山鹿豊前街道絵巻(六)・・・豊前街道をそぞろ歩く
『有働自轉車』を出て、豊前街道をそぞろ歩くことに。方角としては北へ向かい、『さくら湯』を目指す。昔の街道=今のメインストリートを歩くのは、何となく不思議な感じである。当時は、土で固めた細道であったろうし、その頃の人々は、皆、草鞋(わらじ)を履いて歩いていた。
漆喰固めの家々は、100年以上の昔に建っていたものばかりだが、街灯はガス灯のイメージデザイン。江戸から明治、大正、昭和、平成、そして令和へと、この道沿いの古民家や商店は、長きに亘り、山鹿の人々の生活を見守ってきたに