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花鳥風月

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日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da… もっと読む
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2024年3月の記事一覧

花々を目の前にして・・・

 花咲く春は、とても気持ちが明るくなる。極寒に体が固まっていた体が、じわじわと溶けてほぐれていく。  花の命は短いけれども、春は西洋的な花の爛漫を描き。反面、冬は幻の染 辻ヶ花の椿のように、落ちる寸前の刹那を描く。  啓蟄(けいちつ)とは春の到来を知らせるものであり、まさしく虫たちが季節の変わり目を知らせてくれる。虫の知らせという不吉な言葉もあるが、啓蟄の語源を調べると、漢字の素晴らしさが伝わってくる。  桜も満開の時期が近づく。随分前に筆者主催の異業種交流会の研修ツア

マルチタスクを操る、マルチ人間育成術。

 パソコンと言えば、筆者にとってはMac以外何もない。敢えて、Mac以外に必要な機材を挙げれば、インターネットサーバー(DNS、WEB、MAIL)であろうか。MacはMac OSで走り、サーバーはLINUX OSで走る。  新聞社当時を振り返ると、全てのスタッフはDOS系のパソコンを使用していたが、筆者のみMacintosh(Mac)を使用していた。  モニター画面ガチガチのキャラクタ表示のDOS系に対して、自由自在に表示できるビットマップディスプレイを目の前に、既に、ト

化石となった、 Nikon D1。

▼2013/10/27 筆者ブログより  最近、すこぶる気になる「化石の一眼レフカメラNikon D1(1999年製)」。購入したのは2000年の1月だったと記憶するが、初めて使用したのは、社員旅行も兼ねて香港のスーパースター・レオという豪華客船に乗船し、香港、中国本土、ベトナムなどを巡った時だった。  ごっつい重厚な一眼レフを肩に掛け、客船にある28箇所のレストランに足を運び、多国籍料理を撮影した事を思い出す。残念ながらその写真を紛失。たぶん、倉庫のどこかのCDにバック

桜花に群がるミツバチとの遭遇

 あっという間に暖かくなり、多種の桜が次から次へと開花しつつある。桜は素敵な花々だが、刹那の美であり、散りゆく姿を眺めていると、寂しさに包まれてしまう。  孔子公園(熊本県菊池市泗水町)の駐車場近くに足を運ぶと、数十匹のミツバチが一木の桜の木に群がっていた。せっせと働くミツバチだが、ミツバチの複眼がとても宇宙人らしくて興味深い。  自然の神秘さは計り知れず、ミツバチの巣のハニカム構造には驚くばかりとなる。この幾何学模様を正確に創造できるのも、宇宙人たる所以であろうかと。

AI画像 vs 実写画像

 桜の花々のプロンプトを記述し、ChatGPT DALL-Eで画像生成を行った。条件は、ディテールはしっかりと、サンライトの逆光気味で、花びらが透けるような美しさを放ち、背景は晴天に可愛い雲が浮かんでおり、そよ風に吹かれて桜吹雪になっている程度に留めた。  以下は、その沖縄で有名な寒緋桜の写真であるが、これを見ながら、DALL-Eのプロンプトを書き込んだ。生成AI側へは、よりリアリスティックな映像を期待したけれども、美しいイラストレーションのイメージが強く、実物とは程遠いも

「みんなのフォトギャラリー」で、350回のご利用に感謝。

 昨日、「note」から下の知らせがあった。「みんなのフォトギャラリー」に登録している筆者の写真を350回使われたとのこと。とても、有り難い知らせである。  同ギャラリーには数百枚の写真を登録しているが、重複しているものもありそうなので、手隙の時にでも整理整頓してみようと思っている。  最近は、生成AIで作った画像もアップしているが、圧倒的にDSLRの愛機で撮影したものなので、お気に入りの写真があれば、是非、ご利用いただければと考える次第。  写真は、スマホで見られる方

孔子公園のヒメリュウキンカ

 ヒメリュウキンカというのは、英語名は「Yellow marsh marigold」という。とても可愛い花であるが、撮影するのに、腰を落とし、低い姿勢にてレンズを向けなければいけないので、ランチ後の取材では、息苦しくなってしまう。  面白いことに、これらの写真をご覧いただくと、一つとして同じ形のものはなく、花びらの数も異なるものもある。よって、数ある中の一つの花を主人公として写す時にも、隣の花が気になったり、角度が定まらなかったりと、撮影では難儀する。  筆者の撮影の癖は

