マガジンのカバー画像

西田親生の自由気まま書

34
十数年前に或る学校長から勧められて、我流で始めた『書』である。よって、正確には『自由気まま書』と言った方が良かろうと。大したものではないが、当時、4ヶ月間に8000枚ほどの半紙に… もっと読む
運営しているクリエイター

#淡墨

健康で、元気に、老いて欲しいもの!!!

 母を亡くして、今年12月7日で28年となる。若くして他界したものだ。当時を振り返る度に、祖父母や両親には、少しでも健康で、元気に、医者要らずで老いて欲しいと思うばかりである。  母の死因は、糖尿病による合併症に苛まれ、左眼失明(網膜剥離)から腎機能が低下し、最終的には肺炎を引き起こし、世を去った。  父は86歳まで、ゴルフやら剣道やらを趣味としていたので、医者要らずの『健康老人』として、大往生であったと考える。  ただ、父が叙勲で宮中に行く時に発した言葉が、「父(祖父

西田親生の自由気まま書・・・『淡』

 淡墨で描いた『淡』。何となく、プラナリアみたいな。  筆がとても独特なもので、有名な書家の『紫舟』さんの筆と同様ものを入手して、実験的に描いてみた。  車に例えると高級車ジャガーのロングのようなイメージ。コーナーを曲がるときに、ヘッドは曲がるが、お尻が後から遅れてくる感じだ。  筆の種類も無数にあり、何を描くのかにより、どの筆を使うのかに迷ってしまう。一度、茶筅のような筆を入手した時は、「なんじゃ、これ!?」だった。 

西田親生の自由気まま書・・・『女(をみな)』

 ややエロティシズムの『自由気まま書』となった。  女性の色気が伝わるようなイメージで描いたつもりだが、『淡墨』で描いたので、線が細くなった。多分に、筆者の女性に対するイメージなのだろうと。  『多様化の時代』なので、筆者なりの『女性観』を詳しく語ろうとは思わないが、このイメージが人それぞれに、どのように伝わるのかは、定かではない。しかし、これが筆者なりの『女性観』である。