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西田親生のWell Done

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気楽なZOOMセミナーとして「Well Done」を新設し、2023年4月からスタート(随時入会可)することになりました。  当社クライアントさんや、その他紹介者ありきで自由に…
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#midjourney

The Rosetta Stoneの昔と今・・・

▼News欄のアクセス数  弊社ポータルサイト「The Rosetta Stone」(since 1995)は、熊本県で最初に生まれたポータルサイトである。これが、筆者の自慢の一つだが、8月22日には満29歳の誕生日を迎えることになる。  思い起こせば、当時はインターネット黎明期であり、周囲の知人友人はインターネットの概念もシステムも全く知る由もなく、筆者が手掛けた新たなプロジェクトが理解できないのが実状であった。  当時、特に尽力したのは、基礎自治体、卸関連企業(熊本

確かに急増しているAIタレント・・・

 スマホでニュースを読んでいると、時折、広告が飛び込んでくる。それも、人物の写真付きの広告である。  瞬間的に違和感のある人物写真。じっくりと見れば、生成AIで描かれた老人や女性の姿である。何とも、日本人離れした容姿であり、頭、首、体、手足などのバランスが、どことなく不自然に感じ、表情がその広告には似合わない。  なるほど、生成AIで画像生成すれば、簡単に人物などが描けるが、プロンプトについて相当詳細を生成AIが理解できるように、且つ、生成AIの癖を把握した上で使用しなけ

未公開生成AI画像・・・

 画像は全て、ChatGPTのDALL-Eによって生成させた画像である。  Midjouneyなどの画像生成専門AIと異なり、総合力で優っている生成AIのChatGPT。昨年から、この二つをメインに使用することで、エッセイやコラムを書き綴ってきたことになる。  しかし、現在は、ChatGPT1本で事足りるので、DALL-Eを使って画像生成された二通りの画像を比較し、筆者のイメージに近いものを選び、掲載することにしている。  DALL-Eは修正機能が格段に良くなり、以前、

松島観光ホテル岬亭のAI美女が話題に・・・

 これは、昨年7月末の話だが、筆者がMidjourneyやChatGPT DALL-E3を使用して、「西田親生のAI実験室」の中で遊びまくっていた頃に、たまたま浴衣の美女と入浴中の美女を生成AIで画像生成を行い、それらを松島観光ホテル岬亭のリーフレットに使用したのだった。  その時、親しい知人でもある熊本市内の会社経営者が、text to imageの画像生成AIに興味を持ち、SMSで情報交換を行なった。女性にタンブラーを持たせたり、酒のボトルを持たせたりはできるできないの

生成AIの弱点・・・歪な手足の生成に悩む

 毎回悩まされるのが、歪な手足だったり、指の本数が多かったり少なかったり逆さまだったり、途中で切れていたりと。多くの人間のリアルな画像を生成されるプロンプトでは、不具合が生じやすいのが生成AIである。  以前使用していた画像生成AIであるMidjourneyでも同様に、人間の手足に関しては、時折、ネガティブ画像生成を行うので、常に注意を払っているのが実状となる。  今回も、「負のスパイラルの亡霊」を描かせる時に、正確なプロンプトを書き、イメージの素材は筆者のエッセイを読み

DALL-Eを使用し、Midjourneyに迫る!?

 5月から、Midjourneyをお休みすることにして、DALL-E一本で制作するようにした。今の段階においては時間的な問題もあり、また、筆者の執筆活動に掲載する画像としては、DALL-Eで十分であるのが主な理由である。  お蔭様で、筆者主催のZOOMセミナーの教材作りにおいて、ChatGPT全体をフルに活用することで、すこぶる効率の良い制作環境になっている。  今回は、AIモデルをスタジオや紫陽花の花やバラの花を背景に、如何に画像生成専門AIのMidjourneyに迫れ

最近のエッセイをPDF化・・・

 これまで画像マテリアル不足を感じながら、執筆内容のイマジネーションを制限せざるを得ないところがあった。  ところが、ChatGPTやMidjourneyなど生成AIとの出会いにより、執筆+画像生成の新たな流れが生じ、脳内では際限なきイマジネーションが可能となり、取材写真マテリアルと相まってアグレッシブな執筆活動に変わった。  つい先ほど、新たなプロジェクトの参考資料として、数本のエッセイをPDF化して、複合機を使い、コーティング紙に美しく出力した。  人工知能のディー

生成AI(有料版)を利用していない人のプロンプトを無償生成!

