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西田親生のAI実験室

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テキスト生成AIや画像生成AIなどのAI実験室として、その活用法を提供するマガジンとして書き綴ります。 ▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」 https://n… もっと読む
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#ICT

時代は、変わる。

 世の中は、今や生成AIブーム。世の中を変えてしまう生成AIの大御所たる「ChatGPT」に関しては、それを操れなければ、先々、「しまった」、「損した」という人が必ず出てくるに違いない。  その根拠は、生成AIを操れるならば、次世代への波に上手く乗れるのだが、インターネット黎明期と同様に背を向けて仕舞えば、逆に、生成AIに操られてしまう時が必ずやってくるからだ。それでも構わないとなれば、それは多様化の時代であり全く問題はない。  ただ、生成AIを操れば、世の中が変わるばか

MY DESKTOP WITH MAC...

 古いMacBookも修理して使用するが、鉄則。完全に死ぬまで、または、OSのアップデートがストップするまでは使い切るが、愛機への感謝の心であると考える。  最初に手にしたのがMacintosh(1984年製)から、数十台のMacを使い尽くしてきたが、寿命がもっと長ければと、いつも可哀想に思ってしまう。  新聞社を経て起業したのが1990年10月1日。その時は、オフィスのマシンはすべてMacintosh(II-fx、II-cx、SEなど)を揃えて、社内はApple Tal

Well Done Basic(夜の部)

 昨日のWell Done Basic(夜の部)は、noteの設定および利用法とChatGPT-4の活用法の2点に絞って講義を行った。  noteに関しては、各自の登録を済ませ、明日からの記事を投稿していく準備は整ったことになる。  ChatGPT-4については、text to textとtext to imageを体験し、text to textでは、以下のYouTubeにアップした音声のように、実際にiPhoneを使って、AIと会話(Voice Chat)を交わし、著

信憑性の高い情報発信が鉄則

 多種多様なSNSを検証していると、兎に角、フェイク情報であったり、自己過大評価の虚偽情報であったり、トレンドに乗せようと恣意的なハッシュタグであったりと、創意工夫は認めるが、無意味かつ無価値な情報発信が圧倒的に多いことに気づく。  ビジネスライクに考えれば、「信憑性の高い情報発信が鉄則」として動かない限り、必ずどん詰まりとなり、自らの足を掬うことになる。これが、ネット黎明期から言われ続けた、ネチケット&モラルの重要な点である。  若い世代はTikTokやLINEなど、気

第2回 Well Done Basic(夜の部)

 先週の第1回 Well Done Basicでは、パソコンの基本構造とOS、アプリなどの総論を語った。今回の第2回は、インターネット黎明期から現在に至るまでの、ネット世界についての総論を語った。  筆者が公式ポータルサイトを構築したのが、1995年8月22日。今年の夏で、29年周年となる。長いようで、あっという間の時の流れに驚くばかりだが、今回の講義中にデジタル音痴と豪語していた研修生の目が光り始めた。  これまで、宇宙語のように聞こえていた言葉が、じわじわと体感するこ

唯一無二なるビジネスモデルを模索

 2010年前後に第二波SNSが世界を席巻し始めた頃から、仕事柄、FacebookやX(旧Twitter)などに着手するようになった。  それ以前にも、2000年前後はSNS第一波として国内では2ちゃんねる(1999年)やmixi(2004年)、海外からのMySpace(2006年日本上陸)、YouTube(2007年日本上陸)、SecondLIfe(2007年日本上陸)などが話題となった。  第一波SNSの頃は、MySpaceは登録したのみとしており、SecondLif

Well Done Basicの教材づくり・・・

 基本の基本からスタートするのが、Well Done Basic。カリキュラムは受講生のニーズに合わせたものを制作することにしている。よって、IT総論各論の入り口は、当然の如く、基本の基本。「電源なければ、ただの箱。」からスタートする。  その他、「ホテル文化と食文化」を履修する人は、代表的な五つ星ホテルの直営レストランの料理など、和洋中のスタンダードなものからスペシャルディナーなどを紹介し、食材の産地や調理法、味わいなどを解説する。  撮影に興味のある方で、実際にデジタ

