マガジンのカバー画像

西田親生のお散歩カメラ

263
Nikon党の西田親生のお散歩カメラです。1999年に、デジタル一眼レフカメラの魁であるNikon D1を入手してからは、取材用機材は殆どNikonに染められています。レンズは、… もっと読む
運営しているクリエイター

#熊本県

Shooting scenery...captured by D&L Assistant Photographer

 お散歩カメラだったり、本格取材だったり、今まで何回シャッターを切ったのだろうか。数年前までは、多い時は毎週5日間はあちこちを歩き回っては、シャッターを切っていた。  特に、熊本地震前は、取材ランチを熊本ホテルキャッスルで食し、その後、大天守までの高い階段を重いカメラを担いで登り、2キロほど歩き回っていた時期もあった。足腰の鍛錬と言えば聞こえが良いが、結構辛くもあり、楽しくもあり。  ところが2016年4月14日、16日の熊本地震により、日頃の足腰の鍛錬の為の「熊本城郭巡

桜花に群がるミツバチとの遭遇

 あっという間に暖かくなり、多種の桜が次から次へと開花しつつある。桜は素敵な花々だが、刹那の美であり、散りゆく姿を眺めていると、寂しさに包まれてしまう。  孔子公園(熊本県菊池市泗水町)の駐車場近くに足を運ぶと、数十匹のミツバチが一木の桜の木に群がっていた。せっせと働くミツバチだが、ミツバチの複眼がとても宇宙人らしくて興味深い。  自然の神秘さは計り知れず、ミツバチの巣のハニカム構造には驚くばかりとなる。この幾何学模様を正確に創造できるのも、宇宙人たる所以であろうかと。

不動岩・・・山鹿市に聳える奇岩

 本日は、4時間で熊本市と山鹿市を車で往復する中で、(1)グルメ倶楽部でランチ、(2)菊池川、(3)不動岩、(4)一つ目神社、(5)蒲生池、(6)水辺プラザと、山鹿市の時計回り取材を敢行した。  僅か4時間なので、目まぐるしいツーリングとなったが、外は寒空の下、雨が落ちていた。車外に出て撮影していると、膝下がすぐに冷たくなるほど、異常に寒い。  写真は、山鹿市4時間とんぼ帰り取材の(3)不動岩を超望遠レンズで捉えたものである。100メートルほどの高さがある手前の岩を中心に

16式機動戦闘車?が、公道を走る。

 初めて見る、機動戦闘車。それが、16式機動戦闘車かどうかは定かでないが、普段通っている公道で、機動戦闘車とすれ違ったのは初めてである。  現在、ウクライナやガザ、その他各地で勃発している戦争ではよく見掛ける光景ではあるものの、オフィス近くの公道で見ると、先ず、その大きさに驚いてしまった。  筆者も、以前愛車として4.8リッター、幅2mほのでっかい車に乗っていたこともあるが、その比ではない。兎に角、目を疑うばかりの大きさだ。  小学生の頃だったか、広大なグラウンドに自衛

最近、見掛けなくなった、菊の花々。

 写真の『菊』は、以前、水辺プラザかもと(熊本県山鹿市鹿本町)近くの温室で栽培されていたものだ。  筆者と同姓の方が、丹念に育てていたもので、小さな3つのビニールハウスに入り込み、撮影させて頂いた。  先般、久しぶりに足を運び入れたところ、それらのビニールハウスが撤去されていた。  多分にご担当の方が高齢であったので、辞められたのかもしれない。これほどの種類を見たことがなかったので、残念でたまらない。  元々、この地は『電照菊』で有名なところだが、見るからに、手間暇掛

栗団子・・・山鹿市菊鹿町番所

 親しい知人の地元からの贈り物。  写真下の栗は、菊鹿町番所の知人実家の山で獲れたもので、母親手作りの栗尽しの栗団子である。  早速、栗がぎっしり詰まった団子を頬張った。団子の分厚い皮が絶妙な食感であり、旨い。更に中身に噛み付くと、ゴロゴロと栗が隙間なく詰まっている。1個80グラムで、どっしりと重みのある栗団子。  甘味も程よく、若干塩気を感じる皮が、それを引き立てている。写真を撮って、1個でお茶しようとしたが、結局、3個食べてしまった。  自然豊かな山鹿市菊鹿町。上

彼岸花(熊本県山鹿市菊鹿町番所)

 流石に、熊本県一の菊鹿町番所の彼岸花。  本日は急遽、同地へ足を運ぶことになり、棚田の周囲に咲き乱れる彼岸花を撮影することができた。  県内外から自家用車が20台ほど数珠つながりの状態。車を停車する場所もないほどに、多くの家族連れで賑わっていた。  同地の棚田も有名であるが、その周囲を彼岸花が飾れば、更に引き立つ。そばには、黄花コスモスも咲いており、ヒョウモンチョウが十数羽飛び交っている。  田舎の風景は心が洗われる。谷間は上内田川の小さな滝があり、時には「イノシシ

