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西田親生のAI実験室

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テキスト生成AIや画像生成AIなどのAI実験室として、その活用法を提供するマガジンとして書き綴ります。 ▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」 https://n… もっと読む
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#AI

時代は、変わる。

 世の中は、今や生成AIブーム。世の中を変えてしまう生成AIの大御所たる「ChatGPT」に関しては、それを操れなければ、先々、「しまった」、「損した」という人が必ず出てくるに違いない。  その根拠は、生成AIを操れるならば、次世代への波に上手く乗れるのだが、インターネット黎明期と同様に背を向けて仕舞えば、逆に、生成AIに操られてしまう時が必ずやってくるからだ。それでも構わないとなれば、それは多様化の時代であり全く問題はない。

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メディア比較と数遊び・・・

世の中は、クロスメディア時代へ。ポータルサイトとnoteの比較  筆者が1995年8月22日に立ち上げたポータルサイト The Rosetta Stoneとnoteのアクセス件数の比較をすることにした。  現在、The Rosetta StoneのBlog Newsでは、1日あたり1件のニュースをアップしているのに対して、noteでは1日あたり5件から8件ほどを目処にエッセイやコラムを投稿している。  前者の1日あたりのアクセス数は平均約40,000件、後者は1,700

アナログとデジタルの狭間で揺れる著作権の未来

 アナログな世界を考えると、写真、絵画、書、陶芸、ファッション、バッグやネクタイなどのデザイン、ポスターに掲載されるロゴマークやキャッチコピーなど、人の手によって制作されたもの自体に著作権が生じ、盗作や類似したものは許されず、著作権法によって保護される。  デジタルな世界においても、デジタルアートや写真、ロゴデザイン、アプリケーションソフト、OS、半導体設計図、都市計画図、建築構造設計図など、すべてに著作権が認められ、同様に著作権法により保護されている。  昨年より世界を

第2回 Well Done Basic(夜の部)

 先週の第1回 Well Done Basicでは、パソコンの基本構造とOS、アプリなどの総論を語った。今回の第2回は、インターネット黎明期から現在に至るまでの、ネット世界についての総論を語った。  筆者が公式ポータルサイトを構築したのが、1995年8月22日。今年の夏で、29年周年となる。長いようで、あっという間の時の流れに驚くばかりだが、今回の講義中にデジタル音痴と豪語していた研修生の目が光り始めた。  これまで、宇宙語のように聞こえていた言葉が、じわじわと体感するこ

Well Done Basicの教材づくり・・・

 基本の基本からスタートするのが、Well Done Basic。カリキュラムは受講生のニーズに合わせたものを制作することにしている。よって、IT総論各論の入り口は、当然の如く、基本の基本。「電源なければ、ただの箱。」からスタートする。  その他、「ホテル文化と食文化」を履修する人は、代表的な五つ星ホテルの直営レストランの料理など、和洋中のスタンダードなものからスペシャルディナーなどを紹介し、食材の産地や調理法、味わいなどを解説する。  撮影に興味のある方で、実際にデジタ

仕事も人生も、死に物狂い。

 ある人が、ポツリと言った言葉がすこぶる印象的であり、人生に対する真剣みが伝わってきたのであった。それは、「仕事も人生も、死に物狂い。」と言う語りである。この言葉は、心に刺さり、自己反省につながり、人生に一所懸命な姿を重きものとして受け止めた次第。  三大疾病を経験し、地獄のような病との闘いを制し、現在に至っている人である。筆者は大病の経験もなく、インフルエンザもコロナも感染したこともなく、病との闘いが如何なるものか正確には予測できないが、万が一、自分自身が三大疾病となれば

閃きは、1秒でも早く書き綴りたい。

 今回は、「note」における筆者スタンスの解説ともなるが、日頃からの拘りは「閃きは、1秒でも早く書き綴りたい。」と言うことである。  筆者のエッセイやコラムに関心のない方には、どうでも良い話である。また、毎日訪れて頂く読者の方々にとっても、1日あたりのコラムや生成AI実験など、情報過多となれば目障りになるのかも知れない。  ただ、筆者の性格上、善いいことは少しでも早く知らせたく、悪いことは間、髪を入れず、事件事故などに繋がらぬよう警鐘を鳴らすという、前職の癖が残っている