 ChatGPT4.0やMidjourneyは有料版だが、画像生成に興味のない方は利用していない可能性は高い。  ただ、体験するだけでも、自分の脳内に浮かべたイメージを生成AIに画像生成させるのも楽しいものである。  よって、このエッセイのコメント欄に、皆さんが描いたイメージを、日本語で書き込んでいただければ、皆さんのプロンプトを生成AIへ渡して、実験的に画像生成の体験(10名様/1人1回)ができればと考える次第。  尚、皆さんのプロンプトで生成された画像についての著作

Midjourney ダイビング生成に四苦八苦

 今回のテーマは、天草(熊本県)の海でのダイビング。素潜りで岩場の伊勢海老やタコ、小魚などをイメージしてプロンプトを詳しく記述したものの、なかなか生成AIに伝わらず、結局、鉾が曲がったり、髪の毛の一部がタコの足になったりと、惨憺たるものだった。  素潜りといっても、ダイビング用のスウェットスーツを指示しているものの、柄物の水着になったり、ゴム性の足ヒレが足と同化して曲がったりと、ネガティブプロンプトが多かった。  また、実写に近いリアリティを出したかったが、どうも3D C

生成AI 誰でも楽々喋れるプロンプト

 生成AI全盛の現在、「note」やその他のSNS上で、先駆者たちがプロンプトを公開し、まるで生成AIの百科事典のように情報を共有しているようだ。  日本ではプロンプトを「呪文」と称することがあるようだが、これは実質的に人間とAIの対話を意味する。かつては、マシン言語を使わない限りコンピュータは何もできない状態であった。  多彩なアプリケーションソフトウェアの開発と共に、OSがパソコンの脳みそにインストールされ、さまざまなアプリがその上で動作し、人とアプリが対話するだけで

Midjourney 京都祇園の舞妓さん

 先日は、Chat GPT DALL-Eで「京都祇園の舞妓さん」の画像生成の実験を繰り返したが、今回は、Midjourneyを用いて、プロンプトはDALL-Eよりそのまま書き込んでみた。  やはり、実写版の画像生成はMidjourneyはお手のものであり、違和感が全くない。ただ、着物や帯の描写を見ると、日本の着物についてのディープラーニング不足は否めない。  前回と同様に、Midjourneyの背景を固定して、ワイド画像から標準画像までを生成し、更に、お遊びにて世界的に有

Midjourney 背景固定で、主人公交代。

 Midjourneyの画像生成レベルが向上し、画面構図やプロンプトが自由自在に操れるようになった。流石に、ChatGPTのDALL-Eと比較すると、特に、実写版のようなリアリスティックな画像生成の場合、かなりの格差がある。  Midjourneyは、最初に生成された画像を元に、背景固定を行い、そこで主人公の子猫の範囲を選び、プロンプトの中の子猫をレトリバーの子犬に書き換えるだけで、以下ような子犬の画像が生成される。  次に、画面上でヒヨコのエリアを広げ、さらに卵をいくつ

雨のニューヨーク(I)

 娘の帰りを待つ母親。雨が降り頻る、ニューヨークのある交差点。車の往来が激しいところだが、母親は傘を持ったまま、今か今かと娘の帰りを待っている。待ち合わせ場所を間違ったのか、娘は雨にずぶ濡れとなり、立たちすくむ・・・。  と、何の意味もなく、Midjourneyを使用してニューヨークの夜のネズミの親子の画像生成をすることにした。  実は、ChatGPTの使用制限を毎日オーバーしてしまい、1時間半とか2時間半待ちとなり、折角、記事に見合った画像生成中にストップが掛かり、ボル

雨のニューヨーク(II)

 ちょいと、Midjourneyに浮気をしてみようかと。  先ほど、「雨のニューヨーク(I)」でネズミの親子のショートストーリーにしたが、今回は、Midjourney上で小技を使って、主人公のネズミさんの周囲を変えてみることにした。  以下の画像の通り。  流石に画像生成AI専門のMidjourneyなので、一つのプロンプトを書き込んで、気に入ったところで固定。背景はそのままで、他のオブジェクトを変更できる点は非常に使い勝手が良い。  絵本などを作るときは、完全に背景