孔子公園の寒緋桜

 鮮やかなピンク色の寒緋桜。熊本市内ではよく見かけるものだが、確か、沖縄の桜ではなかったかと記憶している。一見、遠目では八重桜や河津桜に似ているようだ。  孔子公園(熊本県菊池市泗水町)の寒緋桜は、以前撮影したことがあった。今回は花付きも良く色鮮やかであるが、曇天だったので、せっかくの鮮やか色合いがカメラで捉えることはできなかった。  ただ、この色は青空にはあまり似合わず、この程度の光量の中では、逆光からの透かしで撮影した方が、美しさは表現できる。カメラの設定で、露出補正

孔子公園のラッパスイセン

 孔子公園では、春を知らせる花々が咲き乱れている。同園は、いつ訪ねても、四季折々の花々を欠かしたことがなく、園内の花壇は常に手入れされている。  どんなに小さな花壇であっても、花をこよなく愛する人の心が伝わる。苦労するのは冬場であろうが、厳寒の時もしっかりと花壇を守る冬の花がある。見かけは寂しいけれども、年が明けて啓蟄ともなれば、あとは春を待つばかり。  本日、3週間ぶりに同園に足を運び、驚いたのは、僅かな期間に、春を告げる花々が沢山咲いていたことだ。90mmマクロレンズ

孔子公園の肥後椿 旭の湊

 孔子公園(熊本県菊池市泗水町)の駐車場横に、寒緋桜の陰で咲いていた肥後椿。  普段は、八景水谷公園などで撮影するが、孔子公園の肥後椿 旭の湊の色艶は美しく、つい藪に頭を突っ込んで接写を試みた。  咲き始めたばかりなので虫食いもなく、これから1週間ほどが見頃のようである。ミツバチが沢山飛び回っていたので、彼らの仕事を邪魔しないように、さっさと撮影を切り上げた。   春はそこまで来ているが、来週は曇りのち雨が続きそうで、お散歩カメラの撮影ができない可能性が高い。天気予報を

閃きは、1秒でも早く書き綴りたい。

 今回は、「note」における筆者スタンスの解説ともなるが、日頃からの拘りは「閃きは、1秒でも早く書き綴りたい。」と言うことである。  筆者のエッセイやコラムに関心のない方には、どうでも良い話である。また、毎日訪れて頂く読者の方々にとっても、1日あたりのコラムや生成AI実験など、情報過多となれば目障りになるのかも知れない。  ただ、筆者の性格上、善いいことは少しでも早く知らせたく、悪いことは間、髪を入れず、事件事故などに繋がらぬよう警鐘を鳴らすという、前職の癖が残っている

谷尾崎梅林公園 2024

 今年の谷尾崎梅林公園(熊本市西区)へは、少々早めに足を運び、撮影をすることにしていたが、撮影した写真を「note」にアップするのを忘れていたようだ。  数年前に撮影したものが断然美しく撮れているので、今回は駄作ばかりとなってしまった感がある。また、今年の同園の梅花も元気がなかったようで、今一つと言ったところである。  そろそろ桜の花のシーズンとなるが、筆者としては桜花よりも梅花の方を好む。花一輪の存在感が大きいと言うのが理由である。  桜花の花吹雪も美しいけれども、梅

 Facebook(ギリシャ写真愛好家グループ)で、久しぶりにFirst prize。

 一昨日、八景水谷公園(熊本市北区)で撮影した大鷺の作品が、「HOMO PHOTOGRAPHICS」という、Facebook(ギリシャ写真愛好家グループ)で1位を獲得した。  同グループは五千人を超えるグループだが、プロもアマチュアも参加している、とても熱心なグループ展開をしている。筆者が主催する「Obscura Photo Club」よりも、ずっとアグレッシブだ。  しかし、何事も一番は嬉しいものである。撮影機材はNikon D500+Sigma 150-600mmであ

八景水谷公園のヒドリガモ・・・

 八景水谷公園の湧水池で暴れまくるヒドリガモ(♂)。とにかく、バシャバシャとした音と共に、水飛沫が周囲に飛び散っていく。  水浴びは、体に付いているダニなどの虫や埃を落とし、更に新たな羽毛が生える役目があるとされ、水浴びができる環境にない野鳥は病気になる可能性が高いと言う。。  十数分間、水浴びでバシャバシャと暴れまくるヒドリガモだが、連写した写真をチェックすると、動きはランダムであり、水中でどのように体をくねらしているのかは定かではない。  しかし、ある程度暴れまくっ