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理不尽なる蛮行

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私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう…
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#蛮行

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

痛みを自ら経験しなければ理解できない

 虐めや煽り運転といった蛮行に至る人々は、他者の苦痛を全く理解できていない。彼らが自身で威嚇や暴行を受ける立場に逆転すると、痛みの実態が初めて理解できるのだろうと。  痛みの経験は、虐めや煽り運転の危険性を認識させるために、経験者が同様の恐怖を味わうことが必要である。しかし、残念ながら、一部の人々は恐怖から逃れた後でも、他者を再びターゲットにすることがある。  この行動は学習能力にも関連している。多くの子供たちは一度の痛い経験から学び取り修正するが、一部の大人は同じ過ちを

煽り運転して、何が楽しい!?

 「煽り運転」をしている動画がSNS上に掲載されたり、マスコミの報道で悪質な一部始終を捉えた動画や写真を観ることがある。一端の大人が、何を血迷ったのか、全国津々浦々にて、「煽り運転」を繰り返している。  「煽り運転」の車は、高級車から改造車まで色々あるが、時にはダンプやトラックなどが危険運転を繰り返す。民度が低いと言えばそれまでだが、その蛮行により死傷者が出れば、人生はそこで終わってしまう。  それも高齢者が運転する高級車による「煽り運転」の動画を観ると、完全に病気であり

或る大学サークルが、集団で蛮行を繰り返す。

 本日のニュースで驚いたことは、或る大学サークルが宿泊している宿の障子を破ったり、壁を汚したり、天井に穴を開けたりと、子供のいたずら以下の感覚で、器物損壊を繰り返したという。  これほどまでに民度が低い国民に成り下がったかと、耳を疑ってしまうほどの事件である。集団行動の良さは、規律を守る集団であれば素晴らしい。しかし、規律を守らぬ集団となれば、群集心理が働き蛮行を繰り返す。  子供の頃の修学旅行の枕投げ程度であれば可愛いが、十分大人になった大学生が、稚拙な蛮行に走ること自

兎角に契約書や覚書を守らぬ経営者が多い

 昨年を振り返ってみても、県外企業だったが、3社も「契約不履行」(債務不履行)で逃走したところがあった。3年契約をさっさと1年で逃げるのだから、不誠実なことを日頃から行なっているのだろうと、愕然とした次第。  契約書は双方の信頼の証として交わす、商取引において最上位に位置する重要なものである。それを、「音信不通」で無視したり、書簡を送っても「受取拒否」するなど、想定外に理不尽なことが起きたのである。  新聞社時代に、先輩から「契約書を自ら書けるようになって一人前だよ!」と

育ちは、怖い。

 他人様の育ちについて口を挟みたくはないが、育ちが悪いと言われる人は、素行が悪い人が多いように思えてならない。  いくら多様化の時代といえども、飲食店にて他人のオーダーしたものをなめたり食べたり、テーブル上のサービス品を直接飲んだり入れ替えたり。どう見ても、幼い子供もしないようなことを、大の大人がやっている。  SNS上で写真や動画が拡散されると、有名人になれると履き違えしている。そこで、一歩二歩下がって、自らの行動が愚行であることに気付かぬところが、大人気なくもあり、育

煽り運転の車が真後ろに・・・

 夜間走行中であったが、下り坂を通り小さなトンネルに入ろうとした瞬間に、バックミラーに映ったのは、後方至近距離に突っ込んでくる車のライトが目に入った。  危険を感じ、小さなトンネルを抜けて左へカーブしたところに路肩の広いところがあるので、トンネルで加速して後ろの車との距離を広げて、その路肩に避けて、急停止。  それから数秒後、白のワゴン車は猛スピードで右側を突っ走り、更に、十数メートル先の右カーブのところで止まった。そこはT叉路となっており、幹線に突き当たる。  夜間で

恨み辛み妬みに満ちた男の愚行、蛮行。

 世の中には、幼少期から性格が歪み、底辺で育った大人が存在する。その結果、周囲からは苦笑されるばかりで、取り扱いにくい存在となっている。  イライラや不満がピークに達すると、その感情を抑えきれずに、周囲との不要な対立を生み出し、敵意を抱き続け、負け戦であることを理解しながらも(実際には理解していない)、強引に挑むことがある。  筆者が遭遇した或る50歳過ぎの男は、意味のない仮想敵を作り、自分の過ちを認めず見栄だけを張り、無駄なパフォーマンスを繰り広げている。その姿は見てい

