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西田親生のお散歩カメラ

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Nikon党の西田親生のお散歩カメラです。1999年に、デジタル一眼レフカメラの魁であるNikon D1を入手してからは、取材用機材は殆どNikonに染められています。レンズは、… もっと読む
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#写真

Shooting scenery...captured by D&L Assistant Photographer

 お散歩カメラだったり、本格取材だったり、今まで何回シャッターを切ったのだろうか。数年前までは、多い時は毎週5日間はあちこちを歩き回っては、シャッターを切っていた。  特に、熊本地震前は、取材ランチを熊本ホテルキャッスルで食し、その後、大天守までの高い階段を重いカメラを担いで登り、2キロほど歩き回っていた時期もあった。足腰の鍛錬と言えば聞こえが良いが、結構辛くもあり、楽しくもあり。  ところが2016年4月14日、16日の熊本地震により、日頃の足腰の鍛錬の為の「熊本城郭巡

薔薇の悲哀・・・写真家の厳しい視点から見る熊本市動植物園

 一昨日だったか、夜中に一本の電話が入った。久しぶりにその方の肉声を聞いて、話は盛り上がった。話の流れは思い出話から始まり、最後は写真家としての厳しい意見というか、悲鳴を聞かされたのである。  「薔薇と言えば、熊本県農業公園カントリーパークですよ。私は水前寺に住んでいますが、近くにある熊本市動植物園の薔薇などの植物は被写体になるようなものが皆無です。実は、そこには植物のプロが不在の状態であり、折角の植物園と言っても、何もない。薔薇などは理解できないレイアウト。あの状態では、

風の中のフォーカス・・・

 とにかく、レンズを向けると風が吹く。カメラを下ろすと、風が止む。その繰り返しの中で、フォーカスがピタッと来ると、ニヤリと笑う。  写真は、昨日、孔子公園(熊本県菊池市泗水町)で撮影した、デンドロビウム(Dendrobium)である。  撮影機器は、Nikon D850+Sigma 50mm f1.4であるが、風が止む瞬間は僅か数秒もなく、それを狙ってシャッターを切らねばならない。  格好つけて、スローシャッターにて花々が揺れるシーンをとも思ったが、筆者の趣味ではないの

誕生日の一日・・・

 風の強い一日であり、先ずは、誕生日のランチ会。久しぶりの焼肉を頬張りながら、午後からのスケジュールを組むことにした。  しかし、先週から黄砂やPM2.5と雨で汚れた車が気になり、どうしても洗わないと気が済まず、ガソリンスタンドへ向かう。災害時に風呂に不自由をした時にやっと水道が復旧し、シャワーを浴びた瞬間を思い出すほど心地よい。  車がキラキラと光ったのは良いが、午後3時となり時間は押している。風が強いので、熊本県農業公園のバラ園が頭に浮かんだ。しかし、毎週火曜日が休園

孔子公園の花々 2024.4.23

 最近は、撮影するのに適した天候とならず、曇天の中、光も弱く、途中で霧雨が降り出した。30分程度の滞在であったが、何とか孔子公園(熊本県菊池市泗水町)に咲く可愛い花々をカメラに収めた。  撮影していると、背後から軟式野球のボールが転がってくる音が聞こえた。無意識にボールを追って掴み、十数メートル先に立っている子供に投げ返したのである。  条件反射なのか、幼い頃は野球少年で野球に没頭していたので、ボールが転がると追ってしまう習性がある。そして、スナップを効かせてきっちり投げ

お気に入り写真集・・・春 2024

 先週までは断続的な雨のために、なかなか取材活動ができなかったので、秀逸な作品は一つもないが、「春」をテーマに撮影した写真を数点掲載することにした。  もっと大胆に、もっとアーティスティックにと思いつつ、自己評価としては、数年前の作品の方が断然気合が入り、光っている。  多分、ここ2年間の想定外の事件(著作権被害、ホテルハラスメント被害、脅迫メール&債務不履行被害)に巻き込まれ、平静を乱された時期が続いたのが要因と言える。  全て粉砕したのは良いが、写真撮影に良い影響を

