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西田親生のお散歩カメラ

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Nikon党の西田親生のお散歩カメラです。1999年に、デジタル一眼レフカメラの魁であるNikon D1を入手してからは、取材用機材は殆どNikonに染められています。レンズは、… もっと読む
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#nikon_D500

Shooting scenery...captured by D&L Assistant Photographer

 お散歩カメラだったり、本格取材だったり、今まで何回シャッターを切ったのだろうか。数年前までは、多い時は毎週5日間はあちこちを歩き回っては、シャッターを切っていた。  特に、熊本地震前は、取材ランチを熊本ホテルキャッスルで食し、その後、大天守までの高い階段を重いカメラを担いで登り、2キロほど歩き回っていた時期もあった。足腰の鍛錬と言えば聞こえが良いが、結構辛くもあり、楽しくもあり。  ところが2016年4月14日、16日の熊本地震により、日頃の足腰の鍛錬の為の「熊本城郭巡

マクロ撮影の実験

 デスクの引き出しに入っていた小さな車の模型を、マクロレンズで撮影してみた。照明はデスクの蛍光灯なので、発色は悪いが、まあまあ撮れた。  昨日は雨の日曜日。カメラ本体にレンズを装着して「お散歩カメラ」の予定を立てていたが、どうも外出する気分になれず、取材を呆れめた。  このようなマクロ撮影をしていると、博物館にあるようなミニチュアを自分で作ってみようかとも思ってしまう。  しかし、マクロ撮影はもっと光が必要であり、f13まで絞ってはいるものの、この至近距離では思いの外ボ

Well Done Cross-mediaオフ会、無事終了。

 午後1時から筆者主催「Well Done Cross-media(人材育成)」のオフ会を、熊本市動植物園(西口側)にて開催した。  参加者の一人に、Nikon D500+Sigma 70-200mm f2.8を貸し出し、DXフォーマットのフラッグシップ機と大三元のレンズとの組み合わせを体験してもらった。とても手に馴染み、触れただけでも安心感が伝わるとの感想を得た。  本日は、ランチタイムと撮影時間を合わせて1時間半ほどしか時間が取れなかったので、大した撮影はできなかった

Kawasaki OH-1

 陸上自衛隊北熊本駐屯地上空にて撮影した、ヘリコプター「Kawasaki OH-1」である。  昨日は曇天で夕刻に近かったために、あまり上手く写せなかったが、今日はやや霞んでいるものの、60点ほどの点数はつくかと思い、掲載することにした。  明日が記念式典本番であるので、最後の調整であろうかと。 ▼撮影機材 ・Nikon D500 ・Sigma 150-600mm(900mm) ・シャッタースピード:1/4000s ▼昨日の記事

榴弾砲の音で心臓が止まりそうな・・・

 本日午後からオフィス近くに落雷があったのかと思うほどの音がした。近くの自衛隊の敷地内から榴弾砲?の爆音が一帯に鳴り響く。心臓が止まりそうな程の大音響である。  暫くすると、編隊を組んだ戦闘ヘリが上空を何度も飛び回り、エンジン音が段々と近づいてくる。すかさず、600mmのテレフォトレンズを持ち出し、戦闘ヘリを撮影することにした。  太陽光の角度が悪く、曇天だったので、鮮明に写せない。しかし、Nikon D500のDXフォーマットで撮影したので、35mm換算で900mmの超

 Facebook(ギリシャ写真愛好家グループ)で、久しぶりにFirst prize。

 一昨日、八景水谷公園(熊本市北区)で撮影した大鷺の作品が、「HOMO PHOTOGRAPHICS」という、Facebook(ギリシャ写真愛好家グループ)で1位を獲得した。  同グループは五千人を超えるグループだが、プロもアマチュアも参加している、とても熱心なグループ展開をしている。筆者が主催する「Obscura Photo Club」よりも、ずっとアグレッシブだ。  しかし、何事も一番は嬉しいものである。撮影機材はNikon D500+Sigma 150-600mmであ

八景水谷公園のヒドリガモ・・・

 八景水谷公園の湧水池で暴れまくるヒドリガモ(♂)。とにかく、バシャバシャとした音と共に、水飛沫が周囲に飛び散っていく。  水浴びは、体に付いているダニなどの虫や埃を落とし、更に新たな羽毛が生える役目があるとされ、水浴びができる環境にない野鳥は病気になる可能性が高いと言う。。  十数分間、水浴びでバシャバシャと暴れまくるヒドリガモだが、連写した写真をチェックすると、動きはランダムであり、水中でどのように体をくねらしているのかは定かではない。  しかし、ある程度暴れまくっ

