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逸品一筆

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何と言っても、グルメは最高ですね。このマガジンでは、「これは、旨い!」と叫びたくなるほどの和洋中の逸品を具にご紹介したいと思います。ホテルレストランや町場の食事処の逸品を、是非、… もっと読む
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2023年7月の記事一覧

採れたて田舎野菜は、有難い。

 先般、親しい知人が、採れたての田舎野菜を持ってきてくれた。  泥付きの玉ねぎ、パンパンした茄子と苦瓜、そして色んな形のピーマンとオクラ(冷凍済み)。どれを見ても不揃いなところがとても良い。  体裁を気にする日本では、長さも太さも重さも均一でなければ商品価値がないとされるが、機械製品ではないのだから、そこまで美観に拘る必要はなかろうと。  以前のテレビ報道で、フランスのパリにある生鮮食品売り場で、不揃いコーナーがあり、皆、普通に農家直送野菜を買っていた。小さな傷もの野菜

D&L Research Inc.のブランド事業を、「Well Done」に統合。

 弊社(since 1990)の多岐にわたるブランド事業(Web支援事業、企業及び個人事業主対象コンサルティング事業、ZOOMセミナー、小冊子出版事業など)を、「Well Done」(よくできました!)という新商品名に統合し、一本化することにした。  よって、各事業には必ず「Well Done」とう名称が頭に付き、例えば、「Well Done Cross-media」、「Well Done ICT Seminar」、「Well Done Hakata Seminar」など、

腰の強さは、黒帯に限る。

 頂きものの手延素麺「揖保乃糸」の黒帯。毎年、お中元で頂くので、この素麺がいつの間にかスタンダードになってしまった。有難いことである。  今年も早々に贈られてきた黒帯。早速、昼は冷やし素麺、夜食は煮麺で楽しませても貰おうと・・・。とても美味しく頂くことができた。  勿論、全国各地には素麺の名産地が数あり、その土地ならではの素麺の形状、風味、色、食感など異なるが、全国区となっている揖保乃糸はそれなりに入手しやすいので、とても重宝されている方が多いのではないか。  実は、先

パスタランチ・・・熊本ホテルキャッスル

 本日の取材ランチは、久しぶりの熊本ホテルキャッスル1階にあるダイニングキッチン九曜杏へ。  本日替わったばかりのパスタ(ペペロンチーノ)ランチをオーダーすることにした。パスタは少なめのハーフを注文。  ハモのフライと山芋、梅、茸の取り合わせが素晴らしく、ここ数ヶ月のパスタランチでは突出しており、すこぶる美味であった。  普段から野菜不足になりがちの筆者の食生活なので、色とりどりのサラダはありがたい。  食後は、料理長からプレゼント的な素敵なデザート。バニラアイスが切

和食の不思議な魅力・・・

 シティホテルのキュイジーヌは大きく分けて、日本料理(和食)、西洋料理(フレンチ、イタリアン、その他)、そして中国料理(北京、上海、広東、四川、その他)となる。勿論、街場の人気レストランを見回すと、海外の料理は筆舌に尽くし難いほど多種多様となる。  標題に「和食の不思議な魅力」を挙げたのは、和食には日本流唯一無二なる弁当(lunch box)にある。最近ではパリでも人気急上昇中と聞き及んでいるが、この弁当こそが「和食の不思議な魅力」を牽引している。  上述の料理群は、基本

静岡名物「御殿場高原」のハム、ソーセージ。

 雨上がりの夕刻。やや暗くなりつつある頃に、チャイムが鳴った。宅配便の到着である。  静岡在住の親しい友人よりのお中元。何故か、この時期になると、「御殿場高原」のハム、ソーセージが頭に浮かぶ。  いつも気を遣ってくれる友人だが、今回も美味しそうな静岡名物を贈ってくれた。  これらのハム、ソーセージはそのまま食しても美味ではあるが、どうにか工夫して、より美味しい料理として食したいものである。  夜食には勿体無いが、美味なるハム、ソーセージにノンアルコールのビールでもあれ

地道に歩む食事処に優るものはない。

 本日、久しぶりにご紹介するのは、「日本料理えのきぞの」である。筆者にとっては隠れ家的存在であり、粋な食事処として時折利用させて頂く。  以前は熊本市内の大江地区にあったが、2018年9月19日に現在の新屋敷へ移転。前身は名の通った料理学校であり、そこで教鞭をとっていた三代目の榎園豊成氏が一念発起して世に出したのが「日本料理えのきぞの」になる。  祖父は昭和の夜明けに東京上野の精養軒に勤務しており、全国の料理人憧れのハイカラ・レストランにて修行を積んでいた。その百年に及ぶ

画像生成AIが作る、最高のお弁当とは!?

 上は、熊本市中央区新屋敷(高級住宅街)にある「日本料理えのきぞの」の二段弁当の二段目の実物写真である。  今回、このお気に入りのお弁当をAIに見せて、最高の弁当を作ってくれるようにプロンプトを書き込み依頼してみた。  出来上がってきたのは、以下の四種。じっくりと観察すると、各弁当の食材があるようでなさそうな、何とも不思議なものが沢山並んでいる。  流石に、現段階では、AIへのディープラーニングの一環として、トップ写真のような食材の種類や調理方法、そして風味を伝えること

こよなく愛する、若菜旬彩の「三色おこわ弁当」。

 取材前の弁当では、Foody One楠店(熊本市)で販売している、若菜旬彩の「三色おこわ弁当」(税別538円)がお気に入りとなっている。  その他にも多種多様の弁当を販売しているが、若菜旬彩が提供している弁当は一味も二味も違う。  それは、一つ一つの食材の扱いと盛り付けのシンプルさにある。また、炭水化物を極力少なめに、栄養バランスの良いところが魅力と言える。  午後1時半を過ぎると、若菜旬彩の弁当は殆ど売れてしまうので、早めに足を運びゲットする必要がある。  昨日は