美容院に行ったおかげで、ちょっと自信がついた

 私は、自信がない。そして、外に出るより、家で1人でいるのが好きだ。お昼寝してユーチューブみて、本読んだり、たまに、お掃除したり、そんな日々が好きだ。就職して、引っ越したら、コーヒーグッズ揃えたり、素敵な民具のお店に行ったり、カフェの隣にある雑貨屋で買い物したり、もっと部屋を愛でたいなとワクワクしている。海のあるまちに住んで、おいしいコーヒーのあるカフェを開拓して、アウトドアの個人店とかも宝探しみたいに見つけたいなって。お仕事も、海や山とか自然とたわむれることしたいなとか、民俗学とか人の暮らしとかフィールドワークしたいなとか、その2つが繋がる場所に行きたいなとか、ワクワク考えている。
 でも、人と関わることが怖くて、怯えている自分がいる。そんな自分が気になってしまうのは、心のどこかに、陽の光を浴びて、人と関わりたい自分がいるからだと思う。
 1人で登る山は、五感でちゃんと味わえるから好きだ。自分のペースで登って、林に包まれていて、色んな音がして、風に表情がある。みんなと登る山は、見晴らしのいいところや、頂上についたときの達成感をみんなで共有できる。
 山になんて、すっかり、登れそうにない、引きこもりな日常。
 甲府に行ったときに、かつて、私の大学生活のほとんどを爆語りした美容師さんのいる美容院へ行った。1年ぶりにお話して、私が元気か気にかけてくれて、応援してくれて、嬉しかった。夏、首回りが熱いと主張して、短めのボブに切ってもらった。ストレートもかけた。赤いワンピースに、短めのボブ、最高。夏休み、友達と会うのが楽しみ。こっちに遊びに来てくれたり、長野の千畳敷カールに行ったり、企てている。わー、楽しみだぁ。
 


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