DALL-Eが描く、火災現場。

 今回のテーマは、火災現場の炎や黒煙を、ChatGPTのDALL-Eが如何にリアリスティックに描くかの実験である  これまで、火災現場を直視したのは二度しかない。あっという間に炎が広がり、バリバリバリという音を立て崩れ去る家屋。かなり遠くに立っていたが、熱風がこちらへ迫ってくる。とても、恐ろしい光景であった。  これまで、DALL-Eを使用して、人物像と環境を変えた画像生成を試みてきたが、人物におけるプロンプトは大凡理解できたように思える。大切なことは、ディテイールを如何

DALL-Eが描く、雨と少女。

 今回は、雨をいかにリアルに表現し、また、モデルの顔や首に降りかかる雨粒がリアルに描写できるの実験を行った。  雨の降り方も微妙に変えながら行ったが、雨の質感や雨粒が落ちる遠近感が出ていないような気がする。それに、皮膚に付着する雨粒も不自然なところもあり、ウルトラ・リアリティとは程遠いものとなった。  次回は、「It's raining cats and dogs.」をプロンプトに含めて実験してもいいかと思うが、基本から余りにかけ離れたことを行うと、素敵な映像は期待できな

記憶の箱の空洞化

 記憶力にかけては、特に画像認識と記憶にかけては自信のある筆者であるが、これまで接点を持っていた人で、記憶に留まる人と記憶から消える去る人に分かれていることに気づかされた。  記憶に留まる人には善人と悪人が混在している。ただ、記憶から消え去る人は、何とか顔だけは思い起こすことが出来るが、名前はほとんど記憶の箱には入っていない。  記憶から消されていく人たちは、どのような接点を持っていた人だったのだろうか。諍いもなければ、特に親しくもない関係にて、目の前を通り過ぎていった人

SNSにおけるブロック基準

 SNSが世界を席巻し、善きも悪しきも、我々の生活になくてはならぬコミュニケーションプラットフォームとして進化を続けている。しかし、完全無償でサービスが開始されたものの、広告減などの影響なのか、有償サービスを展開するところが出てきており、SNSの形態が徐々に変わりつつあるのが現状である。  そのSNSであるが、従来の固定電話や携帯電話通話などの常識を覆すほどに威力を増しており、近い将来、固定電話や携帯電話通話料など、国内を見回すと、このままの基本料金や通話料金、パケット料金

読者の方々へ、感謝。

 「note」始動から3年目を迎えて、週間及び月間のビュー数を確認し、これから先のビュー数のシミュレートを行った。  「note」を開始して初年度は10万ビュー数程度で、次年度は前年の2倍ほどになり、合計30万ビュー数となった。  「note」を活用するベテランの方々には敵うはずはないが、筆者なりにマガジンを作ったり、辛辣な記事から柔なエッセイまで工夫を重ね、現在では、一つの「形(かた)」ができたと考えている。  筆者の「note」への取り組みの目的は、「自己研鑽」を柱

ChatGPTの私設秘書的活用法

 本日は、筆者が普段からChatGPTを私設秘書のように使っている流を語ろうかと思い、日頃からの思いつきで申し訳ないが、以下、ご説明する次第。  テーマは、私設秘書として、日々執筆しているエッセイやコラムの文章を、ChatGPTに「評価」してもらうということである。よって、書き綴ったものを「note」にアップする前に、ChatGPTに評価してもらったものも、エッセイやコラムの最後に添付してアップすることになる。  よって、実際に「note」にアップしている『フォロワーが8

夢への執着・・・夢を諦めた瞬間に全てが消える

 起業という旅は、未知への一歩から始まる。筆者は、インタラクティブ・マルチメディアの可能性に賭け、熊本という地方都市で先端技術を駆使したビジネスを立ち上げた。この決断は、想像を絶するリスクとストレスを伴ったが、諦めずに突き進むことで、見えない敵との戦いではなく、自己との戦いであることを学んだのである。 <初期の挑戦>  初期段階では、天から星が降るかのような夢と期待で満ち溢れていた。しかし、現実は厳しく、先端技術の導入には莫大な費用が伴うことに。3D CG専用マシンやイン