デジタル覚醒・・・ICTに向けての第一歩

 ICTなどデジタル大嫌いで、関心を示したことがなかった人物が、あることをきっかけに覚醒し、にわかに「学び」への意欲が芽生えてきたのである。  あることとは、筆者主催「Well Done」への理解度を高める必要性を感じ、これまでの自分の考え方の軌道修正を決断し、苦手克服のために「学び」を選択したのであった。  よって、来週から筆者ののスパルタ教育を受講することになり、ICTの歴史を紐解きながら、各論はさておき、総論をしっかりと学んでいただければと考える次第。  人はある

News欄アクセス3千8百万件突破!

 ポータルサイト「The Rosetta Stone」は、1995年8月22日に筆者(D&L Research Inc.)が開設したポータルサイトである。開設から29年近く経つが、当時を思い出すと立ち上げには大変苦労した。  現在のNews欄はblog形式となっており、10年ほど前からアクセス管理をしている。アクセス総数は、本日付で38,419,645件。最近は、毎日2万件から多い時は6万件ほどのアクセスがあり、平均2万5千件としても、年間9,125,000件ほどのアクセス

DALL-Eが描く、火災現場。

 今回のテーマは、火災現場の炎や黒煙を、ChatGPTのDALL-Eが如何にリアリスティックに描くかの実験である  これまで、火災現場を直視したのは二度しかない。あっという間に炎が広がり、バリバリバリという音を立て崩れ去る家屋。かなり遠くに立っていたが、熱風がこちらへ迫ってくる。とても、恐ろしい光景であった。  これまで、DALL-Eを使用して、人物像と環境を変えた画像生成を試みてきたが、人物におけるプロンプトは大凡理解できたように思える。大切なことは、ディテイールを如何

ChatGPTにブログを書かせてはならない

 エッセイやコラムは、アナログな人間がいろんな発想を元に、テーマを絞り、考察を重ねて行く中で書き綴るものである。そこに、価値がある。  人は考え、そして構想を練り、テーマを絞り、そして筆を入れていく。そこで、感情のない生成AIを介して、時間短縮、仕事の効率化のために、人間の代わりにエッセイを書かせるなど、本末転倒としか言いようがない。  ChatGPTなどの生成AIは、行政の定型文書など、人の手がかかり過ぎるところを補完するために活用すべきであり、我々が日頃から執筆するエ

DALL-Eが描く、雨と少女。

 今回は、雨をいかにリアルに表現し、また、モデルの顔や首に降りかかる雨粒がリアルに描写できるの実験を行った。  雨の降り方も微妙に変えながら行ったが、雨の質感や雨粒が落ちる遠近感が出ていないような気がする。それに、皮膚に付着する雨粒も不自然なところもあり、ウルトラ・リアリティとは程遠いものとなった。  次回は、「It's raining cats and dogs.」をプロンプトに含めて実験してもいいかと思うが、基本から余りにかけ離れたことを行うと、素敵な映像は期待できな

DALL-Eが描く、SNS上のブロック。

 「SNSにおけるブロック基準」という記事を書いたものをChatGPTのDALL-Eに読ませて、そのイメージを生成させたのだった。  プロンプトに条件として「artistic」と「watercolor」をインプットしたところ、このような画像を生成したのである。  複雑に入り乱れたネット世界を席巻しているSNSのイメージであろうか。犯罪の温床ともなり得るSNSの世界を表しているのだろうか。  事件事故などの危険回避のため、水と油の人との接点を切るための手段としてのブロック

記憶の箱の空洞化

 記憶力にかけては、特に画像認識と記憶にかけては自信のある筆者であるが、これまで接点を持っていた人で、記憶に留まる人と記憶から消える去る人に分かれていることに気づかされた。  記憶に留まる人には善人と悪人が混在している。ただ、記憶から消え去る人は、何とか顔だけは思い起こすことが出来るが、名前はほとんど記憶の箱には入っていない。  記憶から消されていく人たちは、どのような接点を持っていた人だったのだろうか。諍いもなければ、特に親しくもない関係にて、目の前を通り過ぎていった人