八景水谷公園の大鷺・・・

 八景水谷公園(熊本市北区)の主、大鷺の威風堂々たる姿は、まさに「The King of Hakenomiya」と呼ぶに相応しい。この鳥の名前を誤って「大詐欺」と変換することなく、彼らの崇高さを表現する必要がある。  鷺は種類が豊富で、筆者がこれまで撮影した中でも、大鷺から小鷺、青鷺、五位鷺などに至るまで、多様な種が存在する。大鷺はその中でも最大級であり、八景水谷公園では青鷺と共に存在感を放っている。  特に印象的なのは、大鷺が魚を捕獲する瞬間である。彼らは水面すれすれを

八景水谷公園のカイツブリ・・・

 カイツブリは、漢字で「鳰」と記される、小さな水鳥である。筆者がこの風変わりな生き物に最初に出会ったのは約10年前のこと。カイツブリの瞳は人間のそれとは異なり、独特の黄色い輝きを放ち、その小さな黒い瞳は、小さいが生き生きとしており、野生の鋭さを感じさせる。  体格は小さいものの、カイツブリはすこぶる勇敢で、他の大きな鳥のところへ近づき、自らのテリトリーを主張し、威嚇するほど気性が荒い。この行動は、その小さな体からは想像もつかないほどの大胆である。  カイツブリの名前は、そ

八景水谷公園の花々・・・

 今年の山茶花や椿の撮影は、先々週からの長雨のために、好機を逸してしまった。それでも、熊本市北区にある湧水池の八景水谷公園(ハケノミヤコウエン)の椿を求めて歩き回った。  かろうじて、椿や乙女椿(オトメツバキ)、椿寿庵(チンジュウアン)は撮影できたが、美しさを維持しているのは藪椿(ヤブツバキ)のみである。  本来ならばマクロレンズで花粉まで撮りたい気持ちはあるが、本日は野鳥を撮影するのがメインだったので、椿の花々を接写することは叶わなかった。  清らかな水が湧き出る八景

八景水谷公園の小動物たち・・・

 八景水谷公園(熊本市北区)は、清らかな水が湧き出る場所であり、過去を辿れば、熊本市第一号の上水道施設の地でもある。  透き通った冷たい水が溢れる湧水池には、晩秋から冬にかけて野鳥たちが大勢集まってくる。鴨をはじめとする渡り鳥が多く、この地に居座っている大鷺や青鷺もいる。  湧水池を覗き込むと、大きな鯉や鮒など数種類の淡水魚が泳ぎ回っており、それらが大鷺や青鷺、ミサゴなどの獲物になっている。  同園での魚釣りや池での水遊びは禁止されているが、時にはルールを破る家族も見ら

ギリシャ写真愛好家グループ「Homo Photographicus」でNo.1に!

 久しぶりに、ギリシャ写真愛好家グループ「Homo Photographicus」で、先日、熊本市北区にある八景水谷公園で撮影した小鷺がNo.1に選ばれた。今年初めての受賞であり、素直に嬉しい。  このグループは、Facebook上で非公開で運営されており、メンバー数は5282人という中規模だが、熱心な写真愛好家が集まっている。筆者主催の「Obscura Photo Club」の850人(六割強が外国人)と比べると、5倍以上の規模であり、日々の写真の投稿数も非常に多い。

ヒドリガモの水浴びは、暴れすぎ。

 雨が続き取材できない日ばかりだったが、久しぶりに野鳥を撮影に出かけた。  ここ数年で野鳥が激減しつつある八景水谷公園の湧水池(熊本市北区)であるが、本日は、ヒドリガモが主役であり、脇役の青鷺、その他の野鳥はほとんど池の奥に隠れていた。  写真はヒドリガモの雌の水浴びを撮影したもの。1/1250sのシャッタースピード優先で撮影してみた。レンズは明るいものではないので、ISOが2000近く程度になっている。よって、色のりが良いとは言えないが、ヒドリガモの暴れっぷりは楽しいも

八景水谷公園にも寒波到来・・・

 珍しく、熊本市内は断続的に牡丹雪が降り、肌を刺すような寒風が吹いていた。  午後2時過ぎに八景水谷公園(湧水池)に足を運ぶと、そこにいたのは孤独な小鷺とヒドリガモ軍団、そして勝気のカイツブリだった。  青鷺も寒さのあまり、森の塒(ねぐら)に戻ったのか、池の淵にぼーっと立っていた青鷺の姿が急に見えなくなった。  上空では、湧水池の鯉を狙うミサゴが旋回していたが、取材する我々の望遠レンズを気にしてか、数分後に去っていった。  撮影会の被写体は、小鷺が主役、脇役にカイツブ