Nikon D800の想い出・・・その1

 Nikon D800は、2012年に入手したもので、10年後に壊れるまで頑張ってくれた。最初は9年目の故障、ミラー部分の不具合により、シャッターが切れなくなった。シャッター耐久限度まではほど遠い回数だったのだが。  2度目の故障はそれから1年後で、入手から丁度10年が経った頃。今度は、CMOSイメージセンサーの黒い膜が収まらなくなり、Dfと同様の症状にて、撮影した写真の三分の一ほどが真っ黒と映るようになった。  カメラ本体は頑丈にできているものの、機械式の部分の摩耗や破

大食漢の青鷺くん。・・・八景水谷公園(熊本市)

 これまで撮影した青鷺くんの中では、ベスト3に入るほどお気に入りである、八景水谷公園(はけのみやこうえん)の青鷺のランチタイム。  大食漢の青鷺のランチスタイルは、まさしく恐竜の子孫である証。何でもかんでも、一呑み。  或る日の青鷺くんは、鰻を捕まえたのだが、なかなか口の中に入らず、四苦八苦していた。  また、或る日の青鷺くんは、相当でっかい鮒を咥えたのは良いけれども、あまりに大きすぎて、飲み込むのに30分以上格闘していた。  威風堂々とした顔つきと体格だが、声が濁声

五家荘・・・平家の里の紅葉狩り

 何十年ぶりだろうか、唐突に秘境 五家荘(熊本県八代市泉町)へ足を運ぶことにした。  熊本市内中心部から車で約2時間ほどかかるが、今回は、九州自動車道(熊本I.C.〜松橋I.C.)から美里町へ入り、それから山道をラリー車のように、アップダウンが激しく、スネイキーロードを突っ走った。  正直なところ、秘境 五家荘は、筆者がよく足を運び入れる熊本県北部の矢谷渓谷や岳間渓谷の比ではない。延々と1時間ほど、そのスネイキーな狭い道を走って行かねばならなかった。  ウィークデイなの

奇岩「不動岩」・・・大岩石が突き立つ。

 熊本県北部に位置し、八百年の歴史ある温泉と芝居小屋 八千代座、そして古墳の街の山鹿市(人口約5万人)。筆者の生まれ故郷ながら、すこぶる魅力ある田舎として自慢している。  市内中心部より北東方面に、周囲のなだらかな山々とは異なり、大岩石が突き立ったものが見える。それが、奇岩『不動岩』である。  農道沿いにある金刀比羅神社鳥居から1.5km。徒歩30分ほどで、『不動岩』の大岩石の根元に到達する。  『不動岩』の周囲は蜜柑畑。大岩石の根元には駐車場が完備され自家用車で行ける

五位鷺(ゴイサギ)の悩み・・・

 丸っこくて、頭の真っ白なアクセサリー(飾り羽)が可愛い五位鷺。この子の悩みは、首が短いことである。  目の前で、大鷺が次から次に魚をゲット。大きな羽を広げてバランスを取りながら、長い首を伸ばして、川面を泳ぐ魚を捕獲。   五位鷺は、数メートル目の前の魚を羨ましそうに見ながら、何故、自分が上手く獲れないか悩むのだ。何度も試すが、ここ一番の時に首の尺が足りない。  魚たちは、五位鷺を小馬鹿にして、さっさと上流へ泳いで行く。何十分経っただろうか。未だに、魚を捕獲できない五位

前川水源横の古い水車・・・

 取材中、時折訪れる『前川水源』(菊池市七城町)。  ここは冷たく美味しい湧水があり、毎日、あちこちから水汲みに来る車がひっきりなしとなっている。  本日も、駐車場は車が入れ替わり立ち替わり。バックして駐車場を出ようとしても、突っ込んでくる車が多く、なかなか出られない。  また、写真のように、水汲み場の側に古びた水車が回っている。苔むしており、良い雰囲気を醸し出している。ただ、周囲に自宅があり、撮影する角度は限られてくる。

流石に『彼岸花』の名所は、凄い。・・・二度目のギリギリ撮影間に合う。

 二日前に、八景水谷公園にて『彼岸花』最後の撮影と思ったが、流石に、山手の『棚田』と『彼岸花』の名所である『番所』(熊本県山鹿市菊鹿町)のそれは、気温差もあり、辺り一面に『彼岸花』が咲き乱れていた。  勿論、時期的にはギリギリであり、家族連れなど5台の車があった。途中、雨がパラつきダメかと思いつつ、カメラやレンズが濡れぬよう、足早に撮影を決行。今年最後の『彼岸花』の取材で、まあまあ自分なりに撮影できたようだ。  『棚田』を撮るには超広角で撮影するのが一番。『棚田』+『稲穂