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西田親生のお散歩カメラ

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Nikon党の西田親生のお散歩カメラです。1999年に、デジタル一眼レフカメラの魁であるNikon D1を入手してからは、取材用機材は殆どNikonに染められています。レンズは、… もっと読む
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2022年4月の記事一覧

今年の八景水谷公園(はけのみやこうえん)の小さな森・・・

八景水谷公園(熊本市)の駐車場へ向かう途中、いつも気になるのが、ピンクのカメリア。 今年も、最初の一輪が咲いていた。数日後に、再び通る駐車場への道。先日一輪だったのが、一気に咲き始めていた。 手毬のように美しい、まん丸なピンク色。咲き始めが一番美しいので、立ち寄ることに。 毎年、この小さな森のカメリアや梅、桜や野草が彩りを与えてくれる。 現在は皆散ってしまったが、遅ればせながら、その可愛い顔をここにご紹介したい。 毎年枝切りをされるけれども、時には枝を切り落としすぎ

水仙の花々(NARCISSUS)

何となく寂しげだが、楚々と咲く水仙の花。 最近は色んな種類の水仙の花々に遭遇する。 英語では、「NARCISSUS」と呼ぶ。 その名は、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスに由来している。 また、ナルキッソスは、ナルシストの語源であるとも言われる。 水面に映る自らの姿を見て、水仙になったのか。 楚々とは女性への形容だが、その美少年はそれほどまでに美しかったのだろうと。

孔子公園の花々は、一見の価値あり。

道の駅 泗水「養生市場」の傍にある、孔子公園。 同園には、四季折々の花々が心を癒してくれる。 あちこちに花壇が設けられ、階段には足の踏み場もないほどに、可愛い花々が咲いている。 潜水には大きな鯉が、所狭しと泳ぐ。 潜水の淵に立つと、餌を求めて、近づく鯉たち。 因みに、「養生市場」の駐車場はいつも満杯となる。買い物をする人、トイレ休憩をする人、ランチをする人。 何度か「養生園」で買い物をしたが、すこぶるリーズナブル。旬の野菜や、名物の郷土菓子などが並んでいる。 特筆

2016年4月の熊本地震から6年・・・

 6年前の4月14日21時26分に、ドロドロという地鳴りと共に、ガタガタと大きな揺れがあった。これまでに経験したことのないような、突然の大きな揺れだったので、心臓が止まりそうになった。しかし、30年ほど前の台風19号と違い、その時は停電がなかったので、平静を保つことはできた。  しかし、4月16日未明、余震はあったけれども、やや油断していたところに、ドカーンとかなり長い時間の強い揺れが熊本県を襲った。二階建ての家が折れるのではないかと、死の予感が脳裏を過るほどのもので、身動

八景水谷公園の桜、満開。

 八景水谷公園の桜が満開となり、駐車場は満杯。家族連れで賑わう同公園を久しぶりに見たような気がした。コロナ感染、ウクライナ危機と、世界は地獄絵巻の様相を呈しているが、子供たちが元気に走り回り、弁当を美味しそうに頬張るのは、確と生きている証拠である。  風はやや強く、桜吹雪の準備中の桜たち。ここ2日ほどが見頃としては最後のチャンスであろうと思いつつ、シャッターを切っていった。お弁当を広げている家族もあちこちで陣取り、日除けのためか、小さなテントまで持ち込んで、寝っ転がっている

熊本県住みここちランキング第2位の合志市にある「竹迫城跡」・・・

 「竹迫城跡」(熊本県合志市)の「竹迫」は、「たかば」と読み、鎌倉時代に築城されたと伝えられる古城である。広大な敷地は、山あり谷ありのようなアンジュレーションで、手入れがとても行き届いている。  「竹迫城跡」の桜を撮影するのは始めてのように思う。以前の取材記事を見ても、ほとんど、緑一色のアンジュレーションを撮影しているものがほとんどだ。弁当でも持ち込み、何時間もぼーっとしていたい気持ちになる。  熊本県内は、あちこちに古墳があったり、古城があったりと、古代の歴史に触れて散