榴弾砲の音で心臓が止まりそうな・・・

 本日午後からオフィス近くに落雷があったのかと思うほどの音がした。近くの自衛隊の敷地内から榴弾砲?の爆音が一帯に鳴り響く。心臓が止まりそうな程の大音響である。  暫くすると、編隊を組んだ戦闘ヘリが上空を何度も飛び回り、エンジン音が段々と近づいてくる。すかさず、600mmのテレフォトレンズを持ち出し、戦闘ヘリを撮影することにした。  太陽光の角度が悪く、曇天だったので、鮮明に写せない。しかし、Nikon D500のDXフォーマットで撮影したので、35mm換算で900mmの超

孔子公園の花々 2024.4.9

 春爛漫・・・穏やかな日であった。  本日の取材機材は、Nikon D850+Carl Zeiss 28mm f2.0。FXとDXの各フォーマットに切り替えながら撮影を進めた。

化石となった、 Nikon D1。

▼2013/10/27 筆者ブログより  最近、すこぶる気になる「化石の一眼レフカメラNikon D1(1999年製)」。購入したのは2000年の1月だったと記憶するが、初めて使用したのは、社員旅行も兼ねて香港のスーパースター・レオという豪華客船に乗船し、香港、中国本土、ベトナムなどを巡った時だった。  ごっつい重厚な一眼レフを肩に掛け、客船にある28箇所のレストランに足を運び、多国籍料理を撮影した事を思い出す。残念ながらその写真を紛失。たぶん、倉庫のどこかのCDにバック

「みんなのフォトギャラリー」で、350回のご利用に感謝。

 昨日、「note」から下の知らせがあった。「みんなのフォトギャラリー」に登録している筆者の写真を350回使われたとのこと。とても、有り難い知らせである。  同ギャラリーには数百枚の写真を登録しているが、重複しているものもありそうなので、手隙の時にでも整理整頓してみようと思っている。  最近は、生成AIで作った画像もアップしているが、圧倒的にDSLRの愛機で撮影したものなので、お気に入りの写真があれば、是非、ご利用いただければと考える次第。  写真は、スマホで見られる方

ギリシャ写真愛好家グループ「Homo Photographicus」でNo.1に!

 久しぶりに、ギリシャ写真愛好家グループ「Homo Photographicus」で、先日、熊本市北区にある八景水谷公園で撮影した小鷺がNo.1に選ばれた。今年初めての受賞であり、素直に嬉しい。  このグループは、Facebook上で非公開で運営されており、メンバー数は5282人という中規模だが、熱心な写真愛好家が集まっている。筆者主催の「Obscura Photo Club」の850人(六割強が外国人)と比べると、5倍以上の規模であり、日々の写真の投稿数も非常に多い。

海外写真愛好家グループの熱心さに脱帽

 筆者も10年ほど前からFacebook写真愛好家グループ「Obscura Photo Club(公開)」を主宰しているが、海外(特にギリシャ)のグループのアクティビティを拝見すると、比較にならぬほど熱量があり、多くの写真愛好家がこぞって作品をアップしている。  本日、写真以下のように、筆者がアップした作品をその日のベストショットとして称賛してくれた。順位をつけて額縁に入れ込む作業は結構大変であるが、毎日主宰者とその他多くの協力者が、円滑に運営しているので、頭が下がる思いで

八景水谷公園の山茶花・・・

 本日は、熊本市北区にある八景水谷(ハケノミヤ)公園へ足を運び、山茶花を撮影することにした。  残念ながら、昨年よりも少々色褪せてしまっており、美しい花を見つけることができず、ありのままの状態を撮影することに。  正直なところ、筆者自宅の裏庭の山茶花の方が沢山花が付いており、色も濃く、しっとりとしている。  山茶花を英語では「Camellia」という。ところが、椿も英語では「Camellia」。この花の名称だけを見ても、日本人の繊細なところが見えてくる。  山茶花と椿

「みんなのフォトギャラリー」の不愉快な写真使用について(2)

 「みんなのフォトギャラリー」へは、時折、美しい景色や花々などの写真を撮影できた時は、少しでも共有登録するようにしている。  現在、数日おきに読者の方や「note」を活用している方々が、筆者の写真を利用されることが多いが、とても嬉しいことであり、感謝に堪えない。  ところが、つい先ほどのことであるが、折角美味しそうな料理写真を利用されたと通知が来たので見に行くと、或る日のフレンチレストランのテーブル上の写真が掲載されていた。  その記事内容を読むと、筆者の共有写真利用者