとした『馬』になった。  これは作品とは言えないので、額もなく、半紙の裏打ちをしたままの状態で、箱に保管している。

『鳥』・・・「コッカデゥーデゥルデゥ♪」と、早朝からバタバタ忙しく動き回る鶏になった。

 深夜に眠さを堪えての『自由気まま書』。  優しく可愛い『鳥』を描こうと思ったが、結局、早朝より忙しく動き回る鶏のようになってしまった。モモの部位は、旨そうに見える。  これも遊びだが、たまには、宜しかろうと。

『竹』で描いた、漢字の『竹』。

 これは遊びだが、筆先を横に寝せて、先ずは墨を滲ませ、さっと掠れを描く。その連続で簡単に描ける『竹』。よって、下の『竹』は、二筆描きとなる。  「人の足が動いて見えるようで面白い!」と、某老舗(140年の歴史)のオーナーが喜んで引き取ってくれた。現在も、店内に飾ってあるのならば、嬉しいのだが。