ネガティブ現象はコドナに関連して発生する

 外見は立派な大人だが、考え方や行動が未熟で、独り善がりな人々をよく見掛ける。  筆者はこれを大人になりきれない「コドナ」と呼んでいる。由来は、「コドモ+オトナ」の融合体としての新造語であり、決して差別用語ではない。  経験上、目の前にまとわりつくネガティブな現象は、しばしば、このようなコドナに関連して発生することが多い。  大人になりきれないこと自体は特に問題ではない。実際、純朴で素直な気質を忘れず大人になった人たちは、それなりに魅力的であり、無害である。  しかし

集団心理・・・悪の道、皆んなで渡れば怖くない!?

 兎に角、悪さをする人は徒党を組む。そこで、集団心理の典型的な動きをするのである。老若男女に限らず、必ずと言って良いほど、悪さをする人は集団で動くことを好むようだ。  悪さをすれば罪となり、必ず、裁かれる。予想はつくと思うのだが、愉快犯であったり、虐めであったり、社会的に許されぬことを知りつつも、「この程度なら不起訴!」と、想定外の行動に出ることがある。  学生紛争最盛期の頃、山中で多くの学生がリンチを受けて殺害され、土中に埋められるという凄惨な事件が発生した。イデオロギ

今の時代に、暴力を振るう経営者がいた。

 昭和の悪しき慣習を引きずる後期高齢の経営者が、若いスタッフに対して暴力を振るったと言う。耳を疑ってしまった。  丁稚奉公の世界を未だに払拭できず、感情を抑えきれずに、自らの考えが唯一だと思い込む傲慢さは、改善の余地はないのか。  ヘアスタイルが気に入らぬのか、何が気に入らぬのか分からないが、往復ビンタを叩くという行為は、本末転倒であり、許されるものではない。  後期高齢者となれば、誰しも前頭葉が萎縮し、自らの感情を抑えることが難しくなると言うが、激昂して暴力に至るのは

汚い言葉は、死んでも遣うな!

 以前、或る後期高齢経営者から、唐突に、深夜のMessengerメールが届いた。本人の激昂ぶりを全て汚い言葉に変換したような、恨み辛み批判たらたらの罵詈雑言の団子状態である。  メールは3回に分けて送られてきたが、その中に、「下衆」、「蒸し返しの暴言」、「社員の愚痴を何故会議に誹謗中傷するのか」、「言葉汚く発言は許し難い」、「机上の空論」、「○○もビックリ!!」、「会議以来腹立ち眠れない」など、虚言、誹謗の連発である。されど、会議録として2時間ほど録音しているので、上は全て

役員に遵法精神がなければ、ブラック企業に成り下がるのは当然のこと。

 表と裏の顔を持つ企業の存在を、以前記事で書いたことがあった。表は素敵な企業のようでも、裏は腹黒い経営陣とそれに染まった輩が鎮座しているという、見苦しい話である。  何故、ブラック企業が存在するのか。それは、役員の中で、人事権やその他管掌を持つ人物に「遵法精神」がなく、全ては匙加減で運営されることにより、「正義正論」が通らず、闇深くモラル無き企業に成り下がるからだ。  企業内で「正義正論」が通らぬということは、企業内でのパワハラ、セクハラ、その他事件事故が生じたとしても、

蛮行が止まない、SNS。

 何故、他人の個人情報やフェイク情報を垂れ流し、世間を騒がせるのだろうか。逆立ちしても、理解に苦しむ。ただ、現代日本人が想定外に病んでいるとしか考えられない。  他人の個人情報やフェイク情報を拡散させたいのであれば、投稿者は、堂々とその目的と実名と住所、携帯番号を明記して行うべきである。  他人の個人情報やフェイス情報を拡散させても、何の生産性もなく、誰も幸せにならない。最終的には、その火の粉を自分で被ることになる。度が過ぎれば、身柄確保、逮捕、そして起訴される。  刑