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西田親生のお散歩カメラ

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Nikon党の西田親生のお散歩カメラです。1999年に、デジタル一眼レフカメラの魁であるNikon D1を入手してからは、取材用機材は殆どNikonに染められています。レンズは、… もっと読む
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2024年1月の記事一覧

日輪寺を訪ねる

 熊本県北部の山鹿市にある日輪寺。  どんよりとした寒空にて、太陽光が遮られ、全ての被写体に覇気がない。可愛い鳴き声の黒猫だけが、近寄っては遠ざかり、遠ざかっては近寄ってくる。見掛けによらず、とても甘えた可愛いすぎる鳴き声だ。  境内を見回すと、南天の赤い実がポロポロと落ちつつ、方や白梅が楚々と咲き始めている。メジロも遠目に確認できたが、標準レンズのみの持参だったので、撮影するのを諦めた。  同寺は精進料理の食事処で話題になっていたと記憶するものの、その施設は本日の寒空

熊本市内住宅街の屋根も真っ白に・・・

 本日は早朝から牡丹雪が舞っていた。早朝は道路際に薄っすらと雪が降りていたが、午前中に更に雪が舞い、住宅街の屋根はすべて真っ白に雪化粧。思いの外、膝から爪先までが冷たくなるほど寒い。  熊本市は、京都の気候に似ていると聞いたことがある。夏は蒸し暑く、冬は底冷えがする。一般的には、九州は日本列島に南に位置し温暖で、特に熊本市は南国と認識されている人も多いのではなかろうか。  しかし、沖縄とは全く異なり、年中常春なところは皆無である。熊本県内では、天草地方は幾分暖かいが、阿蘇

八景水谷公園にも寒波到来・・・

 珍しく、熊本市内は断続的に牡丹雪が降り、肌を刺すような寒風が吹いていた。  午後2時過ぎに八景水谷公園(湧水池)に足を運ぶと、そこにいたのは孤独な小鷺とヒドリガモ軍団、そして勝気のカイツブリだった。  青鷺も寒さのあまり、森の塒(ねぐら)に戻ったのか、池の淵にぼーっと立っていた青鷺の姿が急に見えなくなった。  上空では、湧水池の鯉を狙うミサゴが旋回していたが、取材する我々の望遠レンズを気にしてか、数分後に去っていった。  撮影会の被写体は、小鷺が主役、脇役にカイツブ

海外写真愛好家グループの熱心さに脱帽

 筆者も10年ほど前からFacebook写真愛好家グループ「Obscura Photo Club(公開)」を主宰しているが、海外(特にギリシャ)のグループのアクティビティを拝見すると、比較にならぬほど熱量があり、多くの写真愛好家がこぞって作品をアップしている。  本日、写真以下のように、筆者がアップした作品をその日のベストショットとして称賛してくれた。順位をつけて額縁に入れ込む作業は結構大変であるが、毎日主宰者とその他多くの協力者が、円滑に運営しているので、頭が下がる思いで

八景水谷公園の山茶花・・・

 本日は、熊本市北区にある八景水谷(ハケノミヤ)公園へ足を運び、山茶花を撮影することにした。  残念ながら、昨年よりも少々色褪せてしまっており、美しい花を見つけることができず、ありのままの状態を撮影することに。  正直なところ、筆者自宅の裏庭の山茶花の方が沢山花が付いており、色も濃く、しっとりとしている。  山茶花を英語では「Camellia」という。ところが、椿も英語では「Camellia」。この花の名称だけを見ても、日本人の繊細なところが見えてくる。  山茶花と椿

「みんなのフォトギャラリー」の不愉快な写真使用について(2)

 「みんなのフォトギャラリー」へは、時折、美しい景色や花々などの写真を撮影できた時は、少しでも共有登録するようにしている。  現在、数日おきに読者の方や「note」を活用している方々が、筆者の写真を利用されることが多いが、とても嬉しいことであり、感謝に堪えない。  ところが、つい先ほどのことであるが、折角美味しそうな料理写真を利用されたと通知が来たので見に行くと、或る日のフレンチレストランのテーブル上の写真が掲載されていた。  その記事内容を読むと、筆者の共有写真利用者

野鳥園の山茶花・・・

 今日は太陽光の色も角度も悪く、野鳥園の山茶花の剪定も悪く、いつもの感覚で標準レンズ50mmを装着して足を運んだものの、全くイメージ通りの写真が撮れなかった。  オフィス玄関を出る時に、70-200mm f2.8が頭を過ったが、持ち歩きが楽な50mm f1.4単焦点レンズを持参したのが間違いである。  やはり、最初に頭に浮かんだ方が、大抵の場合良いことが分かっていながらも、そこで楽を選んだり、邪気が入ったりすると、こうなってしまう。  よって、折角のNikonのFXフォ

深夜に、一眼レフカメラとレンズの手入れ。

 今年の初取材は、1月9日を予定しているが、昨年末に手入れをしていたはずの一眼レフカメラとレンズが中途半端であったことを思い出し、先ほどまでクリーニングしていた。  一眼レフカメラは定期的に中の掃除を、それも慎重にしないと、C-MOSに小さなゴミが付着していることがある。日頃から野外ではレンズ交換をしないようにしているが、精密機械であるが故に、小さな埃も命取りとなる。  レンズもまた、前玉の部分はフィルタを装着しているので、汚れることは少ないが、フィルタの掃除は、毎回取材