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花鳥風月

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日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da… もっと読む
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2022年12月の記事一覧

『note』を始めたのが、今年の1月。・・・人気も無いのに、良く書いたもんだ。

湧水池『八景水谷公園』(熊本市)

 湧水池で知られる、八景水谷(はけのみや)」。熊本市北区にある、熊本市第一号の上水道であり、治水事業の神と謳われる加藤清正公の銅像が立つ。  この季節になると、陽の傾きが早くなる。午後三時半過ぎると、澄み切った湧水池が黄金色となり、雰囲気が一気に変わってしまう。  影にて撮影すると、湧水池の底まで透けて撮せるものの、この時間帯を過ぎると、写真のように全く色合いが変わるところが面白い。  本日は、カモたちが湧水池をのんびり遊んでいた。近づいて撮影しようとすれば、じわっと対

八景水谷の青鷺・・・これこそ恐竜の子孫なり。

 野鳥が激減している、『八景水谷』(熊本市)。湧水池で知られるところだが、読み辛い地名でも有名だ。実は、『ハケノミヤ』と呼ぶ。  冬場は山茶花や椿が咲き乱れ、春は桜の花見に大勢のファミリーが集うところである。  数年前は、この季節ともなれば、小鳥が囀り、鴨(カモ)や鷺(サギ)の遊園地であった。しかし、擁壁工事後、野鳥の姿がなくなってしまったのである。  当時は、多くの鳰(カイツブリ)も素潜りしながら小魚を獲ったり、色鮮やかで宝石のような翠翡(カワセミ)が低空飛行したりと

銀杏が散り、山茶花が咲く・・・

 今年の熊本市内及び周辺の紅葉をレンズで捉えることが出来なかった。理由は、県外取材もあり、寒さも手伝って、あちこちへ車を走らせなかったことにある。  本日は、熊本城二の丸公園裏にある『野鳥園』へ足を運び入れ、山茶花を中心に撮影したが、足元は、可哀想な銀杏の葉々が絨毯になっている。  『野鳥公園』なのに、小鳥の囀りが全く聞こえない。多分に、近場の背の高い木々にカラスが群をなしているからだろうと、上空を眺めてみた。  数百羽のカラスが、騒ぎまくっている。知能も高く、攻撃的な